コブラスネークヘッドの飼育方法とは？特徴やそのほかの種類についても紹介

コブラスネークヘッドは人工飼料を主食として与え、餌の食いつきが悪い時に生き餌を与えるようにすることがオススメです。生き餌はカエル、ミルワーム、コオロギなど幅広く食べてくれます。

幼魚の状態から飼育される方は、早く成長させたい方もいるでしょう。そういった際は生き餌を常に入れておくことで自由に餌を食べられるようにしておくことがオススメです。

しかしデメリットとして成魚になった際に人工飼料を食べなくなってしまう危険もありますので注意が必要です。

餌をあげる頻度は1日に1〜2回ほどに分け、餌を与えましょう。小さいうちは食いつきの良い生き餌をどんどん与えて成長させ、同時に人工飼料などにも慣らしていくことが必要です。

与える量は1〜3分ほどで食べ切れる量が適量になります。

コブラヘッドスネークは食欲旺盛な種類のため、すぐに餌を丸呑みします。そのためあまりにも大きい餌を与えてしまうと喉に詰まらせてしまいます。大きさには注意を払って食べさせてあげましょう。

生き餌を与えすぎてしまうと、人工飼料を食べなくなってしまいます。肉食魚専用のカーニバルなどの人工飼料を成長するにつれて与えることで慣れてもらうことが重要です。

生き餌ばかり与えてしまうと、栄養バランスがばらついてしまうので人工飼料のようなバランスの取れた食事を与えるためにも慣らしは必須です。

コブラスネークヘッドは縄張り意識を持っており、他の魚に対して攻撃的な態度を取ることも多いため、単独での飼育をオススメします。

混泳をさせたい方は、3匹以上での混泳を行うことで縄張り意識を分散させるなどの工夫をして飼育する必要があります。

また小型の魚では食べられてしまいますので、大型の魚である必要があります。大型の魚であってもタックルなど攻撃を行い、弱らせてしまう可能性があるため、混泳を行う場合は常に観察し相性を見極める必要があります。

混泳に適しているのは同種であるスネークヘッドの大型種になります。適していると言っても、固体によって攻撃性などは異なるため、十分に観察し相性を見極める必要があります。混泳する際は隔離用の水槽なども用意して臨みましょう。

混泳が失敗してしまった場合は、別の水槽に移すか水槽をセパレートしてあげる必要があります。攻撃性のない魚でも、ケンカしてしまうことがあるので相性をしっかりと見極める必要があります。

また別の水槽に移す際にも、大型の魚に適した水槽を複数用意しなければならなくなる可能性もあるため、別の水槽の場所なども検討した上で混泳に臨みましょう。

コブラスネークヘッドは病気にかかりにくい種類ではありますが、完治するまでに時間がかかります。病気にしないために掃除や水替えを行い病気を予防してあげることが重要です。

また低い水温で飼育していると活動が鈍ってしまい病気にかかりやすくなってしまいますので、水質、水温管理が重要です。

白点病は全身に白い斑点が現れてしまう病気です。原因となる白点虫は常在菌であるため対処ができません。白点虫は魚の表皮に寄生するため、虫が死滅したとしてもしばらくは白い斑点が残ってしまいます。

発症してしまった場合は水槽を移して、塩浴、薬浴をさせてあげましょう。

飼い始めの際など移動を伴い、弱っている時にかかってしまうことが多いので注意が必要です。また幼魚の際にもかかりやすいため水質の変化や水温の変化にも注意が必要でしょう。

魚を観察している際に、体を水槽の底などに擦り付けていた際には注意が必要です。水替え直後に、体表の粘膜が剥がれてしまいこの行動をすることもあるので見極めが大事です。

出典：海水魚の白点病｜しんせつ動物病院
参照：https://shinsetudoubutubyouin.grupo.jp/free534486

コブラスネークヘッドを飼育するうえで、大きくすることがモチベーションになる方もいるでしょう。大きく育てるためには成長期にどれだけたくさんの餌を食べられるかが重要になります。

個体によって、食べる餌の量が変わるので購入時に餌の食いつきなどを聞いておくなど確認しておくと良いでしょう。