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グルーミングとは?意味とトリミングとの違い|グルーミングのやり方

更新日:2024年11月26日

グルーミングとは何かご存じですか。トリミングと間違えられることがともありますが、グルーミングとは愛犬の体全体の手入れや身づくろいをすることです。爪切りや耳そうじの、歯磨きなども含まれます。愛犬のグルーミングの方法や頻度、費用や時間などを詳しく紹介します。

グルーミングとは?意味とトリミングとの違い|グルーミングのやり方

グルーミングの種類2:爪切り

爪切りは犬にとっては大切なグルーミングの一つです。犬は猫のような爪とぎの習性はあまりありませんが、室外犬や散歩をよくする犬であれば爪切りに神経質になる必要はないでしょう。

爪を切らないと爪はどんどん伸びて、爪が巻いて肉球に食い込んで怪我をしたり、爪の痛みをカバーして歩くことで骨格が歪み、変形して体型が崩れたりしてしまいます。

爪の伸び具合は犬種などによって異なりますが、月に1回くらいの目安で爪を切ってあげましょう。

グルーミングの種類3:耳そうじ

耳そうじも大事なグルーミングの一つです。耳の中の汚れは悪化すると中耳炎や外耳炎につながることがあります。たれ耳のマルチーズやシーズーなどの犬種は特に注意が必要です。

耳の中の汚れやむだ毛をウェット綿棒などで取り除いてから、洗浄液のイヤークリーナーで拭き取ります。

いろいろな耳そうじグッズがありますから、ペットショップなどの意見も参考にして愛犬が嫌がらないものを選びましょう。

耳そうじの頻度は週1回から2週間に1回程度で良いでしょう。汚れていない場合は月に1回でもかまいません。

グルーミングの種類4:シャンプー&ドライヤー

「グルーミングとは何?」と問われて、一番多いのはシャンプー&ドライヤーという答えでしょう。

犬も人間と同じで、体を洗わずにいると体臭や皮脂、汚れなどが目立ってきます。清潔を保つためには定期的にシャンプーしてあげる必要があります。

月に1回か2回の頻度で良いのですが、必ず犬専用のシャンプーを使用しましょう。人間用のシャンプーは、刺激が強すぎるので皮膚病になる恐れもあります。

シャンプーの後、水分を拭き取ってからドライヤーで毛を乾かしていきますが、内臓を冷やさないようにお腹から乾かしていきます。

グルーミングの種類5:ワンポイントカット

ワンポイントカットはグルーミングの中のトリミングに近いものと言えるでしょう。全体的に毛並みを整えるトリミングの中で、特に健康面を考慮してワンポイントで毛をカットしたい部分があります。

まず、肛門の周りは糞が付かないようにカットしますし、内股の中央の毛は尿を付きにくくするようにカットします。また、体温調整をする足の裏も邪魔な毛がないようにカットします。

オシャレのためのトリミングカットではなく、健康的に過ごすためのワンポイントのカットです。
グルーミングに必要なグッズ価格や選定のポイントなど
ブラシ1,000~2,000円。コームやピンブラシ、獣毛ブラシなど。
シャンプー1,000~3,000円。犬種や犬の体質に合ったものを。
綿棒やイヤークリーナー1,000~4,000円。耳の状態に適したものを。
爪切り1,000~2,500円。ハサミタイプとギロチンタイプ。
ハサミ1,000~3,500円。カット用やスキバサミなど。
歯ブラシ500~2,000円。ガムや歯磨きグッズのおもちゃも。

グルーミングに必要な道具1:ブラシ

グルーミングにはブラシが必須ですが、いろいろな種類があります。代表的なブラシには、コーム、ピンブラシ、獣毛ブラシ、ラバーブラシ、スリッカーブラシがあります。

それぞれ毛並みをそろえたり汚れをとったり、マッサージ効果を高めたり被毛をほぐしたりなど、目的や特徴が異なります。

選ぶ時には持ちやすくて使いやすいものを選びましょう。犬に対して傷つけにくい素材のものを選び、毎日使うものなので安全性を考慮して選ぶようにしましょう。

グルーミングに必要な道具2:シャンプー

グルーミングで使うシャンプーは、犬の体質に合ったものを選ぶようにしましょう。全犬種用のシャンプーが無難ですが、長毛種用などの犬種に特化したシャンプーもあります。

乾燥肌の犬には保湿用のシャンプーや脂っこい犬にはさっぱり系のシャンプー、アトピーや肌荒れの犬には薬用のシャンプー剤などを選んであげてください。

シャンプーの種類を選ぶ時には、ペットショップやトリマー、獣医師などの意見を参考にすると良いでしょう。

グルーミングに必要な道具3:綿棒やイヤークリーナー

グルーミングの耳そうじに使うイヤークリーナーにはいろいろな種類があり選ぶのに悩みます。健康な耳であればどのイヤークリーナーでもさほど心配はないでしょう。

耳の状態が脂っこくて脂漏症タイプや、カサカサタイプ、耳だれや腫れがひどいタイプかなどによって、最適のイヤークリーナーは異なります。

脂漏症タイプにはアルコールが含まれたものを、カサカサタイプには逆にアルコールフリーのものが適しています。耳の状態が悪い時は獣医師にすぐ相談しましょう。
次のページ:グルーミングの注意点

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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