インコの止まり木は自作できる？自然木で作る際のメリットなどを紹介

インコの止まり木を自作するなら、プラスチック製のものはなるべく避けましょう。インコは止まり木をかじることが多いため、プラスチックはインコに適しているとは言い難い素材です。

プラスチック製の止まり木は、自然木より堅い点でもおすすめできません。素材が堅いと、脚に負担がかかる可能性があります。太さが均一なので、脚の同じ部分に負担がかかり続ける場合もあります。

インコの健康を考えるなら、自然木がおすすめです。

止まり木に使う木が生木だと使っているうちに縮むので、生木を使う場合は1ヶ月から2ヶ月かけて乾燥させましょう。生木が乾燥したら、乾いた木を水に沈めて虫抜きをします。虫抜きが終わったら、木を沈めていた水を使って木の表面をきれいに洗いましょう。

次に、煮沸消毒します。煮沸消毒が難しければ、シンクで何度も熱湯をかける方法でも構いません。5分から10分かけて煮沸消毒したら、再び乾燥させて使いましょう。

止まり木に使う木の入手方法としておすすめなのは、ホームセンターやインターネット通販で入手する方法です。この方法なら、住んでいる地域に関わらず入手できます。

近くに山や公園がある場合は、管理者に許可を取って枝をもらってくる方法もあります。拾ってくる場合は、無許可で枝を持って帰らないよう注意しましょう。果樹園や植木屋、材木店が近くにある場合は、店の人に相談して枝をもらうと便利です。

インコの止まり木は、自作できます。自然木を使って止まり木を作ると、インコの健康づくりに役立つだけではなく、安全な止まり木の製作が可能です。インテリアにこだわりたい人でも、満足できる止まり木を用意できるでしょう。

ただし、自然木を使って止まり木を作るなら、インコに害のない木を選んだり、消毒したりといった作業が必要になります。ポイントをおさえたうえで、飼っているインコにピッタリな止まり木を作りましょう。