子猫の育て方・ミルクやしつけの仕方|1カ月/2カ月
更新日:2024年11月07日
猫の母乳に近い成分で、産まれたばかりの子猫の健やかな成長のために作られた特殊調製粉乳(総合栄養食)です。
生後1週間から数週間
1週間~10日で目が開き、2週間頃には乳歯がのぞき始めます。目やにのようなものが固まって瞼がなかなか開かないようなら、動物病院で抗生物質の目薬を処方してもらって下さい。放置しておくと失明することがあります。また、フラッシュのような強い光は子猫の失明の原因になりますので、写真を撮るときは控えて下さい。
生後2週間を過ぎるころからよたよたと立ち上がったり、体温調節も徐々にできるようになってきます。このころから猫の「社会化期」という、今後の猫の性格を形成する最も大切な時期に入ります。
この時期の育て方で大切なのは、脳の発育に十分な栄養を摂取しながら、母猫に守られる安心感や、兄弟猫とのじゃれあい、人間とのふれあいをなるべくたくさん経験させることです。猫の社会性は、この頃から生後7週目までのごく限られた時期にほとんど決まってしまいます。
生後2週間を過ぎるころからよたよたと立ち上がったり、体温調節も徐々にできるようになってきます。このころから猫の「社会化期」という、今後の猫の性格を形成する最も大切な時期に入ります。
この時期の育て方で大切なのは、脳の発育に十分な栄養を摂取しながら、母猫に守られる安心感や、兄弟猫とのじゃれあい、人間とのふれあいをなるべくたくさん経験させることです。猫の社会性は、この頃から生後7週目までのごく限られた時期にほとんど決まってしまいます。
子猫の排泄のさせ方
生れたばかりの子猫は自力で排泄ができません。授乳のたびに温かいお湯で湿らせたコットンやティッシュなどで優しくお尻の周りを刺激し、排泄させてあげます。排泄後はきれいにふき取り、清潔を保ってください。
生後1カ月の子猫
生後一か月を過ぎると、体重は500g前後になり、乳歯も生えそろい爪の出し入れや体温維持、排泄も自分でできるようになります。おぼつかない足取りでよちよちと動きまわり、何にでも興味を示すので誤飲や誤食の危険も出てきます。室内に子猫にとって危険なものがないよう、育て方にも細心の注意が必要です。
ミルクは、子猫が欲しがるだけ授乳してかまいません。乳歯が生えそろった頃から、少しずつ離乳食を与え始めます。柔らかく茹でたささみや白身魚をフードプロセッサで半固形状にしたり、市販の猫用離乳食をミルクと共に与えて赤ちゃん猫の食生活から子猫用の食生活に切り替える準備をします。
この時期はまさに子猫の「社会化期」です。母猫や兄弟猫がいない時は、できる限り替りになる存在の猫を探すか、人間がその役割を果たさなければなりません。猫じゃらしなどを使ってたくさん遊んであげながら、猫の狩猟本能を目覚めさせることも大切です。
子猫が噛んできたら、飼い主さんが耳などを甘噛みして「噛まれると痛い」ことを教えます。そうしなければ、噛み癖が身に付いて終生治すことが難しくなります。
生後6週目くらいから母猫の初乳の免疫が切れてくるので、1か月半頃に子猫の健康診断を兼ねて、1回目のワクチンを接種します。
ミルクは、子猫が欲しがるだけ授乳してかまいません。乳歯が生えそろった頃から、少しずつ離乳食を与え始めます。柔らかく茹でたささみや白身魚をフードプロセッサで半固形状にしたり、市販の猫用離乳食をミルクと共に与えて赤ちゃん猫の食生活から子猫用の食生活に切り替える準備をします。
この時期はまさに子猫の「社会化期」です。母猫や兄弟猫がいない時は、できる限り替りになる存在の猫を探すか、人間がその役割を果たさなければなりません。猫じゃらしなどを使ってたくさん遊んであげながら、猫の狩猟本能を目覚めさせることも大切です。
子猫が噛んできたら、飼い主さんが耳などを甘噛みして「噛まれると痛い」ことを教えます。そうしなければ、噛み癖が身に付いて終生治すことが難しくなります。
生後6週目くらいから母猫の初乳の免疫が切れてくるので、1か月半頃に子猫の健康診断を兼ねて、1回目のワクチンを接種します。
生後2カ月の子猫
生後2か月に近づいてくると、体重は1000g前後になり、離乳食から子猫用フードに切り替える時期に入ります。柔らかくふやかした子猫用フードを1日3~4回、おやつにミルクを与えます。猫の嗜好はこの時期に決まるので、肉や魚などを柔らかく茹でて与え、色々な味に親しむような育て方を心がけましょう。
総合栄養食であるドライフードはメインの食事として重要ですが、缶詰(ウエットフード)は猫が苦手な水分補給を効果的にできることから、偏食にならないよう、どちらも慣れさせておく必要があります。
この頃になると体つきもずいぶんしっかりしてきて、走ったり兄弟でプロレスごっこをしたりとずいぶん活動的になってきます。
総合栄養食であるドライフードはメインの食事として重要ですが、缶詰(ウエットフード)は猫が苦手な水分補給を効果的にできることから、偏食にならないよう、どちらも慣れさせておく必要があります。
この頃になると体つきもずいぶんしっかりしてきて、走ったり兄弟でプロレスごっこをしたりとずいぶん活動的になってきます。
生後3か月の子猫
3か月で体重はおよそ1.3kgになり、乳歯は永久歯に生え変わり始めます。また、オスは睾丸が膨らんで見た目もはっきりわかるようになります。乳歯が永久歯に完全に生え変わり、あごもしっかりしてきた生後5か月目くらいから、子猫用フードから成猫用フードに切り替えます。
最初のワクチン接種から3~4週間経過したら、2度目のワクチン接種を行います。この時に動物病院で子猫の健康状態のチェックと、今後の育て方のアドバイスをしてもらいましょう。
最初のワクチン接種から3~4週間経過したら、2度目のワクチン接種を行います。この時に動物病院で子猫の健康状態のチェックと、今後の育て方のアドバイスをしてもらいましょう。
野良猫の子猫の育て方と注意点
野良猫だからといって、特に普通の子猫と違う育て方をすることはありません。野良猫の子猫の育て方が難しいのは、これまで子猫や親猫が置かれていた衛生環境や栄養状態、現在の健康状態が、素人には全く把握できないからです。
野良猫の子猫を保護したら
すぐに家に連れて帰るのは控え、動物病院でノミやマダニの処置や健康状態をチェックしてもらい、育て方で注意すべきことを聞いておきましょう。
里親を探すつもりなら、このタイミングで獣医師さんに相談しておけば地域のボランティアさんや愛護団体を紹介してもらったり、病院がポスターなどで里親募集に協力してくれることもあります。
里親を探すつもりなら、このタイミングで獣医師さんに相談しておけば地域のボランティアさんや愛護団体を紹介してもらったり、病院がポスターなどで里親募集に協力してくれることもあります。
野良猫の子猫がかかりやすい病気と注意点
感染症
初回公開日:2017年11月29日
記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。