セキレイの巣をみつけたらどうすればよい?生息地や繁殖期も紹介
更新日:2024年10月07日
セキレイの巣はどこにできるのか?
セキレイが巣を作る場所は、岩場のくぼみや草むらの茂み、川岸にある草木の陰などです。
市街地に棲むセキレイの場合は人家のすき間や軒下、橋の欄干や看板の裏などに巣を作ることもあります。時にはエアコンの室外機や車のエンジンルームなどに巣を作り、思わぬ事故につながることも少なくありません。
人間への警戒心が比較的少ないと言われるハクセキレイは、駐輪場などの放置自転車のカゴに巣を作るといった大胆な一面を見せることもあります。
市街地に棲むセキレイの場合は人家のすき間や軒下、橋の欄干や看板の裏などに巣を作ることもあります。時にはエアコンの室外機や車のエンジンルームなどに巣を作り、思わぬ事故につながることも少なくありません。
人間への警戒心が比較的少ないと言われるハクセキレイは、駐輪場などの放置自転車のカゴに巣を作るといった大胆な一面を見せることもあります。
身近なところでセキレイの巣をみつけた場合
人間をあまり警戒しない種別のセキレイは、自然環境の中だけでなく人家の庭や建物のすき間、物陰などのさまざまな場所に巣を作ります。
自宅の庭やベランダなどでセキレイを見かける機会が増えたと思っていたら、巣を見つけたということも少なくありません。時には卵があったり、ヒナが孵っていたりということもあるでしょう。
ここからは、身近な場所でセキレイの巣を見つけた場合にどうすればよいのかを解説します。巣の状態によって扱いが変わりますので、状況に応じて適切に対応してください。
自宅の庭やベランダなどでセキレイを見かける機会が増えたと思っていたら、巣を見つけたということも少なくありません。時には卵があったり、ヒナが孵っていたりということもあるでしょう。
ここからは、身近な場所でセキレイの巣を見つけた場合にどうすればよいのかを解説します。巣の状態によって扱いが変わりますので、状況に応じて適切に対応してください。
巣の中が空の場合
巣を見つけたら、まずは巣の中を確認しましょう。
巣の中に卵やヒナの姿がない場合は、そのまま撤去しても問題ありません。
多くの野鳥は繁殖期が終わると巣から離れますが、翌年には同じ場所に戻って巣を修復し、ヒナを育てる習性があります。毎年野鳥が戻ってくるのを楽しみにしている野鳥ファンもいます。
生活上問題がなければ、巣をそのままにしておいてもよいでしょう。しかし再び巣を作られると困る場合は、跡が残らないように巣を撤去することをおすすめします。
巣の中に卵やヒナの姿がない場合は、そのまま撤去しても問題ありません。
多くの野鳥は繁殖期が終わると巣から離れますが、翌年には同じ場所に戻って巣を修復し、ヒナを育てる習性があります。毎年野鳥が戻ってくるのを楽しみにしている野鳥ファンもいます。
生活上問題がなければ、巣をそのままにしておいてもよいでしょう。しかし再び巣を作られると困る場合は、跡が残らないように巣を撤去することをおすすめします。
卵がある場合
巣の中に卵があったりヒナがいたりする場合は、巣を触らずヒナが巣立つまでそのまま待ちましょう。
鳥獣保護法では野鳥の捕獲や殺傷、卵の採取や損傷を禁じています。そのため、巣の中に卵がある場合は巣を撤去できません。
セキレイの場合は孵化後約2週間で巣立つため、巣立った後に巣を撤去してください。
巣があることで雨どいが詰まるなど、人間の生活環境に影響があり、どうしても巣を撤去する必要がある場合は、お住まいの自治体に相談することをおすすめします。
出典:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の禁止 第8条) | e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=414AC0000000088
鳥獣保護法では野鳥の捕獲や殺傷、卵の採取や損傷を禁じています。そのため、巣の中に卵がある場合は巣を撤去できません。
セキレイの場合は孵化後約2週間で巣立つため、巣立った後に巣を撤去してください。
巣があることで雨どいが詰まるなど、人間の生活環境に影響があり、どうしても巣を撤去する必要がある場合は、お住まいの自治体に相談することをおすすめします。
出典:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の禁止 第8条) | e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=414AC0000000088
日本で見られるセキレイの種類
セキレイは、大きく「セキレイ属」と「イワミセキレイ属」の2種類に分けられます。
世界中にはさまざまなセキレイがいることが確認されていますが、そのうち日本で見られる主なセキレイは、セキレイ属の「キセキレイ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」の3種類です。
その他にも渡りを行うセキレイが日本に立ち寄るなどして、観察できることも稀にあります。
ここからは、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイについて詳しく見ていきましょう。
世界中にはさまざまなセキレイがいることが確認されていますが、そのうち日本で見られる主なセキレイは、セキレイ属の「キセキレイ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」の3種類です。
その他にも渡りを行うセキレイが日本に立ち寄るなどして、観察できることも稀にあります。
ここからは、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイについて詳しく見ていきましょう。
キセキレイ
キセキレイは体長約20cmで、日本では九州以北で1年中見られるセキレイの一種です。
多くのセキレイが白と黒の羽を持つのに対し、キセキレイは背が灰色、腹の部分が黄色いのが特徴で、その色からキセキレイと名付けられました。
夏場は渓流沿いや水田の近くに生息し、「チチン、チチン」と澄んだ鳴き声が特徴です。主に昆虫やミミズなどを食べ、虫の多い季節には飛びながら捕食する姿が見られます。
日本以外では、ユーラシア大陸やアフリカ中部と南部に生息していることが確認されています。
多くのセキレイが白と黒の羽を持つのに対し、キセキレイは背が灰色、腹の部分が黄色いのが特徴で、その色からキセキレイと名付けられました。
夏場は渓流沿いや水田の近くに生息し、「チチン、チチン」と澄んだ鳴き声が特徴です。主に昆虫やミミズなどを食べ、虫の多い季節には飛びながら捕食する姿が見られます。
日本以外では、ユーラシア大陸やアフリカ中部と南部に生息していることが確認されています。
ハクセキレイ
初回公開日:2022年09月01日
記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。