Search

検索したいワードを入力してください

ハウンド犬って猟犬?ハウンド犬に分類される犬種の価格・特徴・性格

更新日:2024年06月14日

「●●ハウンド」という犬種名を聞いたことのある人は多いでしょう。ハウンドドッグといわれる犬種グループで、ペットやドッグショーには向きませんが、野性味あふれる人間のパートナーとして活躍している犬も多くいます。世界でのハウンド犬の魅力を解説します。

ハウンド犬って猟犬?ハウンド犬に分類される犬種の価格・特徴・性格

ハウンド犬とは?

ハウンド犬は英語で「hound dog」、つまり狩猟犬のことです。

もっともポピュラーな狩りの方法は、ハウンド犬が獲物を追跡して追いつめ、あとから馬に乗った人間が追いついて銃で獲物をしとめる方法です。

獲物が猛獣である場合、人間が追いつくまでの間に弱らせておく役割もあり、たいていは一頭だけで獲物を追い詰めるのではなく、集団で獲物を追走して取り囲み、人間の到着を待ちます。

サイトハウンドとセントハウンドの違い

ハウンド犬は、サイトハウンド(sighthound)とセントハウンド(scenthound)の2種に分かれます。

サイトハウンドが視覚に優れたハウンド犬であるのに対し、セントハウンドは嗅覚に優れています。

サイトハウンドにはボルゾイやサルーキがあり、セントハウンドにはダルメシアンやハリアなどがいます。

セントハウンド犬の種類1:ビーグル

ビーグルは、ローマ時代からウサギ狩り用の狩猟犬として活躍してきた犬種です。

小型で温和な性格のため実験動物として飼育されたり、嗅覚を生かし検疫探知犬として活躍する個体もいます。
値段特徴性格寿命
12~25万円鳴き声が大きい・セントハウンド最小サイズ好奇心旺盛・明るく活動的12~15年

ビーグルの値段

ビーグルの値段は12~25万円程度とされています。定番カラーであるトイカラーより、レモン&ホワイトカラーの方が、があり高価となります。

ショードッグとしてもがある犬種なので、親犬がチャンピオン犬など血統が良い場合には、さらに値段が上がることもあります。

ビーグルの特徴

ビーグルは体高33~40cmが理想とされ、セントハウンド種の中で最小サイズの犬種です。

ビーグルは「森のトランペッター」と呼ばれるほど、大きな鳴き声をしています。獲物の居場所を人間に知らせるため、大きな声で鳴き続けるように改良されたからです。

また、他の狩猟犬ほど足が速くありませんが、持久力があるので、長時間でもひたすらに獲物を追いかける性質があります。

家庭でペットとして飼育されているビーグルでも、上記のような猟犬としての性質から、興奮するとひたすら鳴き続けることがあります。

ビーグルの特徴

  • セントハウンド最小サイズ
  • 鳴き声が大きい

ビーグルの性格

ビーグルは、明るく活動的な性格をしています。また、好奇心旺盛でイタズラ好きなため、留守番時や飼い主の不在時、部屋の中を引っかき回したり、戸棚をあさる個体もいます。

集団で狩りをしていた歴史から、他の犬に対しては友好的で、多頭飼いの家庭でも問題なく過ごせます。

運動好きの犬種でもあるため、スポーツ好き・散歩好きの飼い主と相性がいいです。

ビーグルの寿命

次のページ:セントハウンド犬の種類2:ブラッドハウンド

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related