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色変わりと呼ばれるコザクラインコの色と種類|珍しいタイプも紹介

更新日:2024年10月05日

コザクラインコにどんな色変わりがあるのか知りたくはありませんか。本記事ではさまざまな色や種類の紹介の他、色が変わる理由や時期、変色との違い、色変わりは体が弱いのかなどについて解説しています。コザクラインコの色変わりについて知りたい方は、是非読んでみてください。

色変わりと呼ばれるコザクラインコの色と種類|珍しいタイプも紹介
「コザクラインコが飼いたいから、どんな色の種類があるのか知りたい」
「コザクラインコは色が変わるって本当?」
「色変わりの子は体が弱いって聞いたけど、どうなんだろう」
そんな疑問をお持ちではありませんか。

この記事ではコザクラインコの色変わりについて、どんな羽色が存在するのか、珍しいとされる色や種類にはどういったものがあるのかを紹介しています。

また他にも、色変わりする理由やその時期、色変わりのコザクラインコは体が弱いのかや、色変わりと変色では何が違うのかといった情報も掲載しています。本記事を読むことで、コザクラインコの色変わりについて理解を深めることができるでしょう。

愛情深く、「ラブバード」とも呼ばれるコザクラインコの色変わりについて知りたい方は、是非読んでみてください。

コザクラインコの色変わりとは?



コザクラインコは、額から胸までのピンク色が特徴的です。小さな桜を連想させるその姿に由来した名前を持っており、漢字で「小桜インコ」とも書かれます。

コザクラインコの羽色は非常にさまざまで、子供から大人に成長する過程で色が変わる「色変わり」が起こりますが、やがて色素量が安定して羽色がさだまります。

桜色の顔が特徴的なコザクラインコですが、赤味が弱いオレンジ色の顔をした個体や、珍しいものでは白色の個体も存在しているのです。ここでは、なぜ色が変わるのか、色が変わる時期についてみていきましょう。

色変わりする理由

さまざまな羽色があることで、個性が際立つ美しいコザクラインコですが、なぜ色変わりが起こるのでしょうか。

色変わりには、親から受け継いだ遺伝的要素が関係しています。遺伝によって個体ごとに色素量が異なるため、それぞれ羽色が異なるのです。また、成長によっても色素量が変化するため、色変わりが起こります。

羽の内部は3層になっており、それぞれの層で異なった色素を持っています。その色が混ざり合った色が羽色として見えているのです。

色変わりの時期

コザクラインコの年齢を人間の年齢に置き換えて考えた場合、インコの1歳が人間の20歳程度になると言われています。

成長速度などは個体それぞれに違いがあるため一概には言えませんが、コザクラインコの色変わりは生後4か月頃が多いとされており、くちばしや顔の色、羽の色などが少しずつ変化していきます。

ノーマルなコザクラインコの色と特徴



コザクラインコと言えば、緑やピンクのグラデーションを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。ノーマルと呼ばれる一般的なコザクラインコは全体が濃い緑色をしており、額から胸までが赤くなっています。また、腰のあたりが明るい青色をしているのも特徴の1つです。

元々、自然界のコザクラインコのほとんどはノーマル色となっており、その他の種類は人工的に生み出されてきたものです。そのためノーマル色は野生に近い強い体を持ち、多く繁殖されています。

【色別】コザクラインコの種類

コザクラインコには実にさまざまな色変わりの種類がありますが、厳密に品種名が決まっているわけではありません。俗称で呼ばれることも多く、どの品種に属する色合いであるのか判断が難しい場合もあります。

上記を踏まえ、ここでは「緑色系」「青色系」といった大まかな色別に種類分けをし、5種類のカテゴリーで紹介しています。これからコザクラインコを飼おうとしている方など、どういった色の種類があるのか知りたい方は是非参考にしてみてください。

緑色系のコザクラインコ

緑系のコザクラインコには、ノーマル色の他にも「ダークグリーン」や「シナモングリーン」、「アメリカンイエローパイド(タイガーチェリー)」や「オリーブ」などの種類があります。

ダークグリーンはノーマルに比べ、全体の緑や腰の青色が濃く、オリーブはダークグリーンよりも更に濃い色をしています。逆にシナモングリーンは、ノーマルよりも明るく黄色味のある色合いになっており、アメリカンイエローパイドは緑の体に黄色くまだら模様が入っています。

青色系のコザクラインコ

青色系には、「シーグリーン」などの種類があります。体は青味がかった緑色をしており、杏色の額で顔は白色をしています。くちばしは付け根がピンク色で、先っぽの方はクリーム色です。

また、シーグリーンよりも額の色が濃くターコイズブルーの体をした個体を「ダッチブルー(ブルーチェリー)」、ダッチブルーより体の青色が濃く風切り羽が緑がかっているものを「コバルト」、体がグレーで腰もグレーがかった青色のものを「モーブ」と呼んだりもします。

黄色系のコザクラインコ

黄色系には「オーストラリアンシナモン」や「アメリカンイエロー」、「ルチノー」などの種類があり、いずれも赤い額と顔を持っています。

オーストラリアンシナモンは、風切り羽がシナモン色で体は黄緑色がかった黄色、腰は薄い青色をしています。一方、アメリカンイエローは、体がからし色で腰と風切り羽が白味を帯びているのです。

ルチノーも風切り羽と腰が白味がかっていますが、体は黄色く、赤い目を持っています。

紫色系のコザクラインコ

次のページ:珍しい色や種類のコザクラインコ

初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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