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アメフクラガエルの特徴7つ|飼育に必要なもの5つ

更新日:2024年11月08日

アメフクラガエルは、愛嬌たっぷりの見た目と可愛らしい仕草でテレビやネットでも紹介されており、日本でもが高いです。今回の記事ではアメフクラガエルの行動性や食性といった特徴や、飼育の際の気をつけたいポイントや用意するべき用具を詳しくご紹介します。

アメフクラガエルの特徴7つ|飼育に必要なもの5つ

アメフクラガエルは可愛すぎると

皆様はアメフクラガエルを知っていますか。ふっくらした体型と短い四肢で体をかくような愛嬌のある仕草が可愛らしいフクラガエル科に属するカエルです。

サイズも小さめで両生類が苦手な方でも飼いやすく、テレビやネットで紹介されたこともあり非常にが高い種類です。今回の記事では、アメフクラガエルの特徴や飼育の方法を詳しくご紹介します。

アメフクラガエルの特徴8つ

アメフクラガエルは、日本で一般的に見られる半水棲のカエルと違って地中性のカエルです。大半の期間を地面に潜って生活するため水分をあまり必要とせず、食事の頻度も少ない特徴があります。

それゆえ日本の住環境でも比較的飼いやすい種類でしょう。ここでは、分布や大きさ寿命や行動性などに分け、アメフクラガエルの特徴を解説します。

特徴1「分布」

アメフクラガエルは南アフリカ、ボツワナ、アンゴラなどのアフリカ南部に生息するフクラガエル科の属する生物です。

主に乾燥した草原や森林などの土壌に穴を掘って、大半の期間を地中で生活し、雨が降ったり食料が少ないと地上に出てくることもあります。生息域の関係で乾燥に強く、日本で見られるカエルとは違い表皮の湿度があまり高くないことも特徴です。

特徴2「大きさ」

カエルは種類や個体によって大きさにばらつきの多いことも特徴の生物であり、大型のものでは20センチを越え、体重も2kgを越えるものも生息するほどです。

アメフクラガエルはやや小型で個体ごとのサイズのばらつきも少なく、3センチから6センチと手の平に乗せられる程度の大きさです。

産まれたおたまじゃくしは卵の中で成長し、孵化したときはすでにカエルの姿をしています。

特徴3「食性」

アメフクラガエルは地中で活動する小さな昆虫を食料とし、主にシロアリなどを好んで食します。小型のこおろぎやローチなども食べ、これらの昆虫は日本でも入手しやすいでしょう。

比較的口が小さいため、あまり大きすぎるサイズの昆虫は食べられません。個体の大きさにもよりますが、市販の活餌として売られているこおろぎなどで言うと1令サイズやSSサイズが捕食対象の目安になります。

特徴4「寿命」

寿命の年数については一般的なカエルよりやや長く、通常のカエルの寿命が5年程度なのに対してアメフクラガエルは最長で10年程度生きることもあります。

環境の変化や、大型の爬虫類などの捕食対象に襲われる危険の少ない地中で過ごしていることも比較的長寿命の理由でしょう。それゆえ、日本の環境でも設備を整えてあげれば飼育管理は比較的やさしい部類と言えます。

特徴5「行動性」

アメフクラガエルはたいてい土の中に潜っているため、水棲のカエルのような水かきはなく、手足は短いことが特徴です。

また、飛び跳ねることはめったになく、水面を泳ぐこともほぼありません。むしろ水は苦手と言えるでしょう。

小型の両生類の例に漏れず警戒心は比較的強く、威嚇する場合は空気を吸い込み、体を膨らませることがあります。これは自分の体を少しでも大きく見せるためと言う説が一般的です。

特徴6「鳴き声」

アメフクラガエルは、威嚇時などにまれに声を出すことがありますが、基本的にはほぼ鳴かず、鳴いたとしても非常に小さな声であることも特徴です。

日本の池や水田などに生息する一般的なカエルよりやや高く短く鳴き、こすりあわせたような「キュー」または「グエ」と言った鳴き声を出すことが一般的です。

鳴く頻度も低く声も小さいため、気づかない場合も多いでしょう。
次のページ:アメフクラガエルの飼育に必要なもの5つ

初回公開日:2018年09月22日

記載されている内容は2018年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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