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ウグイスは飼育できるの?特徴や保護した時の対処方法をご紹介

更新日:2024年04月16日

日本で古くから親しまれているウグイスですが、その特徴的な鳴き声以外の生態は知られていないことの方が多くあります。当記事では、ウグイスの名前とその由来、あるいは別の呼び方からウグイスの生態的な特徴、野生の個体に出会う方法や保護した時の対処法について記載しました。

ウグイスは飼育できるの?特徴や保護した時の対処方法をご紹介
警戒心が強く縄張り意識も強いウグイスは、多くの小鳥に見られる群れでの行動を取らず単独での行動が多いため、遭遇する機会もあまり多くはありません。

それでも、ケガをしているウグイスに遭遇するということはありますので、その場合は一時的であっても保護することを考えた方良いでしょう。次に、ウグイスを保護した場合にはどのように対処すれば良いのかについて解説します。

ウグイスを保護した場合の対処方法1:自治体や保健所に連絡する

前述したように、野生のウグイスを飼育することは法律により禁止されていますが、ケガをしているなどの理由があれば、一時的な許可が出る場合もあります。

ケガをしていて動けないようなウグイスを発見した場合は、各都道府県の保健所や野鳥保護センター、あるいは各市町村の環境に関することを取り扱う部署へ連絡を入れて指示を仰ぎましょう。

この場合、下手に手当をしてウグイスに余計なストレスを与えないことがポイントです。

ウグイスを保護した場合の対処方法2:許可なく保護し続けるのはNG

ケガをしているなど、どうしても見捨てておけない状態でしたら各都道府県の保健所や役所、あるいは役所などの行政機関がお休みの場合は、動物病院などに相談をした上で捕獲許可や飼育許可を得るように手続きをしましょう。

許可を得た時は期間を必ず厳守し、ウグイスの具合を見て放鳥するか保護の継続が必要かを判断し、保健所などへ連絡をしましょう。

保護期間経過を含め、許可なく飼育を続けることは禁止されています。

野鳥のウグイスは見て楽しむだけにとどめよう

ウグイスは古来より日本で親しまれてきた野鳥で、過去には美しい鳴き声を目当てに乱獲された時期などもありました。その後保護の観点から日本の野鳥の捕獲や飼育が前面禁止となり、現在では日本の生息するウグイスは許可なく捕獲や飼育はできないこととなっています。

チョウセンウグイスのような海外の品種は飼育可能ですが、日本在来種はバードウォッチングや庭先へ餌台を設置して観察するなど飼育以外の方法で楽しみましょう。

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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