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おたまじゃくしの飼育方法とは?食べ物を与える時に気を付けたいことを紹介

更新日:2024年01月26日

あなたはおたまじゃくしについて詳しく知っていますか。本記事では、おたまじゃくしの採取の方法から飼い方まで詳しく紹介します。おたまじゃくしが変態してカエルに成長するにつれての変化の過程などもわかりますよ。ぜひ最後までお読みください。

おたまじゃくしの飼育方法とは?食べ物を与える時に気を付けたいことを紹介
おたまじゃくしは、歯で削るようにエサを食べるため食べやすさを考慮しましょう。やわらかくしないと食べられません。口も下向きについているので、沈みやすいものである必要があります。

野菜なら沈みやすくてやわらかいゆで野菜、人工飼料ならふやかしてやわらかくなったものなど、固いものをあげないよう注意が必要です。

また、水質にも気を付けましょう。食べ残しは水を汚す原因となります。与えすぎに注意をして、食べ残した場合はこまめに取り除くことをおすすめします。

雑食性なので、植物性のものも動物性のものもよく食べるでしょう。両方与えた方が、元気なおたまじゃくしに成長します。

水槽の底に水草を入れておくとエサにもなるのでおすすめです。エサの時間以外でも食べられるので、栄養不足の解消に役立ちます。

おたまじゃくしに足が生えてきたらどうすればいい?

足が生えるなどだんだん変態しはじめたら、呼吸もエラ呼吸から肺呼吸へと変化します。そのため、陸上に上がれるように陸地をつくってあげる必要があります。

歩いて上陸できるように、陸地までを砂や小石などを使って傾斜をつくってあげましょう。

また、おたまじゃくしのときは雑食性でなんでも食べますが、カエルになると、動物性の物へと食べるものも変化します。

おたまじゃくしの飼育はそれほど難しくはありませんが、カエルになると飼育難易度は一気に上がり、食べ物も昆虫などの生きたエサが必要になるのです。

生きたエサを常に用意できないのであれば、元の場所に戻してあげることも考えた方がいいのではないでしょうか。そのほうが、カエルにとっても幸せです。

おたまじゃくしを飼育する時の注意点

おたまじゃくしは上下運動が苦手なので、水位は浅めのほうがいいです。また、水の温度は25℃前後が飼育に適しています。直射日光があたる場所は避け、水温の上昇に気を付ける必要があります。

水かえは、3~4日に1回程度は行いましょう。水道水を使う場合は必ずカルキを抜き、一気に水をかえてしまうのではなく、半分程度かえるなどおたまじゃくしにストレスを与えないようにする必要があります。

水の汚れを気にするのであれば人工飼料がおすすめですが、たまには他のものを食べさせるなど、栄養バランスに気を配る必要があります。

過密状態でおたまじゃくしを育てると、共食いの可能性があります。そのうえ、病気などが伝染してしまう可能性もあります。過密状態で飼育するのは避けましょう。

おたまじゃくしについて知って適切に飼育しよう

おたまじゃくしを飼育するのはそれほど難しくありません。成長するにつれ変態するので、日々、変化の過程を楽しむこともできるでしょう。

しかし、いつまでもおたまじゃくしのままでいてくれるわけではないので、成長に合わせて飼育環境やエサを変えていく必要性がでてきます。

成長してカエルになると飼育難易度は一気に上がります。水槽内に陸地を作る必要があったり、生きた昆虫などを与える必要があったりとおたまじゃくしのときのようにはいきません。

飼育する自信がない場合は、元の場所に戻してあげるほうがカエルにとっても幸せです。なごりおしいかもしれませんが、大切に育てたおたまじゃくしの幸せを考えてあげましょう。

初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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