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インコの病気を種類別に紹介|サインは日々のチェックで確認しよう

更新日:2024年08月01日

小さく可愛らしいインコはお好きですか?本記事では、インコの病気や症状、見た目でわかるチェック法をわかりやすくお伝えしていきます。インコを現在飼っている、インコがかかりやすい病気について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

インコの病気を種類別に紹介|サインは日々のチェックで確認しよう
インコの鼻は、嘴(くちばし)の付け根にあり、ロウ膜と呼ばれる柔らかい皮膚で覆われています。

性別、種類によって、様々な色の違いあります。

発情期には、メスは茶色く変化します。オスには変化は見られません。発情期が終われば、ゆっくりと元に戻っていきます。

もし、白く変色しまるで軽石のような小さな穴が空いたら、ダニによるものでしょう。

オスが茶色く変化したら生殖器系疾患、代謝性疾患を疑いましょう。

インコの鼻(ロウ膜)の色の変化は、健康のバロメーターといえるのです。

くちばしは伸びていないか|変形していないか

インコのくちばし(嘴)は少しずつ伸びます。稀にくちばしが伸びすぎてしまうことがあります。

くちばしが伸びすぎてしまう原因は、2つあります。
1、インコがくちばしを手入れしない、もしくは出来ない状態にある。
2、くちばしが伸びるスピードが異常に速い。

インコは、こまめに手入れを(咬んだり、こすったり)欠かさないのですが、病気になると手入れが出来なくなります。

爪は伸びていないか|出血していないか

インコ同士が喧嘩をしたり、事故に遭ってしまったりすることでインコが出血してしまうことがあります。まず止血をしなければいけません。

飼い主だけでは出血を止めることが出来ない時や、どこから出血しているか正確に分からない時は動物病院へ大至急連れて行きましょう。

インコの爪が伸びすぎていないかもチェックしてあげましょう。病気になると、爪の手入れも疎かになります。

羽の色は正常か

インコは、飛ぶ時以外は、羽を左右対称にたたんで暮らしています。

基本的に成鳥のインコは、羽の形、色は、年齢とともに変化するということはありません。

これができない時は、神経系の疾患や中毒、事故に遭った可能性があります。

事故に巻き込まれて、骨折してしまったり、飼育環境によるストレスから羽咬症、毛引き症、自咬症になってしまうインコもいます。

お腹や胸が膨らんでいないか

インコのお腹、胸が膨らんでいるかどうかは、非常に分かりづらいです。

もし飼い主が見て気が付く場合は、すでに病気がかなり進行している可能性があります。

また、飼い主が近くにいる時だけ、気が付かれないように隠す個体もいます。少し遠くから、インコを観察するなど工夫が必要になります。

また、定点カメラを利用してインコを録画しておくと、獣医師にも伝えやすいでしょう。

おしりは汚れていないか


普段インコのおしりに、便や尿が付着することはないでしょう。

おしりが汚れてしまう場合には何らかの病気が関係している可能性があります。
・ソノウ炎
・腸炎
・肝臓疾患
・キサントーマ
・総排泄腔疾患
などが考えられます。

また、産卵直前の場合も考えられます。

インコを清潔に保つために、お手入れをしてあげてください。またケージ内もよくこまめに掃除をしておくと、感染リスクを抑えられます。

仕草や行動でわかるチェック方法

愛らしいインコは、ペットであり家族そのものと言えます。愛鳥には、いつまでも元気で長生きして欲しいというのは、飼い主なら皆が願うことです。

インコが不調を飼い主にこっそり話してくれたら、どんなに良いかと思われることでしょう。

インコは、大胆に不調を訴えてくることはありませんが、日常の中で飼い主に小さなSOSを送っているのです。

そのSOSを受け取ることができるようにするには、日頃からインコの様子をよく観察することが何より重要になります。

ここから、インコが辛い時にする仕草や行動をわかりやすく紹介していきます。

もし以下の様子が見られたら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

糞がいつもと違う

インコは1日に、約50個近く排泄をします。これは鳥特有ですが、空を飛ぶための性質です。

こまめに排泄することで、身体を軽くしています。便秘をしている状態は、インコにとってよくありません。

日頃からフンの回数や形状、色を観察しておきましょう。

水っぽい便なら、消化器官の病気の可能性もあります。

嘔吐

インコのオスもメスも繁殖期に吐くことがあります。これを吐き戻しと呼びます。これは、求愛行動であり病気ではありませんので心配入りません。

繁殖期の求愛なら、対象となる鳥もしくは、人や物が必ず存在します。オスならば食事を与えるために、メスなら子育てをするために求愛します。

辺りに撒き散らさずに、1箇所にまとめて吐き場合には、吐き戻しと考えて良いでしょう。

病気による嘔吐の場合は、辛そうに顔を左右に振り、周囲に嘔吐物を撒き散らします。

このような吐き方をしていたら、動物病院へ連れていきましょう。

元気がなく食欲もない

インコはこまめに食事をとります。絶食は、病気であることのサインです。様々な病気が考えられますので、一刻も早く動物病院へ受診しましょう。

じっと動かず、胸やお腹が膨らんでいるケースは危険なサインです。

また、事故により首の形が曲がってしまい、普通の食事の与え方では食べることができないケースもあるようです。その場合は、飼い主が工夫する必要があります。

口呼吸をしている

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初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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