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コザクラインコの色の種類はどれくらい?カラーが変化する理由も解説

更新日:2024年10月01日

コザクラインコの色変わりについて、その種類やメカニズムに興味があるという人はいませんか。この記事では、コザクラインコの色の種類や変化のメカニズムについて解説しています。コザクラインコを飼育してみたい、色変わりについて知りたい人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

コザクラインコの色の種類はどれくらい?カラーが変化する理由も解説

アメリカンイエロー

ゴールデンチェリーとも呼ばれているアメリカンイエローは、顔と額は赤、体はからし色という黒色を帯びた黄色になっています。風切り羽と腰は白、目は黒です。

ちなみにオーストラリアンシナモンもゴールデンチェリーと呼ばれていますが、それ以外にもジャパニーズイエローと呼ばれるほぼ見られない品種も含めてゴールデンチェリーと称されています。

オーストラリアンシナモン

オーストラリアンイエローやゴールデンチェリーとも呼ばれているオーストラリアンシナモンは、顔と頭が赤色、体は黄緑がかった色合いになっています。風切り羽はシナモン色、腰は薄青色であり、目はブドウ色というカラーリングです。

ちなみに遺伝の関係でオスがほとんど生まれないため、基本的にメスが販売されています。

ルチノー

イエロー系の色変わりの中でも人気が高いのが、ルチノーです。こちらは派手な黄色の羽色をベースに額から胸にかけて入っている赤色、赤みがかった眼球が特徴として挙げられます。

実はルチノーは原種が持っている黒色のメラニン色素が欠落していて、全身の羽色に黒色が入っていないという特殊な色変わりとなっています。

ホワイトフェイス

ホワイトフェイスは特殊な色変わりとして知られており、顔全体が白色になっているところが大きな特徴です。

ちなみに顔全体が白色になっていれば全てホワイトフェイスに分類されていますが、そこからさらに細かな色変わりが存在しています。例えば体が黒っぽい色合いになっていればホワイトフェイス・モーブ、青い色合いになればホワイトフェイス・ブルーという具合です。

基本的にホワイトフェイスは、ブルー系とシナモン系に発現しやすい傾向があるとされています。

シーグリーン

シーグリーンはブルー系統の色変わりで、青みがかった緑色の羽色になっています。また顔は白色・額は杏子色で、くちばしの付け根がピンク色になっていて先端がクリーム色という、全体的に柔らかな色合いが人気です。

ヤエザクラインコ

ヤエザクラインコは、コザクラインコとボタンインコの交雑種として生まれた色変わりです。見た目はボタンインコに近いですが、アイリングの細さやくちばしがオレンジ色であるところから区別できます。

ちなみにヤエザクラインコは生殖行為や産卵はできるものの、繁殖能力は持っていません。

コザクラインコの目安となる色変わり時期

雛の頃からコザクラインコを飼育している場合、生後4か月ごろから色変わりが始まると言われています。最初は徐々に羽根の色が変化していき、成長とともに羽根の色素が安定して成鳥とともに配色が決定するという流れです。

ちなみに頭部が赤くなるタイプのコザクラインコの色変わりは生後4か月より前に始まる傾向があるため、その時点で頭部の色が赤または白か予想できます。

コザクラインコの羽色が変わるメカニズム

そもそもコザクラインコはどのようにして色変わりをするのかというと、羽根の構造にそのメカニズムが隠されています。

コザクラインコの羽根は太い軸である羽軸を中心に、羽枝・小羽枝などの細かい組織に枝分かれしている構造です。この羽枝の中には3つの層があり、それぞれの層の中に別々の色素が含まれています。

色素の割合で羽根の色が異なるのですが、色変わりの時期になるとその割合が変化して羽色がはっきりとしてくるのです。

コザクラインコの雛を育てるときのポイント

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初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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