ミツユビハコガメの飼育方法|餌やケージなど飼育に必要なものや特徴について
更新日:2024年07月08日
湿度の低下に注意する
ミツユビハコガメは見た目はリクガメに似ていますが、れっきとしたヌマガメなので、湿度管理は重要です。保湿性のある床材、2ヶ所以上の水入れの設置、毎日の霧吹きで湿度の低下を防ぎましょう。とくに幼体には注意が必要です。
定期的に甲羅を洗う
カメを清潔に保ち、皮膚炎を防ぐためにも、定期的に体全体を洗います。普段の水浴びでは甲羅は水に浸かりませんから、甲羅は清潔なスポンジなどで洗いましょう。その際、カメを溺れさせないよう気をつけてください。
月に2回くらいのペースが基本ですが、冬場は水温が下がり、カメも代謝が低くなっているので、無理に洗わなくてもかまいません。洗う場合は30℃くらいのお湯を使い、バスキングライトでよく体を乾かします。
月に2回くらいのペースが基本ですが、冬場は水温が下がり、カメも代謝が低くなっているので、無理に洗わなくてもかまいません。洗う場合は30℃くらいのお湯を使い、バスキングライトでよく体を乾かします。
ミツユビハコガメの入手に関して
ミツユビハコガメ 2020CB
— さくら工房~カメの販売・繁殖〜 (@sakurakoboh_) October 19, 2020
スポット多くてこちらもキレイです!販売しますのでご興味ある方はぜひDMよろしくお願い致します, pic.twitter.com/kCkvg9rjK3
ミツユビハコガメは、かつては野生の個体が安価で購入できました。しかし、ワシントン条約でⅡ類に指定されてからは、販売される個体のほぼ100%人工繫殖のものになり、カメとしては高価です。
さて、その値段ですが、甲長10cm以下の幼体で3~6万円、成体は10~15万円程度です。
購入できる場所として、ペットショップや熱帯魚店、ネット通販などが普通です。時期が適当なら東京・大阪を中心に全国で開催されているペット即売会を訪ねてみるのもいいかもしれません。
出典:ワシントン条約(CITES)|経済産業省
参照:https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/index.html
ミツユビハコガメを飼う場合は飼育方法を理解しておこう
ミツユビハコガメの産卵は順調に進んでます。その中でもこの子の産卵は格別の喜びが。23年前から産み始め、以降ほぼ毎年産卵。産まなかったのは2回位かな。アメハコの素晴らしさや繁殖の楽しさを教えてくれた子です。希少種や極美個体の飼育は楽しいですが、それとはまた違った喜びがあります。 pic.twitter.com/0iCEafOHvM
— 和象亀 (@wazouki) June 13, 2022
ミツユビハコガメはリクガメに近い生活をしていますが半水棲のヌマガメです。かつては安価だったこともあり、個体によって甲羅の模様や体色が様々で人気を集めてきました。現在でも、とても人気のあるカメです。
この種のハコガメは多湿な環境を好んでいるので、乾燥には注意が必要ですが、餌は人工餌や昆虫、果物などなんでもよく食べるので、飼い方は難しくありません。飼育方法を理解しておけば、初心者にも飼いやすいカメです。
初回公開日:2022年06月24日
記載されている内容は2022年06月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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