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亀はなぜ両生類ではなく爬虫類なのか・種類|呼吸/リクガメ

更新日:2024年11月08日

「亀は両生類では」と思っている方もいるのではありませんか。実は亀は爬虫類です。この記事ではのある爬虫類「亀」を中心に両生類と爬虫類の特徴の違いや、亀のたくさんの亀の種類を紹介しています。爬虫類ファンの方、亀を飼おうと思っている方、ぜひ読んでみてください。

亀はなぜ両生類ではなく爬虫類なのか・種類|呼吸/リクガメ

ウミガメ

南国に行くとウミガメの産卵、スキューバダイビングで海に潜っている時に悠々と泳いでいるウミガメに出会ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウミガメは、ハワイをはじめとするポリネシアでは「ホヌ」と呼ばれていて、海の神様、長寿や幸福の象徴とされ、大事にされています。ウミガメは地球上で8種類生息しています。それでは、ウミガメの種類をいくつか紹介します。

タイマイ

熱帯および亜熱帯にあるサンゴ礁がある地域に生息しています。タイマイは日本の沖縄でも産卵が見られるウミガメの1種ですので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。主な餌はカイメンです。

アカウミガメ

ウミガメの種類の中では育てやすく、日本の水族館で見られるほとんどが、このアカウミガメです。産卵地として屋久島などが有名です。クラゲやカニ、イカ、魚などを餌とします。

アオウミガメ

海藻が生繁っている穏やかな海に生息していて、その海藻を餌としています。日本でも屋久島や小笠原諸島で見られます。

ヒメウミガメ

熱帯の海に生息していて、甲殻類や軟体動物を餌としています。ヒメウミガメは「アリバダ」という現象を起こすウミガメとしても有名です。

「アリバダ」とは、数千から百万個体以上のウミガメが一斉に上陸し、産卵をする現象のことを言います。主に雨季に見られ、数日から十日以上続くこともあります。

このヒメウミガメと同じように「アリバダ」という現象を起こすウミガメには、ケンプヒメウミガメがいます。

オサガメ

オサガメは最大のウミガメの種類です。回遊性が大きく、遊泳力に優れているため、他のウミガメのようにフジツボなどが付着することはありません。

熱帯から温帯にかけての外洋に生息していて、日本の奄美大島でも産卵の例があります。主にクラゲを餌としますが、甲殻類や軟体動物、魚なども食べます。

ヒラタウミガメ

オーストラリア北部やインドネシアなどの海域に生息しています。このヒラタウミガメの特徴は甲羅にあります。甲羅は平坦ですが、縁だけが上側に反っている姿をしています。

主にイカやナマコ、クラゲなどを餌としています。このヒラタウミガメが日本で観測された例はありません。

クロウミガメ

メキシコ東部の沿岸やガラパゴス諸島、ハワイなどに生息していますが、日本でも西表島などで観測された例もあります。主に海草や海藻を食べます。

亀と蛇はなぜ爬虫類なのか?

爬虫類の代表的な生物に「亀」と「蛇」が挙げられます。特に「亀」は水辺に棲んでいたりするので、読者の中には「亀は爬虫類なの」との疑問がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。先ほども「爬虫類」の特徴を2点記しましたが、ここではもっと詳しく紹介します。

学生時代に理科で勉強したのを覚えていますか。脊椎動物の進化系統で3番目に登場するのが、この「爬虫類」です。まず初めに「魚類」、そして「両生類」「爬虫類」と続き、「鳥類」そして私たち「哺乳類」というように5種類があります。

「爬虫類」は石炭紀という時代に出現し、中生代に繫栄した動物群です。中生代とは約2億5000万年前から約6600万年前までの期間で、三畳紀、白亜紀、ジュラ紀があります。これらの時代を耳にすると、爬虫類最大最強の動物「恐竜」が思い浮かぶ方も多いでしょう。
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初回公開日:2018年02月03日

記載されている内容は2018年02月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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