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猫のケージ飼いをする方法とは?メリットと注意点|ケージ3選

更新日:2024年11月09日

猫が家でくつろいでいる様子を見ると、飼い主も安心できるものです。しかしちょっと目を離した隙に脱走したり、危険なイタズラをしたり危険も隣りあわせです。そんな不安を解消できるのが猫のケージ飼いです。ここではケージ飼いのメリットや注意点をご紹介しています。

猫のケージ飼いをする方法とは?メリットと注意点|ケージ3選
猫をケージ飼いする場合は、ある程度の高さと広さが重要です。猫は上下に動く動作が好きなので、特に高さには注意を払いましょう。

来客や家事仕事で、少しだけ目を離す場合はそれほど気にしなくて良く、猫の大きさにもよりますが、ケージを準備する場合は、幅と高さが必要です。

猫用のケージはキャットゲージのように、階層に分かれているものが多く2段~3段になっています。部屋に置く場合は、あらかじめ場所と高さを確認しておいたほうが良いでしょう。

猫をケージ飼いするときの注意点2:直射日光が直接当たる場所は避ける

猫をケージ飼いするときの注意点として、夏の強い日差しや直射日光が当たるような場所は避けたほうが良いでしょう。日光浴が好きな猫はたくさんいますが、これは猫習性でノミやダニの予防や紫外線による殺菌、消毒などをしています。

また体温の維持やビタミンの吸収を助ける効果もあるという点から、どうしても窓際で日があたるほうが良いだろうと考えがちですが、直射日光の当たらない適度な体温維持程度が良いでしょう。

猫をケージ飼いするときの注意点3:餌皿とトイレを置く場合は離す

餌皿とトイレを置く場合は、離しておいたほうが良いでしょう。家に来たばかりの猫は、餌の場所とトイレの場所が分からないので、初めのうちは一緒でも良いですが、慣れてきた猫にとっては、ご飯の時にトイレの臭いがするのをとても嫌がりますので離すようにしてください。

猫は清潔な動物ですので、理想としては2階~3階のケージ飼いが良いでしょう。トイレは1階、餌皿は2階などにスペース配分するのが理想的です。

猫をケージ飼いするときの注意点4:行動を見守れるときは扉を開けてストレスを溜めないようにする

猫のケージ飼いは、安全性や健康維持のためにも有効ですが、ずっとケージの中に閉じ込めておくような飼い方は良くありません。基本的に猫は自由に歩き回る動物で、行動を制限されることは猫にとってストレスになります。

日頃から行動を見守れるときには、扉を開けてストレス解消をしてあげましょう。

猫をケージ飼いするときの注意点5:ケージに入っているときはあまりかまわず安心させてあげる

猫をケージ飼いするときの注意点として、ケージに入っているときは、あまりかまわないことです。ついつい可愛いからと言って声をかけたり、じっと見つめてしまうと、猫も嬉しくなって遊んでくれると勘違いすることもあります。

猫によっては、細い隙間のような空間で人には見えないような場所を好む猫もいます。猫が安心して落ち着ける場所として認識できるようにするために、ケージに入っているときは、あまりかまわずそっとしておいてあげましょう。

トラブル回避のためにできること

猫を飼っているうえでのトラブルとしてあげられるのは、交通事故のリスクが一番にあげられるでしょう。出入り自由な生活をしている猫の場合に多くありますが、道路を渡ろうとして車に気づいた瞬間に引かれてしまいます。

放し飼いをしてしまうと、他の猫とケンカをしてケガを負ったり、そこから感染症を起こすなど病気の原因になります。また他人の敷地に入り込んでしまうと糞などが原因で苦情の原因となったりすることも考えられます。

トラブル回避のためにできること

  1. 交通事故
  2. 病気やケガ
  3. 近隣住民からの苦情

トラブル回避のためにできること1:夏場は冷房がケージに当たらないように室内の温度を調整する

猫の体温も、気温や湿度の上昇につれて変化しますが、健康体であれば身体の体温調整が働き、体温を一定に保つことができます。ところが室内の温度が冷房で下がりすぎてしまうと体温調整ができなくなり、呼吸器疾患などの病気を招く恐れがあります。

猫が快適に感じる温度は26℃~30℃とされており、猫によっては多少暑くても平気な猫もいます。冷房の設置は28℃程度の設定にしておきカーテンなどで日陰を作り、冷房が直接ケージにあたらないよう調整しましょう。

トラブル回避のためにできること2:無理やり押し込んだりしない

トラブル回避のためにできることとして、猫をケージの中に無理やり押し込んだりしないことです。しつけのためと無理やりケージの中に閉じ込めるのも禁物です。無理やり閉じ込めてしまうと、極度のストレスから病気になったり凶暴化する可能性もあります。

また、閉じ込められることで恐怖心を感じ、飼い主さんに懐かなくなることもありますので絶対にやめましょう。飼い始めがいつからかによって違いますが、猫ケージ飼いに慣れていない場合は、無理せずに安全な場所であることを少しずつ認識させましょう。

トラブル回避のためにできること3:大きさは余裕を持って選ぶ

猫をケージ飼いする場合、ケージの大きさは余裕を持って選ぶことが大切です。猫の成長期は約12ヵ月と言われ、急速に成長するのは生後4ヵ月とされています。一週間単位でみるみる育ち、体重が4~5倍に増加します。

その後は緩やかに成長し、4ヵ月以降の体重は2~3倍に増加しますが、急に大きくなったりすることはありません。

出生時100~130gの猫の場合でしたら、6か月後には体高で24cm、体調で50cm程度が一般的です。12ヵ月目にかけて多少は大きくなりますが大きな成長はないでしょう。
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初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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