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猫用エリザベスカラー22選|ストレスなく使う方法とは

更新日:2024年11月11日

病気やケガなどによる外傷を患った猫にとっては、エリザベスカラー着用による動きにくさは、ストレスもたまりなかなか普段どおりに生活をすることが困難。エリザベスカラーを紹介するとともに、ストレスを軽減させるためのいろいろなアイディアをご案内しています。

猫用エリザベスカラー22選|ストレスなく使う方法とは

エリザベスカラーとは?

エリザベスカラー(Elizabethan collar)とは、外傷を患った動物が、傷口をなめることで傷を悪化させることを防ぐために円錐状の形をした、顔の周りをぐるりと覆う保護具です。

このエリザベスカラーという呼び方は、16世紀イギリスのエリザベス朝時代に衣服に用いられた、襞襟(ひだえり)からきているそうです。

猫のエリザベスカラーの必要性

猫のエリザベスカラーの必要性とは何でしょうか。

まず室内飼いのほとんどの猫が経験するのは、去勢・避妊手術です。猫は術後には必ずといってよいほどエリザベスカラーを着用させられます。

エリザベスカラーの着用は、猫が傷口をなめたり噛んだりしないようにするためです。また傷口に塗った薬を猫がなめてしまうおそれもありますので、それを防ぐ役割もあります。

エリザベスカラーをストレスなく使うには?

ひんぱんに毛づくろいをする猫にとって、エリザベスカラーはとても邪魔で不快なものでしょう。

自由を奪われるのを最も嫌う猫ですから、エリザベスカラーを必死で取ろうとしたり鳴き続けたりする猫もでてきます。

猫がエリザベスカラーをストレスなく使うには、なるべく猫の動きに制約がかからない素材やデザインのエリザベスカラーを選ぶことが大事です。

最近では、とてもソフトで動きやすさを考えられた猫用のエリザベスカラーが販売されているので、猫にとって快適なエリザベスカラーを選びやすくなっています。

食事が不便にならない食器を使う

猫がエリザベスカラーを着けている場合、問題となるのが食事の際に猫が食べにくいということでしょう。

エリザベスカラーのせいで食べにくさのあまり食欲をなくしたり、イライラしてしまう猫もいるはずです。

飼い主さんの中には直接手から猫に食べさせる方もいますが、なかなか時間を割けない方は食器を換えてみてはいかがでしょうか。

猫用の食器で高さのある足つきのボウルタイプのものや、いつもの食器を使う場合でも、フードスタンドなどを利用して少しでも食べやすくしてあげる工夫が必要となります。

カップ麺の容器で代用する

YouTubeやネットのブログなどでも評判なのが、カップ麺の容器を利用したカップ麺カラーです。

最初はカップ麺の容器というところに違和感を感じていた飼い主さんも、ブログや動画を見ることでその良さを実感する方が多いでしょう。

他にもエリザベスカラーの代替え品を探して作る方が多いのですが、やはりカップ麺容器がです。

わざわざエリザベスカラー用の素材を購入する必要がなく、一般的に家庭に必ずストックしてあるものなので手軽に使える素材といえます。

なるべく小さいものにする

エリザベスカラーが大きすぎると、猫にとってはかなりのストレスになります。食事もそうですが、日常的な動きが思うようにできずパニックを起こしてしまう猫もいるんです。

しかしエリザベスカラーがあまり小さすぎると傷口に猫の口が届いてしまうので、エリザベスカラーを着けている意味がなくなってしまいます。しかしエリザベスカラーが大きすぎると今度は食事や水飲みが困難になります。

今お持ちのエリザベスカラーが猫に大きすぎるようでしたら、少しカットして猫にとって使いやすいものにするなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
次のページ:猫用エリザベスカラー22選

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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