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亀はなぜ両生類ではなく爬虫類なのか・種類|呼吸/リクガメ

更新日:2023年12月06日

「亀は両生類では」と思っている方もいるのではありませんか。実は亀は爬虫類です。この記事ではのある爬虫類「亀」を中心に両生類と爬虫類の特徴の違いや、亀のたくさんの亀の種類を紹介しています。爬虫類ファンの方、亀を飼おうと思っている方、ぜひ読んでみてください。

亀はなぜ両生類ではなく爬虫類なのか・種類|呼吸/リクガメ

「爬虫類」にはどんな生き物がいるの?

爬虫類は進化の過程で、皮膚を保護するために鱗を持つようになり、地上に卵を産み、生活の場を陸上に移しました。今では陸上のどんな場所でも生活できるようになり、その形態はさまざまなものとなりました。

現在も存在している種は「カメ目」「ムカシトカゲ目」「トカゲ目」「ワニ目」に分けられています。

「カメ目」ではその名のとおり「亀」、「ムカシトカゲ目」ではニュージーランドで生き残っている「ムカシトカゲ」、「トカゲ目」では私たちでもよく目にする「トカゲ」、「トカゲ亜目」になると「イグアナ」や「カメレオン」、そして「ワニ目」では「クロコダイル」などをはじめとする「ワニ」が代表的です。

「亀」が持つ爬虫類の特徴

亀の皮膚をじっくりと見てみたことはありますか。観察してみると鱗があることがわかるのではないでしょうか。また、ほとんどの亀の甲羅は鱗が身を守るために硬化したものとされています。「鱗がある」というのは爬虫類の特徴の1つです。

そして、亀は陸上に卵を産みます。あの生活の場を海中に求めているウミガメでさえ産卵のために砂浜に上がり、産卵することはご存知でしょう。「陸上に産卵する」のも、両生類にはほとんど見られない、爬虫類の特徴の1つです。

さらに、卵からかえってすぐに肺呼吸を始めます。肺呼吸により陸上での生活を可能にしました。幼生時代には水中でエラ呼吸をしている両生類とは一線を画す爬虫類の特徴です。

「蛇」が持つ爬虫類の特徴

蛇を毛嫌いする方も多いのではないでしょうか。見るのもはばかられるという方もいらっしゃるでしょう。しかし、蛇をよく見てみると体表が鱗に覆われていることがわかるでしょう。爬虫類の特徴の1つです。

もちろん、陸上に卵を産むという、両生類とは異なる、爬虫類の特徴を持ちます。そして生まれながらにして肺呼吸をするという点でも、両生類とは異なる、爬虫類の特徴を持っています。

ちなみに、蛇は爬虫類の「トカゲ目」に属しています。大型のものは「ニシキヘビ」「アナコンダ」などが体長5mを超えるものもあり、「メクラヘビ」などは体長15cm前後と超小型です。

ペットとしても大の「亀」

亀は両生類ではなく、爬虫類だとわかっていただけたでしょうか。爬虫類と両生類を比較して、爬虫類の特徴などを紹介しました。また、亀に焦点を当て、その種類をいくつか紹介しました。

亀特有のゆったりとした動きや歩み、しぐさなどに心癒される方も多いでしょう。それゆえ、ペットとしても亀はのある爬虫類です。

爬虫類ファンの方は、自分だけが飼っているというような希少な爬虫類を飼いたいと考えるでしょうが、爬虫類初心者にはともて育てやすいリクガメなどの種類の亀がいますので、です。

私たちに癒しを与えてくれる爬虫類の「亀」、機会あれば飼育してみるのも良いのではないでしょうか。

初回公開日:2018年02月03日

記載されている内容は2018年02月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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