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コザクラインコの値段はどれぐらい?飼育の注意点についても解説

更新日:2024年04月21日

ラブバードとして有名なコザクラインコは種類も多いため、値段の目安がわからないという方も多いでしょう。この記事ではコザクラインコの種類や値段の相場、飼育に必要な道具や飼育上の注意点などをまとめています。興味のある方はぜひ読んでみてください。

コザクラインコの値段はどれぐらい?飼育の注意点についても解説
コザクラインコは本来アフリカの暖かい地域に生息しているため、寒さに弱い傾向があります。とくに最初に冬を迎える雛や幼鳥のうちは、27℃前後の温度を保ち、冷えすぎないようにしてあげましょう。

環境への適応力が高い丈夫な鳥のため、成鳥の場合は15℃を下回らなければ冬でも元気に過ごせます。留守中などに鳥かごを置いている室温が15℃を下回る場合は、ペットヒーターを設置して加温してください。

噛み癖や鳴き癖に気を付ける

コザクラインコは飼い主に対して甘噛みしたり鳴いたりすることで構ってもらおうとしますが、接し方を間違えると癖になり飼育が困難になります。噛み癖や鳴き癖を付けないよう、きちんとしつけてあげましょう。

噛んだときに構ってあげることを繰り返すと、コザクラインコは噛みつくことで相手をしてもらえると覚えてしまいます。噛んだり鳴いたりしたときには相手をせず一旦無視して、おとなしくなってから要求をかなえてあげましょう。

水浴びの時間を作る

コザクラインコは水浴びを好むため、鳥かごに水浴び容器を設置しない場合は定期的に水浴びをする時間を作りましょう。鳥の水浴びには体温調節や体の汚れを落とし、ストレスを発散するなどの大事な役割があります。

水浴びを好まない個体には無理に水浴びをさせる必要はありません。霧吹きが好きな個体や、青菜などに付着した水滴を浴びる個体もいるため、ストレスにならない程度に試してみましょう。

定期的な日光浴

カルシウム不足によるコザクラインコの病気を防ぐため、1~2日ごとに日光浴させてあげましょう。日光を浴びることでビタミンDが体内で生成され、カルシウムの吸収率が向上します。

日陰になる部分を作り、ベランダなど屋外に30分ほど鳥かごごと出してあげましょう。室内であれば必要な紫外線が入るよう窓を開け、網戸やレースのカーテン越しに日光浴させます。猫やカラスなどの天敵には注意してください。

室内との温度差による体調不良を防ぐため、夏場は涼しい時間帯に行いましょう。冬場は日光浴代わりにUVライトを使用するのもおすすめです。

ケージ内はこまめに掃除する

鳥かごはこまめに掃除し、コザクラインコが快適に過ごせるよう清潔にしてあげましょう。フン受けは毎日掃除する必要があるため、新聞紙などを敷いておけば取り換えるだけで簡単にきれいにできます。

週に1~2回はケージ内やとまり木にこびりついたフンをヘラや使い古しの歯ブラシなどでこすり落とし、キッチンペーパーや雑巾で拭きあげてください。鳥の体に安全な、洗い流し不要の専用クリーナーなども販売されています。

放鳥の時間を作る

鳥かごで飼育している場合は、室内で放鳥する時間を作ってあげましょう。1日に1回、15~30分は鳥かごから出して、室内で自由に運動してもらいます。

放鳥の時間を作ることで、運動不足が解消されストレスも発散できるでしょう。毎日の放鳥が難しい場合でも、週に1~2回は鳥かごから出して30分ほど運動させます。

放鳥の際には窓やドアをしっかりと閉め、石油ストーブの上にのったりエアコンの吹き出し口に入り込んだりしないよう、しっかりと安全対策をしておきましょう。

スキンシップをこまめにとる

コザクラインコはパートナーや信頼した相手に対して、べったりと甘えてくる習性があります。コザクラインコが心を許し、スキンシップを求めてきたらできるだけ応えてあげましょう。

撫でてあげる場合は顔回りを中心にやさしく指で触れてあげてください。背中を撫でると発情を促してしまうため、後頭部から背中はできるだけ避けましょう。また、パートナー以外には攻撃的な面もあるため、懐いた人以外が不用意に触るのは避けてください。

コザクラインコが食べてはいけないものとは?

コザクラインコをはじめとする鳥類に与えると、中毒を起こし死んでしまうケースがあるのがアボカドです。ほかにも、サトイモ科の観葉植物であるポトス、クワズイモ、ディフェンバキアなどを摂取すると、シュウ酸カルシウム血症を引き起こします。

とうもろこしや落花生、ピスタチオ、アーモンドは種子や豆類のため一見大丈夫そうですが、大量に摂取すると肝不全や腎不全を起こす可能性があるため避けましょう。

また、チョコレートやアルコールをはじめ人間が食べる加工品、調理したものはインコの体に合わないため、食べさせないようにします。とくに放鳥時に口にしないよう、危険な食べ物は片付け、目を離さないようにしてください。

コザクラインコがかかりやすい病気

コザクラインコの病気で多くみられるのが、メスの卵詰まりや疥癬症です。

卵詰まりは卵秘ともよばれ、カルシウム不足などが原因で卵がうまく排出できずに詰まってしまう病気です。予防するにはカルシウム摂取やこまめな日光浴が必要になります。また、夕方には鳥かごを布で覆って早く寝かせ、遅く起こすなどの発情を抑える工夫をします。

疥癬症はダニに寄生されることで発症する、口角や足の鱗によくみられる皮膚の異常です。かゆみを伴い、進行すると衰弱死してしまう可能性もあります。予防するには鳥かごを清潔に保つことと、コザクラインコを迎え入れる際に病院で感染チェックを行いましょう。

下痢や嘔吐、羽毛の異常などの症状は見た目にも判別できますが、コザクラインコは体の不調を隠す傾向があります。とまり木から降り床にうずくまる、動きが少なくなった、餌を食べないなどの行動が見られたら、鳥専門の獣医に相談してください。

出典:3章 飼い主も知ってほしい代表的な鳥の病気|山田どうぶつ病院
参照:http://www.yamada-ah.com/bird/part3.html
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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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