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インコの爪切りで大事な3つのコツ|暴れる場合の対処方法3つ

更新日:2023年12月27日

インコの爪切りはとても難し上にリスクもあるので、日頃から爪切りの回数が少なくなるように心がけてあげるのがいいでしょう。それでもインコの爪切りが必要なときは、正しい手順と道具を使って、ケガなどの負担をかけないように丁寧にやってあげましょう。

インコの爪切りで大事な3つのコツ|暴れる場合の対処方法3つ

インコが爪切りするときに暴れる場合の対処方法1:病院で爪を切ってもらう

病院で爪を切ってもらえばプロにお願いができるので安心です。

多少なら暴れても大丈夫な設備や道具も揃っているため、どうしても爪切りをしないといけないけれど、家ではできないという時には、動物病院に行ってお願いしましょう。

どれぐらいの長さになったら爪を切るべきかを正確に教えてくれる場所でもあるので、健康診断などで動物病院のお世話になった時に、質問をして見てもらうと一石二鳥です。

インコが爪切りするときに暴れる場合の対処方法2:爪を削れるグッズを与える

爪切りが難しいのであれば、日頃の生活で爪が自然と削れるようにしておくことで、爪切りが必要ないか、必要でもかなり少ない回数で済むようになります。

爪を削るのに一般的なのは止まり木で、自然界の木でできた物が有効ですが、サンドパーチという表面がやすりのようになった物が最も効果的です。

止まり木の形をしたものだけでなく、今使っている止まり木を覆うようにして使うものもあるので、用途に合わせて買い別けるといいでしょう。

ただし、それだけざらざらしているため、嫌がるインコもいるので注意が必要です。

インコが爪切りするときに暴れる場合の対処方法3:爪を切る頻度を少なくする

爪切りが上手くいくかどうかは、切る人の技術ももちろん必要ですが、インコがおとなしくしてくれるという協力も必要です。

インコには爪切りで大きなストレスを感じさせてしまいますし、できるだけ爪切りは少なくした方がお互いのためになります。

爪が削れやすくなるグッズやそれを有効利用するための生活環境、バランスの良い食事と健康など、できることは複数あるので、併用しながら爪切りを減らしてあげられるようにしましょう。

まだ短いうちに切るのをやめるのも単純ですが効果的ですので、タイミングを知ることも重要です。

インコの爪を切る際の注意点4つ

インコの爪切りをする時には必ず注意しておかないといけないポイントが4つあります。

しっかり全部を頭に入れておかないと、インコのケガにつながるだけでなく、インコの抵抗で噛まれたりする危険性があります。

インコの爪を切る際の注意点

  • 爪を切る箇所
  • 出血したらすぐ止血を
  • 保定を身に付けておく
  • 自信がないときは動物病院で

インコの爪を切る際の注意点1:爪を切る箇所

インコの爪には切っていい場所とそうでない場所があります。切ってはいけない場所というのは血管のある部分のことで、深く切りすぎるとそこまで到達してしまいますので、出血をさせてしまいます。

こういった箇所まで切ってしまうことを避けるためにも、しっかり指を持って固定して、少しずつ切ってあげるようにしましょう。

爪切りはもちろん精密作業ですし、爪の根元にはインコの指や足があるので、大きな爪切りではなく小さなものを選ぶのが理想的です。

インコの爪を切る際の注意点2:出血したらすぐ止血を

インコの爪切りには出血が伴いやすいので、どんなに自信がある場合でも止血の準備をしておきましょう。

痛がったりして暴れることも考えられますし、切った人が動揺してしまうと大混乱になってしまうので、血が苦手な人は避けるようにしましょう。

もし出血した際には手早く止血をするために、市販のペット用の止血剤を使うのが最も簡単かつ安全です。

民間療法などでは、小麦粉をつけるといったものもありますが、安全性や衛生面などの点から見ても、しっかりとした止血剤を用意しておくのが望ましいです。

インコの爪を切る際の注意点3:保定を身に付けておく

インコを手で保定する時には、2点保定法と3点保定法の他に、ハンドタオルなどの布を使った保定法があります。ただし、布での保定法も手の形は2点保定法と一緒ですので、持ち方は2種類です。

爪切りの時に使うのは2点保定法で、利き手とは逆の手を使い指をチョキの形にして、人差し指と中指の間にインコを挟むようにします。

挟んだ指はインコの顎に当てるくらいの位置にして、手のひら全体と残りの3本指でインコの翼を包んであげるようにすると完成です。

保定のポイント

保定の時の一番のポイントは、爪切りの時には3点保定法ではなく2点保定法を使うことです。

3点保定法は2点保定法と比べて、しっかり保定して持つことが可能ですが、頭まで保定するため、インコに対する圧迫感は強くなってしまいますし、爪切りでは頭を保定することにそこまでの意味はありません。

家で爪切りをする時には、暴れて噛まれたりするのを防ぐために布を使うことも多いので、その場合は必ず2点保定法を使いましょう。

保定の注意点

保定の時には力加減に注意が必要です。

強く抑えすぎれば最悪の場合骨折や内臓へのダメージも考えられますので、強く保定しないといけない場合には、ならない人がやるよりも動物病院でプロにやってもらいましょう。

保定している時には指の位置が気道に当たるため、強く押さえ過ぎると窒息の可能性があります。特に布を使う時は感覚でわかりにくいので、力をかけすぎないように慎重に行いましょう。
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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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