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犬と猫を飼う方法5つ|仲良く同居させるにはどうすればいい?

更新日:2024年11月20日

犬と猫を飼う時に重要なことは何なのか。基本的に知っておかなければならない性格の違いから必要な生活環境の違い、それぞれが飼い主に求める安心感の違いを知り、ストレスや敵対心を抱かせずにすむ方法、飼う順番、状況に合わせた注意点を紹介する。

犬と猫を飼う方法5つ|仲良く同居させるにはどうすればいい?

犬と猫を仲良くさせる方法1:喧嘩をした時はどちらの味方にもならない

犬と猫が喧嘩をしたとき、どちらかの味方をするようなことがあってはいけません。犬も猫も、家の中では飼い主から寝床やエサをもらい、生活を飼い主に頼って生きています。

どちらか一方を閉じ込めて一方だけの世話を焼いたり、片方だけを叱ったりするようなことがあれば、生活そのものが脅かされていると捉えられかねません。飼い主との信頼関係や、犬と猫の関係を悪化させる恐れがあります。

喧嘩をした時はしつけをしようとしたり、飼い主が介入することはやめましょう。

犬と猫を仲良くさせる方法2:喧嘩をした時はそれぞれのテリトリーで過ごさせる

犬と猫がけんかをした時は、それぞれのテリトリーに離すのが良いやり方です。まずは少し様子を見て、お互いを傷つけかねないようであれば、黙ってそれぞれのテリトリーに入れましょう。

犬も猫も縄張り意識があり、猫はあまり喧嘩をしませんが、猫同士でもテリトリーをおびやかされる危険を感じた時は喧嘩をします。

お互いのテリトリーがきちんと確保されていることを確認させるのが、犬も猫も最も安心感が得られます。

犬と猫を仲良くさせる方法3:無理に仲良くさせようとしない

犬と猫を飼う場合、人が仲良くさせようとしてなるものではありません。とても仲良しになる犬と猫もいますが、それはその犬と猫の相性や性格によるところが大きいです。

ひと口に犬と猫を飼うといっても色々なパターンがあり、迎え入れた年齢や順序、種類や生育環境も大きく関係します。

基本的には異なる生き物ですので、同居に失敗してしまえば体調を崩したり攻撃し合ったり、不幸な関係になりかねません。それぞれのペースを守った生活ができれば、同居は充分に成功と言えます。

犬と猫を飼うために必要なもの

縄張り意識の強い犬と猫を飼うときには、家の中に犬だけ、猫だけのテリトリーが必要です。

生活の基本である食事場所、トイレなどを別々にするのはもちろん、お互いだけが立ち入れる場所や、それぞれの生活が守れる環境、逃げ場が大事です。

全く別の生き物として飼い主がしっかり認識できるよう、それぞれの生活を守り、同居のストレスを少なくするために必要なものを解説します。

犬と猫を飼うために必要なもの1:犬用のサークルと猫用のキャットタワーやサークル

犬と猫を飼うときは、犬専用、猫専用のサークルや猫用のキャットタワーを用意しましょう。お互いの存在をストレスに感じたとき、自分だけになれるテリトリーがなければ、犬と猫は追い詰められてしまいます。

また、けんかやじゃれあいなどでお互いを傷つけあったりする時などの一時的な隔離場所としても大切です。

犬と猫を飼うために必要なもの2:それぞれのトイレ

犬と猫それぞれに気を配ったトイレも大切です。

犬は人目につかない場所でないと落ち着きませんし、猫は風通しの良い匂いのこもらない場所でないとストレスになります。犬と猫を飼う上ではお互いの気配や匂いを極力不快に感じさせないことが大切です。

犬も猫も、人間より聴覚や嗅覚が敏感な生き物であることを忘れず、それぞれが快適に過ごせるトイレをしっかり用意しましょう。

犬と猫を飼うために必要なもの3:それぞれの食器

犬と猫を飼うには、食事の回数や内容が別々であることに注意しなければなりません。それぞれのエサを飼い主が間違わないためにも食器を分けるのは大切です。

別のエサ場、時間で、それぞれに合った回数でエサを食べさせましょう。

犬と猫を飼うために必要なもの4:犬の散歩用のハーネス・リード

犬と猫を飼う時には、犬の散歩用のハーネスやリードを用意しましょう。運動量の多い犬にとって、日々の散歩はストレスの解消やしつけに欠かせません。

別の生き物である犬と猫を飼うとき、犬が飼い主と過ごす特別な時間である散歩は特に重要です。また猫もその間、静かで安心できる時間を確保できます。

犬と猫を飼うために必要なもの5:猫用の首輪・迷子札

犬と猫を飼う時は、猫に首輪と迷子札を付けておきましょう。散歩の必要のない家猫は、時々外を出歩く猫、一生を家の中で過ごす猫とさまざまです。

ところが何かのきっかけで外へ行ったことのない猫が外へ出てしまったり、あるいは時々出歩く猫でも長期間帰ってこないと、その間の外での経験から、警戒心が強くなってしまうことがあります。

それまで犬と猫を飼う生活に問題のなかった家でも、猫が帰ってきた途端うまくいかなくなるというケースもあります。万が一外へ出かけて戻らなかった場合、少しでも早く見つけてもらえるよう、首輪と迷子札を付けておきましょう。
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初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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