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犬が怖がりな理由3つとは?怖がりな性格にしないための方法4つ

更新日:2024年01月19日

飼い犬の怖がりな性格に困っている飼い主の方も多いでしょう。犬が怖がりな理由には、先天的なものもありますが、飼い主の接し方などの後天的な理由もあります。怖がりな犬の特徴や、どのように接していくべきかなどをまとめました。愛犬の怖がりな性格の克服に役立ててください。

犬が怖がりな理由3つとは?怖がりな性格にしないための方法4つ
犬は社会性のある生き物だと言われていますが、それには子犬時代からの積み重ねが必要です。

人間でも同じで、子どもの時から集団生活に慣れていないと、社会性を身に付けることが非常に難しい場合があります。

そのため、人間の場合は学校に勉強に行くと同時に、社会生活を営むための訓練をしていきます。

もちろん、犬の場合は学校に通うことは難しいので、飼い主との関係性の中で社会性を身に付けて行く必要があります。

犬を怖がりにさせる原因3:子犬の頃に強いトラウマがある

子犬の頃に何か怖い経験があって、怖がりになってしまうケースがあります。この場合は、命を守るための防衛反応ですので、怖がりになってしまうのは仕方がないとも言えます。

特に、何らかの事情がある保護犬の場合は、慣れるまで大変だという話はよく聞かれます。たとえ人間でも、強いトラウマを抱えれば克服するのは困難で、それは犬も同じです。

このような場合は、少しずつアプローチを続け、克服とまでは行かなくても、「ここは安心できる場所なんだよ」ということを教えてあげましょう。

犬を怖がりにさせない方法

続いて、犬を怖がりにさせない方法について見ていきましょう。

子犬を飼っている方は、とくに必見です。出来ればトラウマなどもなく成長し、結果的に怖がりでなくなるような方法を探って行きましょう。、

犬を怖がりにさせない方法

  • 子犬のうちに楽しい経験をさせる
  • 大きい音や他人に少しずつ慣れさせる
  • 叱ったり過度に同情したりしない
  • 大事なところでしっかり褒める

犬を怖がりにさせない方法1:子犬のうちに楽しい経験をさせる

子犬のうちに色々と楽しい経験をさせてあげることで、何か新しいことが起こっても前向きな気持ちにしてあげられるでしょう。

たとえば盲導犬を育てる場合を例にとると、子犬時代はとにかく愛情をたくさん注いで可愛いがっていることが多いです。

それは、子犬のうちに楽しい経験や良い経験をさせることで、人を怖がらず、物おじしない性格にすることができるからです。

子犬のうちに色々と楽しい経験をさせ、怖がりな性格にならないように心掛けていきましょう。

犬を怖がりにさせない方法2:大きい音や他人に少しずつ慣れさせる

犬には、あえて大きな音や飼い主以外の他の人にも慣れさせる必要があります。

たとえば散歩の際などに、他の犬に出会い、その飼い主とも知り合うような機会もあるでしょう。そのように、飼い主以外の人間とのふれあいを楽しめるようにしてあげることも大切です。

また、犬は耳がいいので、音に敏感です。大きな音や、急な音に驚いて吠えたりしないよう、動画や音楽などでを色々な音を体験させてあげるとよいでしょう。

雷の音なども、事前に耳に入れておけば、必要以上に怖がらなくなるケースが多いです。

犬を怖がりにさせない方法3:叱ったり過度に同情したりしない

怖がりにしないために、叱ったりしないのはもちろんですが、過度の同情も厳禁です。

少しでも何かがあったら抱っこしたりすると、犬も「この人は自分を守ってくれる」と考えるようになり、飼い主がいなければ何もできなくなってしまう可能性があります。

少しの間も飼い主がいないと、怖くなったり不安になったりします。依存してくる犬は飼い主にとっては可愛いところがあるでしょうが、怖がりになることで日常生活には問題が出やすいです。

怖がったりしても、過度に同情したりせず飼い主がどっしりと構えることが大切です。

犬を怖がりにさせない方法4:大事なところでしっかり褒める

躾をする際に、いちばん重要なのは、「大事なところでしっかりと褒める」ことです。

大声で叱ったり、無視をしたりしてばかりいると、だんだん「このようにしたら怒られるのではないか」とビクビクするようになり、結果的に怖がりになってしまいます。

大事なところでしっかりと褒めて、自信を持たせてあげることによって「自分はこれで良いのだ」という自信につながり、ひいては怖がりではなくなってきます。

「ここぞ!」という時に褒めてあげるということが非常に大切です。

干渉しすぎず時間をかけて犬の怖がりな性格を直していこう

愛犬が怖がりな性格だと、過剰に叱りつけて矯正しようとしたり、何かと手を出してあげたくなったりしますが、その気持ちを我慢しましょう。

もちろん、何もしないのは良くありませんが、どうにかしようとして構いすぎるのも考えものです。

褒めるところは褒め、環境に慣らしてあげるなど、やるべきことをやってあげたうえで、どっしりと構えて愛犬の怖がりを克服してあげましょう。

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