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猫のケージ飼いはストレス?ケージ飼いのメリットと注意点3つ

更新日:2024年11月11日

「猫をケージに入れるのは可愛そう」「ケージに入れるメリットが分からない」という方も多くいらっしゃるでしょう。ですが、ケージはメリット満載のアイテムです。サイズも金額も大きな買い物なので、失敗しないよう、しっかり勉強してから購入しましょう。

猫のケージ飼いはストレス?ケージ飼いのメリットと注意点3つ

3:おもちゃやタワーを入れておく

猫をケージに慣れさせるには、その場所を好きになってもらうことが必要です。

ケージが嫌なものではなく、「楽しい場所」「面白い場所」と覚えてもらうことが大事です。ケージ嫌いの猫でも、中に設置されたおもちゃで遊んでいるうちに、いつの間にかケージの中で好んで過ごすようになるケースもあります。

一言で言ってしまえば、おもちゃやタワーなど、猫の好きなもので釣ってしまうということです。

4:子猫の頃からケージに慣れさせる

もし可能なら、子猫の頃からケージに慣れさせましょう。

歯磨きや爪切りと同じく、子猫の頃から習慣付けていれば、ケージに入ることも当たり前と受け止めてくれます。

猫は環境の変化を嫌う性質がありますので、成猫になってからだと、戸惑いとストレスを感じ、なかなか慣れてくれない可能性があります。

成猫になってから家族になった猫などに対しては、おもちゃや餌などで時間をかけて慣れさせていくしかありません。

急に慣れさせようとすると、ケージだけでなく飼い主の存在を嫌ってストレスを感じるケースもあるので、気をつけましょう。

5:いきなり中に入れずに調べさせる

大抵の猫は、見慣れぬ物体の存在に警戒します。

その見慣れぬ物の中にいきなり閉じ込められたら、猫は、パニックになるか激しく抵抗するか、怖くて固まってしまうでしょう。どちらにせよ、猫には大きなストレスです。

また、新しいケージには猫の知らない匂いがついています。猫は、「自分の匂いがついていないものは知らない物だから危険だ」と認識します。

ケージ設置後は、猫がケージの匂いを嗅ぎ、自分の匂いを擦りつけたり、自分から中に入るのを待ってみましょう。

視覚と嗅覚の両面で、猫がケージの存在そのものに慣れてから、中に入れるようにしましょう。

6:エサをケージ内で与える

これも、猫を好きなもので釣る方法です。

猫が必ず興味を示すものは、餌です。おもちゃに興味を示さなくても、餌の時間になると催促するという猫は多くいます。

猫の大好きな餌をケージ内に置いて、猫を誘導します。その場で猫が食べきるまで、そっと見守りましょう。

猫は、安全と判断した場所でなければ、餌を食べようとしません。餌を食べるということは、猫にとって安全な場所だということなので、何度かケージ内で餌を食べていく中で、ケージ内を安全な場所だと認識するようになります。

ストレスをためない!ケージで猫を飼う際の注意点

ケージは、飼い主の不在時や、多頭飼いに置いて特定の1匹を隔離したいときなど、手軽に猫を閉じ込められる便利な道具です。

ですが、あまり閉じ込めすぎると猫のストレスになりますので、注意が必要です。

ケージで猫を飼う際の注意点

  1. ケージの大きさは猫の成長に合わせて選ぶ
  2. 長時間ケージに閉じ込めない
  3. 置く場所に注意する
  4. ケージ内にいるときはかまうのを避ける

ケージで猫を飼う際の注意点1:ケージの大きさは猫の成長に合わせて選ぶ

ケージの大きさOKNG
スタンダード成猫1匹・子猫2匹以下成猫2匹以上・子猫3匹以上
スリム・ミニ子猫2匹以下成猫
大型・ラージ成猫3匹以下・子猫成猫4匹以上
猫が身動きの取れないほど狭い場所は、ケージではなくただの固定具です。猫のストレスは大きいでしょう。

猫は、1歳を超える頃には成猫となります。成長後の猫の大きさにあわせてケージを選びましょう。狭いケージは猫にとってストレスになります。

また、複数頭の猫を1つのケージに入れるなら、その分だけ大きい物を選ばなくてはいけません。

トイレや水飲み場、ベッドを運び入れるつもりなら、それらのサイズも考慮して大きさを計算しないと、猫の動けるスペースが狭くなってしまうことを忘れないでください。

ケージで猫を飼う際の注意点2:長時間ケージに閉じ込めない

猫はインテリアではありませんし、ケージはインテリア置き場ではありません。

ずっとケージに閉じ込めて一生を終えさせるのは、猫にとって不幸でしかありません。「気が向いたときだけケージから出して構う」というような飼い方は、猫にストレスを与えます。

猫はとても繊細な生き物ですので、ストレスが大きいと、食事をしなくなったり体調を崩す個体もいます。

なるだけ猫をケージに入れずに済むよう、猫に自由を与えましょう。

ケージで猫を飼う際の注意点3:置く場所に注意する

ケージは、温度差の激しい場所に置いてはいけません。

ケージに閉じ込めてしまえば、猫は自分でケージ内から脱出できません。もしケージ内が暑すぎたり寒すぎたりすれば、そこから逃げられない猫は、体調を崩してしまいます。

また、ケージは騒がしい場所や人どおりの多い場所にも適していません。そういった場所は、猫にとって落ち着ける場所ではなく、猫がストレスに晒されるだけだからです。

ケージで猫を飼う際の注意点4:ケージ内にいるときはかまうのを避ける

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初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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