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犬との飛行機旅行はこれでOK!機内持ち込み方法やマナーも解説

更新日:2024年09月05日

ペットと一緒に飛行機に乗って遠くまで旅をしてみたいですよね♪しかし、預けられない動物に種類もあり、連れていける動物でも健康状態や大きさなどの条件がたくさんあります。ペットと安全に楽しく旅行をするためのポイントを記事にまとめましたので、事前に確認してみましょう!

犬との飛行機旅行はこれでOK!機内持ち込み方法やマナーも解説
航空会社は国内だけでも有名な会社から格安までピンからキリで、サービスや手続きなどの流れも異なります。

その中でも今回は「JAL・ANA・スカイマーク」の3社で、どのような流れで機内持ち込みするペットの手続きを行うのか、またどのようなサービスを行っているのか、比較してみましょう。

皆さんもどこかで飛行機を見たことある、またはよく利用する方も多いでしょう。

預けることのできる動物

機内持ち込みできる動物は主に、子犬・猫・小鳥・うさぎ・ハムスターなどの小動物です。

航空会社によっては、金魚やカメなどの金魚類なども機内持ち込みが可能です。

条件を満たせば飛行機の中に複数の動物を持ち込める場合もあるので、しっかりチェックしましょう。
航空会社機内持ち込みできる動物金魚・昆虫などの機内持ち込みについて
JAL犬、猫、小鳥(種子・果物・昆虫を餌とするもの)、うさぎ、ハムスター他の旅客の迷惑とならないよう条件を満たせば、金魚やカメ、昆虫も機内持ち込み可。
ANA犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスター、フェレット他の旅客の迷惑にならないよう小型の容器に入れられ、逃げ出したり水漏れすることがない状態であれば、3匹程度まで機内持ち込み可。
スカイマーク犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスター、リス、昆虫(カブトムシ・クワガタ・トンボなど)、金魚類(金魚・メダカ・小型カニ・カメなど)条件を満たせば金魚、カメ、昆虫の機内持ち込み可。

預けられない動物

飛行機の中では預けられない動物の中で、多くの航空会社で共通するのは「短頭犬種」です。

機内持ち込み不可の理由は、暑さに非常に弱いためです。実際に、熱中症になり命に関わってしまう事故もあります。

他にも「鼻腔が短いとされる短吻種犬」は、航空輸送時の環境の変化に、影響を受けやすく、体調に変調をきたす恐れがあるため、機内持ち込みを禁止している航空会社もあります。
航空会社名機内持ち込みできない動物補足
JALフレンチブルドック、ブルドック、生後8週間満たない犬や猫、妊娠中の動物夏季の短頭犬種の輸送について明記がなく、応じている。
ANA短頭犬種(チャウチャウやパグなど)、温血動物(=定温動物、恒温動物)以外の冷血動物(=変温動物)であるカメ・トカゲなどの爬虫類や魚類短頭犬種については、5~10月の期間は預かりを中止している。
スカイマーク短吻種犬(パグやシーズーなど)、短吻種犬は気候を問わず、1年中預かり不可。

ペットの預け方(ケージ等)

ペットを機内持ち込みする場合、プラスチックか金属のハードタイプのクレート(ケージ、キャリー、ハウスなど)に入れる必要があります。

海外ではソフトキャリーでも飛行機に乗せることが可能な航空会社もあります。

クレートは各飛行機で用意がありますが、足りなくなることもあるので、必要な場合は航空会社に予約をします。

搭乗当日の流れ

搭乗当日の流れといたしましては、まず輸送環境やご注意事項を事前に確認し、出発空港のカウンターで同意書や確認書を提出ます。

ペットのチェックインは料金の支払いと、確認書の確認が必要となるため、出発前に早めに済ませるようにしましょう。

ペットは、飛行機内の貨物室に預けられ、到着空港で係員から直接手渡しでペットを返却されます。

運賃と予約

飛行機でペットも一緒に乗せるための、運搬料金は航空会社や路線によって異なります。

例えば、国内線の場合、JALとANAに関してはペットクレート1個1区間あたり6,000円前後ですが、スカイマークは一律5,000円です。

またANAとJALはペットの機内持ち込みに制限があり、予約が必須になりますが、スカイマークは不要になります。
航空会社名運賃予約
JALペットクレート1個あたり6,000円(一部区間3,000~5,000円)貨物室内スペース確保のため事前予約する必要がある。
ANAペットケージ1個1区間あたり6,000円(一部路線は4,000円)貨物取扱空港お問い合わせ窓口までお電話もしくはWebにて事前予約が必要。
スカイマーク一律5,000円(1区間1ケージにつき)、貸出ペットケージ無料ペットを預ける予約は不要。

大きい動物は貨物扱いに

ケージを含めて32キログラムを超える犬や航空会社が用意する最大サイズのケージに入らない犬のは、機内持ち込みはスペースがないので、貨物扱いになります。

例えば、セントバーナードの場合成犬では、体重が50キログラム以上なるため通常のペットとして飛行機の中に乗ることができません。

貨物として輸送する、または機内持ち込みの場合でも、ケージについては犬が自然な体制で入れるほどの大きさのもので用意する必要があります。

ペットを機内に持ち込める海外の航空会社一覧

ペットを機内持ち込みするための規定は、航空会社によって異なり、ペットはすべて「貨物室」としている会社もあれば、珍しい動物が機内持ち込みが可能な会社もあります。

国内航空会社と海外の航空会社とではどう異なるのでしょうか?

ペットと飛行機を利用して、楽しい旅行などを海外でする予定のある方は他社と比較してみましょう。
次のページ:犬を飛行機に乗せる際のリスクやマナー

初回公開日:2019年09月20日

記載されている内容は2019年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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