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ミナミヌマエビの餌の頻度・食べないのか・|昆布

更新日:2024年08月07日

ミナミヌマエビは淡水エビの中でも体が小さいことで知られます。水槽内のコケをつまんで食べている様子は見ていて癒されます。飼育方法は簡単ですが、注意点がいくつかあります。水槽内にコケがない場合、ミナミヌマエビにどんな餌を与えたらいいのでしょうか。

ミナミヌマエビの餌の頻度・食べないのか・|昆布

水槽内に生体やコケが多いとき

水槽内にミナミヌマエビの他に混泳魚がいる場合、混泳魚に与える餌の食べ残しを食べているためミナミヌマエビのために餌を与える必要はありません。また、餌が足りなさそうに見えてもミナミヌマエビは魚の糞からも栄養を摂取することが可能です。

ウィローモスなどのコケ類に属する水草がある場合は、それらも餌にしています。ミナミヌマエビは体が小さいため、目に見えない微細なコケを餌にすることもあります。餌が足りなくて調子を崩すよりも、餌となる養分が豊富過ぎて水質が悪化しミナミヌマエビに悪影響を与えることが多いため注意しましょう。

ミナミヌマエビは餌を食べない?

ミナミヌマエビは栄養が豊富な水の中では特別な餌を必要としません。とくに自然に近い環境で飼育している場合は、餌を与える必要はないといえます。ミナミヌマエビが餌を食べないというよりは、条件次第で餌を与える必要がないという点をおさえておきましょう。

水槽の環境次第では餌がいらない

ミナミヌマエビを単体で飼育する場合で、水草もコケも一切生えていない水槽の場合は餌を与えることが必要です。ミナミヌマエビに餌が必要かどうかは水槽内の環境に左右されます。プランクトンが豊富な水で飼育をするなら、水中のプランクトンを栄養にできるので餌はいりませんが、ろ過した水道水を飼育水にしている場合は様子を見て魚用の餌を少量与えましょう。

タンクメイトがいる場合

ミナミヌマエビ単独ではなく、貝類やメダカなどと一緒に飼育されることも多いです。他のタンクメイトに餌を与えている場合は、餌の食べ残しを食べるので餌はいりません。混泳魚に対する餌が足りないと、ミナミヌマエビが餌にされてしまうことがあるため混泳魚に十分に餌を与えるようにするか、ミナミヌマエビの隠れ家を用意しましょう。

ミナミヌマエビが餌を食べない理由

ミナミヌマエビを単体で飼育しているにもかかわらず餌を食べなかったり、水槽内に生えたコケをつまんで食べている様子が見られない場合は、どのような理由が考えられるでしょうか。

水質が合っていないと餌を食べない

餌を食べないだけでなく、ちらほらと死んでしまう個体が見られる場合は水質の悪化を疑いましょう。ミナミヌマエビは丈夫でさまざまな環境に適応する能力が高いですが、極端に汚れた水や清潔過ぎる水の中では生きていけません。

水質が悪化する原因に多いパターンが、頻繁に水替えを行なっている場合です。環境に適応する能力が高いミナミヌマエビでも、頻繁に水槽内の環境が変わるとストレスを感じて餌を食べなくなります。最悪の場合、死んでしまうこともあるため頻繁に水替えをしなければならない環境での飼育は避けましょう。

つかまる場所がなく安心できない

ミナミヌマエビは水草や流木などにつかまって生活しています。水流が強い場所でつかむものが何もない状態だとストレスを感じてしまうため注意しましょう。できれば大磯や砂利などの底砂を2cm以上は入れることがです。また、水草、石、流木なども入っているとつかまれる場所が増えるだけでなく、隠れ家にもなるので安心できます。

隠れ場所がない

ミナミヌマエビは強い個体や他の魚に追いかけ回されることもあります。そんなとき隠れられる場所がある方が安心です。植木鉢で隠れ家を作ったり、陶器や素焼きでできたエビ専用のシェルターを入れたりしてもいいでしょう。

タンクメイトとの相性が悪い

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初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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