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犬におすすめのヨーグルトとは?食べさせるメリット・注意点もあわせて解説

更新日:2024年07月20日

犬にヨーグルトをあげても良いか知っていますか。本記事では犬にヨーグルトを与える際に気をつけたいことやおすすめの種類について紹介しています。犬を飼いはじめたばかりの人や愛犬の健康が気になる人はぜひチェックして役立ててください。

犬におすすめのヨーグルトとは?食べさせるメリット・注意点もあわせて解説
「犬にヨーグルトをあげても大丈夫?」
「犬の健康にもいいのかな?」
「どんなヨーグルトがおすすめ?」
このように考えたことはありませんか。

ヨーグルトは人間に様々な健康効果を与える食材のため犬にも良い効果があるなら食べさせたいと考える人は多いでしょう。

この記事ではヨーグルトが犬に与える効果や与える際の注意点について細かく説明しています。大きさや年齢により食事の適量も摂取の可否も違うという点にも触れているため、飼っている犬に対応した与え方がわかります。

おすすめの与え方や具体的な商品の紹介もしているため、これを読めば犬にヨーグルトを与える際に必要な知識を身につけられます。

犬にヨーグルトを与えても良い?

犬は牛乳を飲むと消化不良を起こし下痢をする可能性があるため、牛乳が原材料のヨーグルトは与えていいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

下痢をする原因は牛乳に含まれる乳糖の影響のため発酵により乳糖がなくなったヨーグルトは基本的に犬が食べても害はありません。しかし、中には体質的に受けつけない場合もあるため注意が必要です。

ヨーグルトは栄養価も高く人と同様に犬にも整腸効果があり、体に様々なよい影響を与える食品のため、うまく取り入れることで愛犬の健康を促進できおすすめです。

しかし、健康によくても食べすぎは犬の体にもよくありません。個体ごとに適した分量を与える必要があります。また、種類によっては犬によくない添加物を含んでいるヨーグルトもあるため気をつけましょう。

犬にヨーグルトを食べさせるメリット

犬にヨーグルトを食べさせることで乳酸菌が腸内環境を整え、便秘の改善や免疫力の向上などの効果を期待できます。また、タンパク質やカルシウム、ビタミンなど犬に与えるとよい栄養素が豊富です。

カルシウムは丈夫な歯や骨を作り、ビタミンは健康な皮膚や被毛を作ったりカルシウムの吸収を助けるなど健康な体を作るのに役立ちます。特にビタミンは成長期や繁殖期の犬に必要な栄養素です。

ヨーグルトは一つでビタミンC以外の主要ビタミンを補える上、乳酸菌よって分解された栄養素は吸収率もよく、通常の餌にプラスして与える健康補助食品として優れた効果を発揮します。

また、口当たりがよく食べやすいため体調を崩して食欲がない犬にも与えられる点もおすすめです。

整腸作用

犬も人と同様に腸内に善玉菌と悪玉菌をもっていて、悪玉菌が増えると胃腸の働きが悪くなります。ヨーグルトの主成分である乳酸菌は善玉菌に働きかけ悪玉菌の増殖を抑えるため犬に与えると整腸作用として効果的です。腸内環境が整うと便秘や下痢などの症状が改善します。

また、腸内の善玉菌が増えると免疫力も高まるためヨーグルトを与えることで病気になりにくくなるでしょう。特に機能性表示のあるヨーグルトは病気の予防におすすめです。毎日継続して少量を与えることで愛犬の健康を手軽に維持できます。

胃腸の健康は外見だけではわからないため、検便で愛犬の腸内にどれだけの善玉菌がいるか定期的に確認するといいでしょう。

出典:乳酸菌は犬猫にも効くの?|まな動物病院
参照:http://mana-ah.sblo.jp/article/85791572.html

口臭・歯石の予防

犬の口臭は腸内環境の悪化が原因で起こることがあるため、整腸作用のあるヨーグルトを与えることで腸内環境が改善され口臭がなくなる可能性があります。また乳酸菌の中には口内細菌の繁殖を抑える効果を持つものもあり犬の歯周病予防にも有効です。

歯石や歯周病予防には歯磨きが効果的ですが歯磨きが好きな犬は多くありません。しかし、ヨーグルトを食べるのが好きな犬は多いため歯磨き粉代わりに使うことで口腔内も殺菌され口臭や歯周病の改善に便利でおすすめです。

口臭の原因は腸内環境の悪化以外にも、胃腸や腎臓などの内臓の病気が影響している可能性もあります。口臭が続く際は病気を疑い獣医師に相談しましょう。

出典:冷蔵庫にあるもので腸内環境を整える|室見動物病院
参照:https://muromiah.org/blog/%E5%86%B7%E8%94%B5%E5%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E8%85%B8%E5%86%85%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%82%92%E6%95%B4%E3%81%88%E3%82%8B/

出典:ヨーグルト歯磨き|癒し系獣医師の動物病院開業日誌
参照:https://blog.goo.ne.jp/45thtaka/e/f827b51d3e74134c30be6b183db994ac

犬にヨーグルトを与える量の目安

ヨーグルトは多く与えた分だけいい効果が出るわけではありません。健康によくても過剰に取ると肥満になったり体調を崩す恐れもあります。

主食ではなくトッピングやおやつ程度の感覚で与えるのがおすすめです。

犬の大きさは犬種などによって大きく違い、適切な食事量もそれにより違います。実際の体格や年齢、環境による運動量によって適した分量は違うため、おおまかな適量の目安を紹介します。

目安としては体重10㎏あたりの小型犬で約16gの量が1日の許容量です。小型犬以外の大きさの犬の場合は以下の分量を目安としてください。

・超小型犬(体重4kg未満)
約6g(小さじ約1杯)

・中型犬(体重25g未満)
約41g(小さじ約4,5杯)

・大型犬(体重25g以上)
約41g〜(小さじ約5杯〜)

子犬や老犬に与えても大丈夫なの?

生後1歳未満の子犬は腸内環境や消化機能が十分に整っていないためヨーグルトは与えないほうがいいです。与えるのであれば腸内細菌のバランスが落ち着いた1歳以上の犬にしましょう。

一方で老犬は食欲が若い頃に比べて落ちることが多いため、通常の餌にヨーグルトをトッピングとして加えることで食欲増進効果を期待できおすすめです。しかし、突然ヨーグルトを与えると食べたことがない老犬の場合は体質が合わずに吐いたりお腹を下したりする可能性もあります。

ヨーグルトを幾度か与えたことがあり体質的に大丈夫だとわかっている場合にだけ与えましょう。

なお、ヨーグルトの整腸効果を期待しているのであれば、犬専用の乳酸菌サプリメントなどの利用もおすすめです。犬専用に作られているため余分な成分が入っておらず安心して与えられます。

犬にヨーグルトを与えるときの注意点

健康に良いヨーグルトですが犬に与える際はいくつか注意しなければならない点があります。基本的に乳糖が乳酸菌により分解されるヨーグルトは犬に与えても下痢などの症状を起こしにくいです。

しかし、人と同じように犬の体質も個体差があり、乳糖に対する分解能力が極端に低かったり、アレルギーで体が全く受けつけない場合もあります。

また、ヨーグルトはヘルシーなイメージを持っている方も多いでしょうが乳製品のため高カロリーです。適量を守らないとカロリーの過剰摂取となり体に悪い影響を与えます。

他にも体に不具合を抱えている場合、病院から出されている薬によっては飲み合わせが悪い場合もあるでしょう。

ここではヨーグルトを与える際に気をつけるポイントとその理由について詳しく紹介しています。

乳糖不耐症

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初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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