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マリモは飼える?飼えない?地球の北半球にしかいないマリモの正体!

更新日:2024年06月13日

漢字は毬藻、動かないし生きてるか分からないと思われがちなマリモという生き物の生態について。マリモの中身はどうなっているのか、なぜ球状になっているのか、阿寒湖や琵琶湖に生息する天然のものから人工のものまでさまざま。そんなマリモの飼育方法についても紹介しています。

マリモは飼える?飼えない?地球の北半球にしかいないマリモの正体!
具体的に家でマリモを育てる方法について紹介していきます。上の写真はとてつもなく大きなマリモですが、家で育てるには水温や水質など、いくつか気を付けなければいけないことがあります。

それぞれ細かく説明していきますのでぜひ参考にしてみてください。

マリモに餌は必要ない

マリモに餌は必要ありません。マリモは藻であり植物なので、日光を浴びて二酸化炭素を吸い酸素を出す光合成をして育ちます。

なので普通の植物を育てる時のように、肥料を使った方がいいなんていうこともありません。餌や肥料をあげなくていいため、マリモの飼育にはがあるのでしょうか。

手間が掛からずお手軽に感じるマリモの飼育ですが、気を付けなければいけないことがあります。

綺麗な水を維持する必要がある

マリモは汚れた水を嫌い、汚れた水で飼育をしていると弱ってしまいます。水自体は水道水で大丈夫ですが、水が汚れてきたら交換をしましょう。

マリモに害はありませんが、夏は特に微生物が発生したり水温が上がってしまうので、3日から1週間で水替えをした方が安心です。

冬も1週間くらいで水替えをしておくと綺麗な水質を保てるでしょう。ろ過装置をつけるのも良いですが、マリモが吸い込まれないように気を付けてください。

マリモの成長に適した環境で育てる

小さくても15センチほどの水槽で飼育を始めると良いでしょう。最初は小さくて可愛いマリモですが、大切に育てていると当然大きくなってきます。

水槽が小さすぎても水温が上がりやすくて弱ってしまう危険性がありますし、たくさん飼育するならもう少し大きい水槽の方がです。

水槽の置き場所も、なるべく涼しくて直射日光が当たらないところにしましょう。

マリモは日光で育つ

マリモに餌は必要なく、光合成で育つので水槽はなるべく明るい場所に置くと良いです。

ですが直射日光が当たる場所に置いてしまうと水温が上がりすぎて枯れてしまったり弱ってしまうので、直接日光が当たらないようにしましょう。

日に当てすぎるといらないコケが生えてしまったりもしますし、もし窓側に置けなくても室内の照明でも充分な光を与えられますので、直射日光だけ避ければ光については特に心配ありません。

マリモが育つ最適水温

元々寒い所に生息しているので、水温は低めの方が良いです。15度から20度くらいの水温が良いといわれています。

寒さには強いので冬はさほど気にしなくても良いですが、夏は水温が30度を超えないように注意しましょう。35度を超えてしまうと完全に枯れてしまいます。

夏に水温が上がりすぎてしまうようだったら、冷蔵庫で数か月保存しても死んでしまわないので1つの方法として紹介しておきます。

マリモと一緒に水槽へ入れていい生き物

マリモと魚やエビを一緒に水槽で飼育したら可愛いですが、他の生き物と一緒に飼育するのは良くありません。魚やエビがマリモを餌として食べてしまうからです。

水草で装飾するのも一見素敵ですが、水が汚れやすくなってしまったり他のコケなどが生えてしまうので、マリモだけで飼育することをします。

マリモを手入れするときの注意点

水替えで水質を保つことも大事ですが、マリモ自体も洗ってあげると綺麗になります。

日光に当たりすぎて白く日焼けしてしまったり、マリモではない別の藻がついて色が変色してしまうこともあるので、弱ってしまう前にきちんとマリモ自体も洗ってあげることが大事です。

実際にマリモを洗うときの注意点がこちらになります。

マリモを手入れするときの注意点

  • 手のひらで転がして洗う
  • 潰さないように丁寧に扱う

手のひらで転がして洗う

次のページ:マリモを飼う際に必要なグッズ

初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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