スカイテリアってどんな犬？特徴から考えられる性格・販売価格

スカイテリアという犬をご存知でしょうか。日本では知名度が低くく、知っている人は少ないのではないでしょうか。

スカイテリアはスコットランド発祥の犬で、16世紀の頃には猟犬として人間と共に、生活をしてきました。

そんなに古くから親しまれたきた犬種であるのに、どうして私たちには、あまり馴染みのない犬種なのでしょうか。スカイテリアとは、どんな犬なのでしょうか。

スカイテリアはスコットランドのスカイ島が発祥である以外、詳しい歴史はよくわかりません。16世紀頃の記録によれば、それより昔から狩猟犬として活躍していたそうです。

その後、ビクトリア女王も寵愛するほど、イギリスの上流階級でになり、1800年代後半にアメリカへ渡り、特徴ある美しい被毛が話題となり、ショードッグとして活躍しました。

最近ではあまりが無くなったため、頭数が減ってきており、絶滅を危惧されている犬種となっています。

スカイテリアは上品で、威厳があります。また、疑い深く、自分の思いどおりに振る舞うためその行動が、わがままにみえてしまう場合があります。

しかし、スカイテリアのこの行動に悪意はありません。

少し頑固で警戒心が強いところもありますが、心を許すと友好的であり、陽気な面も見せてくれます。

スカイテリアは長い毛で全身が覆われています。

全身を覆っている毛は、地面についてしまうほど長く、顔も体つきも毛によってはっきりとは分かりにくくなっています。

また、猟犬として活躍していたため、足が短く、胴が長いです。ただ、この特徴も全身を覆う長い毛によりはっきりと目で見ることはできません。

顔をはっきりとさせるために、顔の回りの毛をカットしたり、目の回りだけをカットする事があります。

スカイテリアは胴が長いです。胴の長さは体高の2倍ほどあります。

なぜ胴が長いのかというと、スカイテリアは昔、猟犬として活躍していました。猟犬として活躍していた時代に獲物を追い、地面の中を進んでいけるように、胴が長く進化したためです。

一度は世界中でを誇っていた、スカイテリアですが近年、が低迷しているため、今では絶滅が危惧されています。

飼育されている頭数が、全世界で3000匹程度となってしまい、原産国であり、かつては大だったイギリスでも、2016年に登録された子犬の数は28匹ほどで、現在飼育されている頭数は800匹ほど、といわれています。

日本ではもっと少なく、年間国内登録数がゼロ、もしくは一ケタ台となっています。

スカイテリアに限った話しではなく、テリア種と呼ばれている犬種には、テリア種独特の性格があります。

その性格は「テリアキャラクター」と呼ばれていて｢勇敢｣、｢勝気｣、｢活発｣、｢忠実｣、｢頑固｣などテリア種にみられる性格のことを差し、テリア気質とも言われます。

これは、テリアが狩猟犬として活躍してきた犬のため、次第にそのような性格になっていったのではと考えられています。