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子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

更新日:2024年11月07日

空前の猫ブームといわれる昨今、子猫を飼いたいと思っている方が増えています。なるべく小さくてかわいい子猫を望まれる方が多いのですが、小さければ小さいほど育て方は大変です。今日は子猫の成長過程における育て方や、猫種の子猫の育て方をご紹介します。

子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月

猫種の子猫の育て方と注意

メインクーン

メインクーンは温厚で協調性に優れた猫種です。別名ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)とも呼ばれ、成長するとメスで4~6キロ、オスでは6~8キロ、大きくなると10キロを超える子もいます。そのため、メインクーンの子猫を育てるにはそれなりの広い飼育スペースが必要です。

最も大きい猫種なので、子猫時代の十分な栄養摂取が育て方の大切なポイントになります。1歳未満では体重100gに対して200kcalを目安に、食事を1日3~4回に分けて与えます。知能が高いので育て方はそれほど大変ではありませんが、体が大きくなるので爪とぎやトイレ、キャリーケースなどは他の猫より大型のものを用意しましょう。

子猫時代に注意すべき病気には、脊髄性筋萎縮症があります。脊髄の神経がなくなってしまう病気で、生後3~4か月で発症します。普段と様子が違うと思ったら、すぐに動物病院を受診しましょう。

マンチカン

マンチカンの特徴は、ダックスフンドのような短い足です。見かけによらず運動好きでやんちゃ、簡単な芸をできるようになる子もいるくらい知能が高い猫なので、正しい育て方をすれば家族との絆もさらに深まるでしょう。

マンチカンの子猫の育て方で大切なのは、生後3か月間の成長が著しく、この間に体がほとんどでき上がってしまうため、栄養をたっぷり摂取させることです。また、体型を考慮した食器やトイレ、キャットタワーなど、生活しやすい環境に配慮しましょう。

マンチカンの子猫は、コロナウイルスによる腹膜炎を起こしやすいと言われています。生後6か月~3歳の間に発症することが多いので、食欲がなくなったり、熱っぽいと感じた時は動物病院を受診しましょう。

ラグドール

「ぬいぐるみ」を意味するラグドールは、名前のとおり、おっとりした性格でふさふさな被毛を持つ猫種です。重さははメスなら4~5キロ、オスは5~7キロと大きくなり、10キロ超えのオスも珍しくありません。

ラグドールは完全な成猫になるまで2~3年を要します。育て方で大切なのは、この成長期に高カロリー・高たんぱくの食事を心がけることです。生れた直後は真っ白だった被毛は、成長につれて顔や体に色が出てきます。

子猫の育て方で注意したいのは、被毛が長く密集しているため、毛繕いで舐めた毛を飲み込んで起こる毛球症、体の熱を逃がしにくいため熱中症になりやすいことです。毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。

成長過程ごとの子猫の育て方

子猫は成長によって育て方が異なります。それぞれの課程の育て方を説明します。

生後すぐの子猫

出生直後の子猫の体重は80g~100gです。四六時中母猫や兄弟猫と体を寄せ合って暖を取り、お腹が減れば母乳を飲んで満足して眠り、母猫がお尻の周りを舐めて刺激することで排泄します。

この時期の子猫の育て方は、とても大変です。生後1週間くらいまでの子猫は、自分で体温調節ができません。室温が25℃を下回る場合、ペット用カーペットやぬるめの湯たんぽで寝床を温め、毛布などで保温します。乾燥による脱水が起こりやすく、湿度は55%以上に保ちます。

この時期に母猫からは初乳と呼ばれる抗体を含んだ栄養価の高い母乳が出ているので、生後16時間以内に飲ませることで子猫を6~8週間病気から守ることができます。母猫がいない場合、子猫用の哺乳瓶と、子猫用のミルクを用意し、一回1ccを2,3時間おきに与えます。

栄養が十分であれば、一週間で100g弱体重が増加します。生後2週間を過ぎれば、1日5回くらいに分けて、子猫が欲しがるだけミルクを与えるようにします。

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煮沸消毒ができ、クリーニングブラシもついているので衛生面でも安心です。

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初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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