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ペットに人気のオウムの種類は?必要なアイテムや飼育の注意点も紹介

更新日:2024年08月16日

オウムとインコの違いをご存知でしょうか。この記事ではオウムとインコの違いや、ペットとして人気のオウムの種類、オウムの飼育に必要なアイテムなどについて詳しく解説しています。オウムをペットとして飼育したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

ペットに人気のオウムの種類は?必要なアイテムや飼育の注意点も紹介

キバタン

キバタンはオーストラリアに生息しており、白い羽に冠のような黄色い冠羽が美しいオウムで、値段は30万円から50万円ほどです。体長は44cmから50cmほどであり、寿命は35年から50年ほどだと言われています。

オウムの中でも飼い主に懐きやすくコミュニケーションを取るのが得意で、飼い主の真似をするなど愛嬌もあるためペットとして人気が高い種類のオウムです。

しかし鳴き声が非常に大きく、人間の叫び声のような声で鳴くこともあるため防音対策が必要であり、集合住宅で飼育するのには向いていないでしょう。

とは言え、非常に高い知能を持ち、言葉を覚えられるなど魅力も多いため、キバタンの性質を知り、飼育環境を整えられる人にはおすすめのオウムです。

ルリメタイハクオウム

ルリメタイハクオウムはパプアニューギニア島の固有種で、目の周りに羽毛がなく薄青色の縁があるのが特徴です。キバタンなどと比較して冠羽が丸みを帯びています。

体長は50cmほどで、寿命は約70年以上ととても長生きです。くちばしの力がとても強いため、飼育ケージは破壊されないよう頑丈なものを準備する方が良いでしょう。

また体が大きい分、鳴き声も大きく雄叫びをあげることもあるためマンションなどの集合住宅などでは防音対策が必要です。

ソロモンオウム

ソロモンオウムは真っ白な体にタイハクオウムのような立派な冠羽を持つオウムです。体長は30cmほどであり、平均寿命は30年から40年と言われています。

ソロモンオウムは見た目の美しさから大変人気がありますが、日本で飼育されている数はそれほど多くないでしょう。

さっぱりとした性格から人に懐きにくい種類であるとも言われていますが、人に構われることが好きであるため、小さい頃からスキンシップをしっかり取ることで人に懐くようになります。

また、オスはメスと比較して気性が荒く噛んだり、大きな声で鳴いたりすることがあります。初心者がソロモンオウムを飼育する場合は、よく甘えてくるメスを飼育するのがおすすめです。

ソロモンオウムはお喋りがあまり得意ではありませんが、根気よく教えることで少しはできるようになるでしょう。

アカビタイムジオウム

アカビタイムジオウムはオーストラリアやニューギニアに生息しているオウムで、白色の体色に目頭のあたりが赤色をしており、目の周りに羽がなく青灰色をしているのが特徴です。オウムの特徴である冠羽が短いため、インコと間違えることもあるでしょう。

体長は35cmから40cmほどで、寿命は35年から40年ほどと言われています。アカビタイムジオウムは知能が高く、おしゃべりが上手です。教えた言葉だけでなく、よく耳にする言葉や飼い主の口癖なども勝手に覚えてしまうこともあります。

陽気な性格をしており、コミュニケーションをとることも好きです。しかし知能が高いため単純な遊びでは満足できないため、頭を使う遊びをしてあげると良いでしょう。人見知りもあまりせず、懐きやすいです。

クルマサカオウム

クルマサカオウムはオーストラリアの内陸に生息する世界一美しいと言われる種類のオウムです。体長は35cmから40cmほどで、顔からお腹にかけて淡いピンク色、背中と羽は白色をしています。時折広げる冠羽の鮮やかなオレンジと黄色が印象的です。

寿命は40年から80年ととても長く、とても相性が良くなければつがいにならないため繁殖が難しいと言われています。

クルマサカオウムは、神経質な性格をしているため飼い主にも懐きにくい種類のオウムであると言われていますが、1対1で飼育することで少しは懐いてくれるようです。しかし、成長するにつれて人離れをすることが多いでしょう。また、お喋りはあまり得意ではありません。

オウムの飼育に必要なアイテム

オウムを飼育するためには事前にオウムの飼育に必要なアイテムを知り、オウムを飼育する適切な環境を整える必要があります。

ここでは、オウムの飼育に必要なアイテムについて解説するため、オウムをお迎えする際の参考にしてください。
  • ゲージ
  • 給餌器・給水器
  • 止まり木
  • 水遊び用品
  • 玩具
  • ペレット
  • 保温電球
  • 床材

ゲージ

オウムを飼育する際にまず必要になるのがケージです。

基本的にオウムの飼育に必要なアイテムは同じですが、大型の種類のオウムを飼育するのか、小型の種類のオウムを飼育するのかでケージの大きさが異なります。飼育するオウムの種類の大きさに合わせたケージを選びましょう。

体が大きい大型の種類のオウムは力も強いため、ケージの金網をかじって歪ませてしまうこともあります。ケージの金網はステンレス製のものや金メッキ製のものなどがありますが、オウムがかじっても金属中毒になる心配がない、ステンレス製のものを選ぶのがおすすめです。

ケージの金網部分だけでなく底もかじることがあるため、できれば底部分もプラスチックなどではなく金属製のものを選ぶと良いでしょう。
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初回公開日:2022年12月09日

記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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