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亀の甲羅が割れる・剥がれる理由と対処法|中身/穴/剥がす

更新日:2024年11月07日

亀の水槽を棚の上や、ベランダなどに置いていると、脱走して高い所から落ちてしまうこともあります。このとき、ある程度の高さがあると亀の甲羅が割れてしまう危険性もあります。万が一、亀の甲羅が割れてしまった場合はどうなるのでしょうか?

亀の甲羅が割れる・剥がれる理由と対処法|中身/穴/剥がす
亀の甲羅は掃除をしないとコケなどが生えたりしてしまうことがあります。亀にとって、衛生的に良くないので、甲羅も綺麗にしてあげる必要があります。

甲羅が汚れる原因は水質の悪さと、日光浴不足です。水質を綺麗に保っていれば、亀が日光浴をすることでコケは除去できます。しかし、水質が悪いと日光浴では落としきれないコケが付いてしまうことがあります。

また、日光浴ができるスペースや、日光が当たらない場所で飼育していると、十分な日光浴ができずにコケが付いてしまうことがあります。

甲羅を磨く

亀の甲羅掃除と言えば、歯ブラシです。歯ブラシで甲羅を磨いてあげましょう。できれば新品の歯ブラシよりも使い古した歯ブラシの方が毛が柔らかくて甲羅掃除に適しています。

甲羅は硬いので丈夫と思っている人は多いです。しかし、甲羅はデリケートな物で傷が付きやすいです。甲羅に傷が付くと菌が繁殖しやすくなってしまいます。なので、タワシなどでゴシゴシ磨くようなことをしてはいけません。

イソジンを使う

基本的に水と柔らかいブラシで優しく磨いてあげれば甲羅は綺麗になります。しかし、コケが付いてしまったりすると、なかなか綺麗にならなかったりもします。そのようなときはイソジンが有効です。

イソジンにはヨウ素が含まれています。このヨウ素にはコケに対する殺菌効果があります。イソジンで甲羅掃除をするときは、まず甲羅を乾かしましょう。そして、10倍に薄めたイソジンをコケの生えている部分に塗って、乾くまで日光浴をさせます。イソジンの色が甲羅に付くことがありますが、たいていは自然と治っていきます。イソジンの濃度には注意してください。

また、イソジンを塗ったときには、亀の口に入らないように注意してください。また、水槽に戻す前には軽く水で洗い流してあげましょう。

亀の甲羅を剥がす方法

亀の甲羅の表面を強く擦ったりすると、薄く剥がれたりすることがあります。しかし、亀の甲羅は剥がしてはいけません。先に述べた通り、亀の甲羅は背骨が通っています。また、その背骨と皮膚はくっついています。さらにその皮膚の内側は、当然ながら内臓が詰まっています。

亀の甲羅が割れてしまったとき

亀は意外と動きます。油断していると水槽から脱走するということもあります。なので、水槽を棚の上に置いていたり、ベランダなどで飼育していて、脱走されたときには高い所から落ちてしまう可能性もあります。

高い所から落ちれば丈夫な甲羅であってもさすがに割れてしまいます。亀の甲羅が割れてしまうと、皮膚や、場合によっては内臓がむき出しの重体となってしまいます。内臓がむき出しになってしまうと感染症の危険もあります。すぐに病院へ連れていきましょう。

病院に連れて行けば、傷を消毒して、甲羅が回復するまでの仮の甲羅を用意してもらえます。

亀の甲羅が柔らかい理由

丈夫な亀の甲羅がデコボコしていたり、触ると柔らかくなっているときがあります。これも甲羅の病気にかかっている可能性があります。

生後1年未満の子供の亀がなりやすい病気です。主な原因はカルシム不足です。症状がひどくなると、甲羅が歪んでしまったり、その歪んだ甲羅で手足が変形してしまったりなどします。

甲羅が自然と剥がれてくるので脱皮のようにも思えますが、脱皮の場合は剥がれた下の甲羅は綺麗なはずです。しかし、病気によって甲羅が剥がれたときは甲羅が傷んでいるのでボロボロになっています。

最後まで面倒を見てあげよう

亀は長生きです。なので、飼育を始めると長い間、お世話をすることになります。亀の体調管理は基本的に甲羅を見て行うことになります。甲羅に異常があった場合は病気の疑いもあるので、すぐに対処してあげましょう。

また、病気にならないように、普段から水質や日光の当たり具合にも注意してあげましょう。亀は意外と動くので、油断していると水槽から脱走してしまうこともあります。そのときに落下事故などが起きないように、水槽の場所にも注意が必要です。

野生の亀であれば自分で餌を取ることができます。しかし、飼育された亀はお世話をしてもらわないと生きていけません。なので、一度飼育を始めたら、最後までちゃんとお世話をしてあげましょう。

初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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