アカハライモリを飼育する方法は？必要なものや餌についても紹介

水替えの頻度やタイミングですが、できるだけ週に2回はやりましょう。しかし、普段から糞や餌の食べ残しをピンで除去したり、水草や床材やエアーポンプなどの道具が揃っている場合は、水替えするタイミングは延ばしてもいいでしょう。

アカハライモリは気温が10℃以下になると陸地に上がり、落ち葉などの下で冬眠します。 冬眠させたくない場合は、ヒーターを10℃以上設定しましょう。道具を使うことにより、アカハライモリが生活しやすくなるでしょう。

アカハライモリにとって、冬眠して冬を越すというのは本能でしょう。冬眠することによって繁殖期を迎えます。

しかし、水槽の中で温度を下げることは難しいです。やり方としては、5℃程度であまり温度の変化しないところに飼育スペースを移しましょう。

水草をたくさん入れてそこに水を含ませてから、その中にアカハライモリを入れてあげてください。冬眠に成功すれば、それが引き金になって一気に繁殖します。

水槽には陸上と水場が必要になります。ですが、そこまで明確に陸地や水場を作ってアクアテラリウムにしなくても大丈夫です。陸地には水に浮かぶものをのせればいいでしょう。

水場の深さは15～25cm程度が基本です。ただし、水場は深くしたほうが水温も水質も安定します。また、万が一水が蒸発するような事故も防げるので安心です。

ここでは、アカハライモリがほかの生き物と混泳できるか解説していきます。アカハライモリがどの生物と混泳できるか分かることで、飼育しやすくなるでしょう。今回はそれを踏まえた上で、混泳する際の注意点を分かりやすく説明しますので是非役立ててください。

アカハライモリは基本的に肉食なので混泳には不向きです。小さな魚などを捕食してしまったり、そもそも生活環境が違うのでほかの魚との飼育は向いていないでしょう。

そのほかの両生類も入れてしまうと、傷つくことがあるので注意が必要です。また、混泳させる際には複数のアカハライモリを入れることをおすすめします。

アカハライモリの飼育方法は理解できたでしょうか。餌の与え方や環境づくり、混泳させていい生き物が分かると、飼育する上で役に立つことでしょう。

また、アカハライモリの採取方法や特徴が分かれば接し方もある程度分かるので、手懐けやすくなります。アカハライモリを育ててみたいと思っている方は、今回紹介した方法を活用して是非役立ててください。