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アカメアマガエルの飼育についてや注意点とは?餌や必要なものについても紹介

更新日:2024年07月09日

「森の妖精」と呼ばれるアカメアマガエルについてご存知でしょうか。鮮やかな見た目で、派手なカエルが好きな方にはたまらない種類です。この記事では、アカメアマガエルの生態や飼育方法について詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

アカメアマガエルの飼育についてや注意点とは?餌や必要なものについても紹介
「アカメアマガエルの生態が知りたい」
「アカメアマガエルはペットにできる?」
「アカメアマガエルの飼育に必要なものを知りたい」
このように、アカメアマガエルについて気になっていることはないでしょうか。

カラフルなお菓子のような見た目のアカメアマガエルは、「森の妖精」と呼ばれています。

アカメアマガエルは、図鑑にも載っていることが多く、爬虫類好きに人気の高い種類です。

今回は、そんな魅力いっぱいのアカメアマガエルの生態や性格などの基礎知識から、飼育方法まで詳しく紹介しています。さらに飼育するときの注意点や入手方法についても解説しています。

アカメアマガエルの飼育を検討している方は、ぜひこの記事をチェックして参考にしてください。

アカメアマガエルの特徴とは?

アカメアマガエルは、アマガエル科アカメアマガエル属に分類されるカエルの1種です。

欧米では、日本よりも前からペットとして愛されていました。学名は、「Agalychnis callidryas」で「赤い花の咲く美しい木の妖精」という意味を持つ、美しい見た目をしたカエルです。

ここからは、より詳しいアカメアマガエルの生態や特徴について紹介していきます。

アカメアマガエルの生態

アカメアマガエルは、メキシコやグアテマラなどの中南米に生息しています。

湿度の高い熱帯雨林や二次林などを好みます。

カエルといえば水辺のイメージが強いですが、アカメアマガエルの場合は、基本的に樹木や低木の上で生活をする樹上性です。

そのため、ツリーフロッグと呼ばれることもあります。

アカメアマガエルの特徴と性格

アカメアマガエルは、赤い目玉に縦長の黒目が特徴です。

瞼には金色の網目模様が入っており、体全体は黄緑色、脇腹には青色と黄色の縞模様があります。手足や吸盤はオレンジ色で、派手な見た目をしています。

カラフルな生き物は毒を持つことが多いとされますが、アカメアマガエルの場合は毒を持っていません。さらに、大人しく臆病な性格のため、捕食対象にされることが多いです。襲われそうになったときには、目を見開き体を広げて敵が驚いている間に逃げます。

雨季になると繫殖期に入り、オスが「ゲコッ」と鳴き始めます。鳴き声は小さいため、そこまでうるさいと感じることはありません。

アカメアマガエルの寿命

アカメアマガルの平均寿命は、野生下で5年~7年ほどです。

環境の変化に敏感でとても繊細な生き物です。ペットとして飼育する場合は、湿度と温度管理が寿命を左右するほど重要になります。

アカメアマガエルの飼育に必要なもの

アカメアマガエルは特徴や生態などに個性があります。しかし、いざ飼育するとなると、具体的に何が必要なのか分からない方も多いでしょう。

ここからは、アカメアマガエルの飼育に必要なものを7つ紹介していきます。

適切な環境を整えるためにも、チェックしておきましょう。
  • ケージ
  • 水入れ
  • 床材
  • 照明
  • 観葉植物
  • 温湿度計
  • パネルヒーター

ケージ

アカメアマガエルは、植物の上で暮らす樹上性であるため、ケージには高さのある蓋付きタイプを用意しましょう。上下の移動距離が大きく、吸盤でガラス壁を登ることもできるため、低いケージや蓋のないケージでの飼育は脱走の恐れがあります。

ケージにはプラスチックやアクリル、水槽タイプなどがありますが、いずれも高さと蓋があれば飼育に支障はありません。

サイズは、縦横30cmで高さ45cm以上のものを目安に選びましょう。

湿度が高い環境で飼育するため、蓋はステンレスのメッシュタイプや、プラスチックの穴空きタイプなどの通気性が良いものがおすすめです。

水入れ

水入れは、アカメアマガエルが体の乾燥を防ぐだけでなく、ケージ内の湿度を保つためにも必要となります。

専用の水入れもありますが、市販のタッパーでも問題なく使用できます。使用する水はカルキ抜きしたものにしましょう。

注意すべきなのが、アカメアマガエルは樹上性であるため、泳ぎが得意ではないという点です。万が一溺れることのないように、足が浸かる程度の水入れにしましょう。
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初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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