フィリピンワシとも呼ばれるサルクイワシとは？その特徴などを紹介

この記事で初めてサルクイワシを知った方、その特徴的な名前と生態に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

サルクイワシは人目に付くことは稀であり、生態も未だ調査が進んでおらず多くの謎に包まれている生き物です。

フィリピンでは懸命な保護活動が行われていますが、森林伐採による生息地の減少や、2年に1度1個しか卵を産まないといった生態の理由から、サルクイワシが自然に繁殖していくことは依然厳しい状況です。

絶滅が危惧されているサルクイワシですが、近年ではフィリピンからシンガポールへサルクイワシのつがいを貸し出すなど、国外でも種を守る活動が行われており、世界的にも注目を集めています。

サルクイワシの生態やその現状をより多くの人が認知することで懸命な保護活動が功を奏し、回復傾向にある個体数の増加に繋がる可能性があります。