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スッポンの飼育方法とは?食べる餌や必要な物についても詳しく紹介

更新日:2024年01月19日

スッポンの正しい飼育方法とは、どういったものなのでしょうか。本記事では、スッポンの生態や、その生態に基づいた適切な飼育用品、飼育方法などを紹介します。スッポンの生態や飼い方に興味があるという方は、ぜひチェックしてください。

スッポンの飼育方法とは?食べる餌や必要な物についても詳しく紹介
「スッポンを飼ってみたいけど、飼育方法がわからない」
「スッポンの上手な飼育方法が知りたい」
「事前にどんなものを揃える必要があるの?」
初めてスッポンの飼育を考えている方には、沢山の疑問や不安があるのではないでしょうか。

本記事では、スッポンの生態や種類に加え、飼育方法、餌をはじめとした飼育に必要なものを紹介しています。

この記事を読むことで、スッポンについての知識や飼育方法についての知識を得ることができます。その情報をもとにしてスッポンの飼育に取り組むことができるため、より適切な飼育方法を実践することができるでしょう。

スッポンについて知りたい方やスッポンの飼育を検討している方は、ぜひこの記事をチェックしてください。

スッポンとは?

スッポンは、爬虫綱カメ目スッポン科に属しています。カメの仲間ですが甲羅は平たく、柔らかい皮膚に覆われていることが特徴です。

これから、スッポンについて詳しく紹介していきます。

スッポンの生態

スッポンは河川や池、湖池などに生息する、ほぼ完全に水生の生物です。産卵時以外は水辺から離れることはありませんが、日光浴を好みます。

基本的には肉食性で、貝類や魚類、昆虫類など様々な動物を捕食します。飼育下では雑食性になり、植物食も摂食が可能です。

スッポンの大きさや性格

甲長は20~25cmほどで、35cmほどまで大きくなることもあります。オスの方がやや大きいです。

かなり臆病な性格で、普段は水底や川岸のくぼみに隠れて生活しています。音に敏感で、物音に反応してすぐに逃げ出すほどです。

スッポンの寿命

スッポンの寿命は明確には分かっていません。平均して30年ほどですが、長寿のスッポンになると100年ほど生きる個体もいます。寿命には個体差がありますが、基本的に長寿な生き物です。

スッポンは混泳できる?

スッポンは混泳には向いていません。基本的に肉食性で噛みつき癖があるため、混泳をさせると問題が起きてしまう可能性があります。スッポンを飼育する際には、単独飼育を前提に考えるのが良いでしょう。

スッポンを飼うのに許可は必要?

スッポンは噛みつく危険性のある生物ですが、飼育するために特に許可は必要ありません。

特定動物に指定されている動物については、愛玩目的で飼育することは禁止され、飼育するためには許可が必要になります。カメの仲間で特定動物に指定されているのは、カミツキガメ科に属しているカメのみです。

出典:環境省_特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について [動物の愛護と適切な管理]|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/danger.html

出典:環境省_特定動物リスト [動物の愛護と適切な管理]|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/sp-list.html

スッポンの種類

一口にスッポンと言っても、種類は細かく分類することが可能です。海外からやってきた外来種もいれば、日本に昔からいる在来種も確認されています。

ここでは、スッポンの種類をいくつか紹介していきます。

シナスッポン

シナスッポンは、キョクトウスッポン、二ホンスッポンとも呼ばれる種類です。日本に昔からいる在来種で、同じ種類が中国にも生息しています。しかし、近年は外来種の増加などが原因で、野生のシナスッポンの姿が見られる機会は減少傾向です。

スッポンといえば食用としても有名ですが、シナスッポンは食用にされることも多い種類です。養殖場でも沢山育てられています。
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初回公開日:2022年06月01日

記載されている内容は2022年06月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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