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セキレイの巣をみつけたらどうすればよい?生息地や繁殖期も紹介

更新日:2022年09月01日

水辺などで尾羽を上下に振って歩く姿がかわいいと人気のセキレイですが、生態を知りたいという方も多いのではないでしょうか。本記事ではセキレイの生態や種類をはじめ、巣を見つけた場合の対処法を紹介しています。セキレイについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

セキレイの巣をみつけたらどうすればよい?生息地や繁殖期も紹介
「セキレイの生態を知りたいなあ」
「セキレイの巣を見つけた時はどうすればいい?」
「日本で見られるセキレイにはどのような種類があるの?」
長い尾羽を振りながら歩くセキレイは、川や海などの水辺で主に見かける鳥の一種です。

比較的身近な鳥ですが、その生態やどこに巣があるのかなど、意外に知らないことが多いとお思いの方もいるでしょう。

この記事では、セキレイの生態をはじめ、どんな場所に巣を作るのかや巣を見つけた時にはどうすればよいのかを解説しています。

さらに、日本で見られるセキレイの種類についても紹介しているため、この記事を読むことでセキレイについての理解が深まり、より親しみを感じられるでしょう。

セキレイを日頃よく見かける方や生態に興味がある方、セキレイの巣を見つけた時の対応について知りたい方はぜひ参考にしてください。

セキレイの生態

セキレイとは、スズメ目セキレイ科に属する鳥類の総称です。

日本では、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイといった種類が一般的ですが、実は「セキレイ」という名の鳥は存在しません。セキレイ科に属する鳥類全般を指してセキレイと呼びます。

どのセキレイも体長は約20cmで、長い尾を上下に振って歩くのが特徴です。主に雑食性で、昆虫やミミズなどを食べますが、穀物などを食べることもあります。

このセキレイは、日本書紀にも登場するなど古くから神の鳥として大切にされてきました。ここからはセキレイの生息地や鳴き声、繁殖などの生態について見ていきましょう。

生息地

セキレイは、北海道から九州にかけて広く見かけられる鳥で、川や海などの水辺が主な生息地です。

種別により川や池などの渓流沿いに棲むものと、海辺に生息するものに分かれますが、近くに水辺がある場合は田畑や岩場でも観察できます。

縄張り意識が強く、侵入してきた他のセキレイを追いかけ回すことも珍しくありません。

渡り鳥ではありませんが夏季は渓流沿いなどの涼しい場所で過ごし、冬には暖かい場所へ移動します。セグロセキレイについては積雪地で越冬する個体も見られます。

鳴き声

セキレイの鳴き声は種別によって異なりますが、主に「地鳴き」と「さえずり」の2種類があります。

キセキレイの地鳴きは「チチン、チチン」と聞こえ、やや高めの鳴き声です。警戒している時などは高いところで鳴き続ける姿も見かけます。

ハクセキレイの地鳴きは「チュチュン」で、飛び立つ際の鳴き声が「チチチッ」です。基本的には短く鳴きますが、縄張り争いの際には長くさえずる場合もあります。

セグロセキレイは「ジュジュッ」と低くこもった声で鳴きます。飛び立つ時の鳴き声も濁っており、他のセキレイよりも鳴き声が低いのが特徴です。

繁殖の時期

通常、セキレイは春~初夏に繁殖期を迎えますが、種類や生息地によっては春と秋の年2回繁殖する場合があります。

ハクセキレイは寒冷地では年1回、温暖な地域では年2回繁殖することが一般的です。寒冷地に生息するキセキレイは、温暖地に移動して繁殖する傾向があります。

どのセキレイも一度に約4~6個産卵し、11~15日程度抱卵してヒナが誕生します。

ヒナは約2週間で巣立ちますが、ハクセキレイは巣立ち後も親鳥と共に行動するのに対し、キセキレイは数日程度で親から離れて単独行動を始めるなど、種別による違いがあることを知っておきましょう。

寿命

セキレイの寿命は、約2~3年というのが通説です。

セキレイは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」により、捕獲して個人で飼育することは禁止されています。

野鳥のため調査が難しいことに加え、ヒナのうちに死んでしまったり成鳥になった後も外敵に襲われたりすることが多いのも、寿命の詳細がわからない理由でしょう。

動物園などの飼育環境下にあるセキレイでは5年以上生きた事例もありますが、インコなどのペットに比べると寿命は短いと言われています。

出典:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可 第9条) | e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=414AC0000000088

ミラーやガラスを敵と思うときがある

建物の窓ガラスにぶつかってきたり、信号待ちの車のドアミラーにセキレイが止まったりした経験を持つ方もいるのではないでしょうか。

セキレイは、ガラスなどに映った自分の姿を敵だと勘違いして攻撃することがあります。

セキレイは縄張り意識が強く、他の鳥が近づいてくるとつついたり大きな鳴き声を上げたりして攻撃する習性があります。

その縄張り意識の強さは、ビルなどに使われているミラーガラスにぶつかって死んでしまう事例があることでもわかるでしょう。

自宅に野鳥がぶつかって困っている人は、周囲に鳥の姿が映るような場所がないかを見直してみるとよいでしょう。
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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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