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スズメを飼育する際の注意点7・保護する際に確認すべきこと

更新日:2024年04月13日

皆さんは、スズメを保護したことはありますか。スズメを保護した後に飼うためには、いろいろ手続きをしないといけません。また、スズメは簡単に保護ができず、保護するためにも条件があります。そんなスズメの保護の条件や、飼育の仕方などを詳しく紹介しています。

スズメを飼育する際の注意点7・保護する際に確認すべきこと

周りに親鳥がいないか

まずスズメの雛を保護するときに1番初めに確認しないといけないのは、親鳥の存在になります。親鳥が近くにいる場合には、放っておいても自力で困難を乗り越えるため、手出しする方がスズメにとっては迷惑になります。

また親鳥は、雛とはぐれてしまっても簡単に探すことを諦めたりません。そのため、雛が巣から落ちてしまっているかといって、雛をすぐに保護することはやめましょう。

周りに巣がないか

スズメの雛を見つけたら、周りに巣がないか探してみましょう。スズメの雛の幸せを考えるのならば、1番は巣を見つけてあげてソッと戻してあげることになります。

しかし、そこで巣に戻せない場合があります。それは、スズメの雛が骨折や明らかな外傷などの明らかな怪我をしている場合になります。そんな傷を負っているスズメの雛は、その傷などに対して処置をしてあげないと、死に繋がってしまうため保護が必要になります。

巣立ちの練習中ではないか

時々ですが、ほぼ成鳥と変わらないスズメの雛が道に落ちている場合があります。それは、迷子になっているわけではなく、巣立ちの練習をしている場合が多いです。

そのため、近くには親鳥が見守っていることが多いです。そんな巣立ちの練習中のスズメの雛は、もちろん保護なんて必要ありません。道に落ちているスズメでも、ある程度大きく元気がある場合には、触らずにそのままにしてあげることが大切です。

本当に保護する必要があるか

何度も説明していますが、スズメなどの野鳥は法律でも決まっているように、できるだけ自然の中で生活をする必要があり、どうしても保護が必要なとき以外は見守ってあげるのが大切です。

スズメの雛が道に落ちているからとむやみに触ったり、保護したりせずに上記で紹介したように、本当にこの雛にとって「保護」することが必要なのかを考えてから行動しましょう。

成鳥の場合

先にスズメの雛の保護についての確認条件を紹介しましたが、次に紹介するのはスズメの「成鳥」の場合になります。スズメなどの野鳥の成鳥は、滅多なことでは人に捕まることはなく、そのため保護されることは稀です。

成鳥のスズメを保護するときにも確認しておかないといけない条件が存在しています。その条件を詳しく紹介するので、保護する際にはぜひ参考にしてください。

自力で飛べないかどうか

まず、野鳥であるスズメの成鳥が人に捕まることは稀です。そのため、スズメの成鳥を見つけた場合は、まずこのスズメが自力で飛ぶことができるかどうかを確認しましょう。

もちろん、自力で飛べるなら放っておいて大丈夫です。明らかに翼などの骨折や傷ならば保護の対象になりますが、それ以外ならば巣立ちの練習をしている最中の場合もあるため、明らかな傷がないのなら触らずに様子をみましょう。

ケガをしているかどうか

明らかにケガをしているスズメは、保護の対象になります。そのため、スズメを拾った場合には、出血などを含めてスズメがケガをしていないかなどのチェックをおこないましょう。もし傷などのケガをしている場合には、すぐに動物病院へ行き獣医さんに対応してもらいましょう。

ただし、動物病院での支払いは患者が10割負担になるため高額になります。そのためこのことを理解したうでで受診しましょう。

病気かどうか

明らかな出血や、骨折などがある場合には保護対象であることがすぐに分りますが、それ以外にも明らかにグッタリしている場合など、病気をしているのが明らかにわかる場合があります。そんな場合にも保護対象になります。

ただし明らかな症状などがみられない場合には、触らずにしばらく様子を見ましょう。しかし様子を見ていて、衰弱してくるなどの症状がみられたら動物病院へ連れて行ってあげましょう。

保護しないと死んでしまうかどうか

厳しいようですが、スズメの成鳥を保護しないといけない場合とは「今そのスズメを保護しないとスズメが死んでしまう」場合だけになります。

それ以外なら、そのままの状態で触らずに様子をみましょう。

法律違反せずにスズメを飼育できるか考えよう

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初回公開日:2018年08月22日

記載されている内容は2018年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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