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犬の「換毛期」の季節はいつ?「換毛期」のお手入れ方法を紹介!

更新日:2024年03月06日

ペットと暮らしていく中で、愛犬の抜け毛が気になったことはありませんか?犬には季節によって被毛が抜け変わる”換毛期”があります。換毛期は、犬が夏や冬を快適に過ごすための準備期間です。今回は換毛期の時期やお手入れの方法について紹介します。

犬の「換毛期」の季節はいつ?「換毛期」のお手入れ方法を紹介!

犬の換毛期とは?

犬と暮らしている人の悩みのひとつに挙げられるのが、ペットの抜け毛問題ではないでしょうか。

犬には、毛が抜け変わる「換毛期」という時期があります。換毛期は、短期間で大量の毛が抜けるため、初めて犬を飼う方は少し驚く人もいるでしょう。

そこで今回は、換毛期について解説するとともに、抜け毛が多い時期のお手入れ方法なども紹介します。

換毛期の季節はいつ?

犬は季節によって、被毛が生え変わる仕組みとなっています。一般的に、換毛期は春と秋の2回です。

春は、夏に向けて細くて少し固めの通気性がよい”夏毛”に生え変わり、秋は、冬に向けてふわふわとした密集度が高い「冬毛」へと生え変わります。換毛期は、夏や冬を快適に過ごすために重要なことです。

ただし、換毛期の時期や抜け毛の量は、犬や生活環境によって個体差があるため、必ずしもこの時期に当てはまるとは限りません。時期がずれているからといって、特に心配する必要はありません。

換毛するのはどんな犬?

全ての犬に換毛期があるというわけではありません。なかには、換毛期のない犬種もいます。

犬の被毛は、「ダブルコート」と「シングルコート」の2つのタイプに分けられ、換毛期があるのは「ダブルコート」です。

それでは、ダブルコートとシングルコートには一体どんな違いがあるのでしょうか。その特徴を解説します。

ダブルコートとは?

ダブルコートとは、被毛がアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の二重構造になっている犬種のことを指します。一般的に、長毛種に多いです。

アンダーコートには体温を調整する役割があり、換毛期を迎えるとこのアンダーコートが大量に抜け、季節に応じた被毛に生え変わります。

ダブルコートは、寒い地域で生息する犬種に多いと言われる構造です。

シングルコートとは

シングルコートの犬種は、被毛がオーバーコートのみの構造です。短毛犬種に多いと言われています。

換毛期に大量に被毛が抜けるということはありませんが、年間を通してゆっくりと被毛が生え変わります。

シングルコートの犬種はアンダーコートがないため、非常に寒さに弱いです。もともと温暖な地域で生息していた犬種が多いので、冬は寒さ対策をしてあげましょう。

換毛期がある犬種(ダブルコート)

換毛期のある犬種はダブルコートの犬種です。

ダブルコートの犬種は、春や秋にかけてアンダーコートが生え変わるため、毎日ブラッシングしてあげる必要があります。

しかし、被毛が伸び続けるということはありませんので、ブラッシングさえしていれば、定期的にカットする必要はありません。

ダブルコート=長毛タイプと思いがちですが、長毛タイプ・短毛タイプのどちらもいます。そこで、愛犬がどちらに分類されるのか分からない方のために、代表的な犬種を紹介します。

ダブルコートの犬種

  • チワワ(ロング・スムース)
  • ポメラニアン
  • ミニチュアダックス
  • ゴールデンレトリバー
  • シェルティ
  • ボーダーコリー
  • 柴犬
  • コーギー
  • フレンチブルドッグ
  • ジャックラッセルテリア
  • ビーグル
  • シベリアンハスキー

毛長タイプ

まずは、ダブルコートで長毛タイプの犬種を紹介します。

代表的な犬種には、チワワ(ロング)、ポメラニアン、ミニチュアダックス、ゴールデンレトリバー、シェルティ、ボーダーコリーなどが挙げられます。

特に抜け毛が目立つのが、このダブルコートで長毛タイプの犬種です。換毛期になると、部屋の隅に大量の抜け毛が溜まる、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。

上記の犬種を飼っている方は、春や秋は特にブラッシングや掃除を徹底しましょう。

短毛タイプ

次のページ:換毛期がない犬種(シングルコート)

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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