犬が怖がりな理由3つとは？怖がりな性格にしないための方法4つ

一般的に、「犬は人になつきやすく、天真爛漫」というイメージが強いですが、怖がりな犬もいます。中には、愛犬が怖がりで心配しているという方もいるでしょう。

今回は、怖がりな犬の特徴を見て行きましょう。

犬が怖がりであることには理由があります。

もちろん先天的な問題で、飼い主の問題ではないケースもあります。また、子犬のうちは怖がりな子も多いです。

では、犬が怖がりな理由を掘り下げていきましょう。

そもそもの性格として、犬には用心深い一面があり、その用心深さが怖がりな性格を助長しているところがあります。

犬の先祖は狼で、集団で野生で暮らしていた頃は、人間との接点はほとんどありませんでした。

やがて、ペットとして飼われるようになった進化の過程として、人間への用心深さがなくなったという要因があります。

それでも、本来の犬の気質として、用心深い面が残っていることがあります。

だからこそ、犬の持つ警戒心を解くためには、さまざまな経験を積ませて、怖がらなくても大丈夫だと認識させることが必要となってきます。

私たち人間の場合でも、初めてのことには不安を感じ、怖いと感じることがありますが、それは犬も同じです。とくに子犬の場合は、経験不足から不安のほうが大きくなってしまっていることが考えられます。

そのため、経験を積むことで怖がりな部分が少なくなることもあります。

これは人間の子どもでも同じようなことがあるので、自身の幼少期と照らし合わせたり、お子さんの成長過程を想像すると分かりやすいでしょう。

色々な経験をさせてあげるようにすると、だんだん落ち着いてくるでしょう。

私たち人間にも色々な性格の人がいるように、犬にも色々な性格の犬がいます。

その中には、怖がりな性格の犬もいます。

時として、「怖がり」の原因が飼い主であるでケースもあるので、「もしかしたら、自分の接し方が悪いからでは」と悩む方もあるでしょうが、そうではなく「遺伝的要素」で怖がりである場合も多いです。

決して「自分のせいかも」などと責めず、犬が過ごしやすくなるような環境を整えることで、怖がりな要素を克服させてあげましょう。

上記でご紹介したように、これまでの経験であったり、飼い主の接し方次第であったりと、後天的な要素で、犬の怖がりを助長させてしまう場合があります。

ここでは、犬を怖がりにさせてしまう原因を見ていきましょう。

家族として迎えたペットを溺愛する方も多く、過保護にしてしまう事で犬が怖がりになってしまうというケースがあります。

過保護な飼い主は、愛犬が怖がっていると守ってあげたくなり、ついつい手を出してしまいがちです。そんな行為が繰り返されると、飼い主に守ってもらえないと何も出来なくなってしまう可能性があります。

しかし、そんな愛犬も一匹で留守番をしたりなど、飼い主不在の時間は多かれ少なかれあるでしょう。

そんな時に依存的な犬だと留守番ができず、遠吠えしたり粗相をしたりと問題行動を起こすことがあります。