犬のへそってあるの?犬のへその場所やその特徴を徹底解説!
更新日:2024年09月11日
犬のへそは存在するのか?
犬にもおへそは存在するのでしょうか?長い毛に覆われている犬の体は、ぱっと見ただけではへそが見えないので犬にへそは無いのかもと思われがちですが、犬にもおへそはあります。
魚類やカエルなどの両生類、鳥類にはへそはありません。しかし犬は哺乳類です。犬もわたしたち人間と同じようにへその緒を通して母親から栄養をもらって生まれてきました。
魚類やカエルなどの両生類、鳥類にはへそはありません。しかし犬は哺乳類です。犬もわたしたち人間と同じようにへその緒を通して母親から栄養をもらって生まれてきました。
ほぼすべての哺乳類動物にへそがある
ほぼすべての哺乳動物にはおへそがあります。人間はもちろん、犬や猫、ネズミ、ウサギ、海の中にいる哺乳類で知られているイルカやクジラにもへそがあるのです。
例外として、哺乳類でも卵から生まれてくるカモノハシやハリモグラにはへそがありません。卵には母体とつながる胎盤がないので、へその緒が必要ないのです。ほかにもカンガルーなどの有袋類は未熟な状態で赤ちゃんとして生まれてくるためへその緒は小さく、成長するとへその跡はなくなってしまいます。
例外として、哺乳類でも卵から生まれてくるカモノハシやハリモグラにはへそがありません。卵には母体とつながる胎盤がないので、へその緒が必要ないのです。ほかにもカンガルーなどの有袋類は未熟な状態で赤ちゃんとして生まれてくるためへその緒は小さく、成長するとへその跡はなくなってしまいます。
犬のへその役割
犬にもへそがあるのはなぜかというと、生まれるまで母犬の胎内でつながっていた痕跡だからです。
犬の妊娠期間はおおよそ二ヶ月。この間はほかの哺乳類動物と同じく母親のおなかの中で、胎盤からへその緒を通じて栄養や血液を送ってもらいます。他にもおしっこのような排泄物もへその緒を通じて母親へ出したりする役割があります。
こうして胎内の子供は大きくなり出産に至り、やがて子どもの体からへその緒が外れるとそこがへそとして跡が残るのです。
犬の妊娠期間はおおよそ二ヶ月。この間はほかの哺乳類動物と同じく母親のおなかの中で、胎盤からへその緒を通じて栄養や血液を送ってもらいます。他にもおしっこのような排泄物もへその緒を通じて母親へ出したりする役割があります。
こうして胎内の子供は大きくなり出産に至り、やがて子どもの体からへその緒が外れるとそこがへそとして跡が残るのです。
犬のへその特徴とは?
犬のへその役割は人間やほかの哺乳動物と変わらないと紹介してきました。しかし人間のおへそと比べると、犬のヘソにはちょっと変わった特徴があります。
ここでは犬のへその特徴を4つ紹介していきましょう。もしも近くにおとなしくお腹をさわらせてくれる犬がいるなら、情報を踏まえて確認してみてるのもいいかもしれませんね。
ここでは犬のへその特徴を4つ紹介していきましょう。もしも近くにおとなしくお腹をさわらせてくれる犬がいるなら、情報を踏まえて確認してみてるのもいいかもしれませんね。
犬のへその特徴
- 平らになっている
- 毛が薄い場所にある
- 母親がへその緒を切る
- 犬のへその位置
犬のへその特徴1:平らになっている
人間のへそを見るとだいたい穴のように窪んだりしているものですが、犬のへそは平らで傷跡のようになっています。
へそは生まれた後に残る傷跡のようなものと紹介しましたが、なぜ跡が残ってしまうのかというのは諸説あり、体のまんなかにある傷はほかの部分に比べて治りにくいので、そのまま残ったままになっているという説があります。
しかしこれは人間の話で、犬や他の哺乳動物は傷が小さいため、犬のへそは窪まずに平らに塞がっているのです。
へそは生まれた後に残る傷跡のようなものと紹介しましたが、なぜ跡が残ってしまうのかというのは諸説あり、体のまんなかにある傷はほかの部分に比べて治りにくいので、そのまま残ったままになっているという説があります。
しかしこれは人間の話で、犬や他の哺乳動物は傷が小さいため、犬のへそは窪まずに平らに塞がっているのです。
犬のへその特徴2:毛が薄い場所にある
他に犬のへその特徴として、毛が薄い場所にあるということが挙げられるでしょう。犬が生まれたときは出ているおへそも成長するにつれ毛が長くなり隠れてしまうため、犬種によってはどこが犬のへそか解らなくなってしまいます。
しかし犬のおなかをさわってみると一カ所だけ毛が薄い場所があるのがわかりますが、ここが犬のへそになります。短毛種だと見るだけで毛が薄かったり色の違う部分がわかりやすいので、目視でも確認できるのではないでしょうか。
しかし犬のおなかをさわってみると一カ所だけ毛が薄い場所があるのがわかりますが、ここが犬のへそになります。短毛種だと見るだけで毛が薄かったり色の違う部分がわかりやすいので、目視でも確認できるのではないでしょうか。
犬のへその特徴3:母親がへその緒を切る
人間が生まれるときはお医者さんがへその緒を切ってくれますが、犬の場合はどうでしょうか。犬は母親が子犬のへその緒を切るのです。
子犬は生まれると羊膜に包まれているので、母犬がそれを口で破るとへその緒を歯で噛み切って胎盤を食べ、子犬の体を舐めてきれいにします。へその緒の切り口は母犬が噛んでつぶしているので出血しませんが、人が立ち会っているときは縛ったりして処理することもあり、切られた子犬のへその緒は乾燥して一週間ほどで外れます。
子犬は生まれると羊膜に包まれているので、母犬がそれを口で破るとへその緒を歯で噛み切って胎盤を食べ、子犬の体を舐めてきれいにします。へその緒の切り口は母犬が噛んでつぶしているので出血しませんが、人が立ち会っているときは縛ったりして処理することもあり、切られた子犬のへその緒は乾燥して一週間ほどで外れます。
犬のへその特徴4:犬のへその位置
犬のへその位置はほかの哺乳類動物と同じくお腹の真ん中に付いています。犬のあばら骨の下の方に向かって交差する場所をイメージしてください、そこの両乳首の間に置いた位置に犬のへそがあります。
乳首の間にへそ?と思うでしょうが、犬の乳首は犬種にもよって雌雄問わずだいたい8つで4対くらいの乳首がついています。犬を縦にしてみると上から下へ向かって乳首が点在しているのでへその横にも乳首がついてくる形になるのです。
乳首の間にへそ?と思うでしょうが、犬の乳首は犬種にもよって雌雄問わずだいたい8つで4対くらいの乳首がついています。犬を縦にしてみると上から下へ向かって乳首が点在しているのでへその横にも乳首がついてくる形になるのです。