エビをペットとして飼いたい！特徴や飼育に必要なものを紹介

繁殖を狙う場合は、他の魚と混泳させるよりも単独の水槽で飼育したほうが効果的です。エビは神経質な一面もあるため、他の魚がいると繁殖しにくいと言われているからです。

しかしながら、ミナミヌマエビは繁殖しやすいため、熱帯魚など他の魚と同じ水槽にいても繁殖することができます。

また、繁殖するにあたってはオスとメスがペアになる必要がありますが、それぞれの相性もあるため、余裕を持って10～20匹ほどを飼育するのが好ましいです。オスとメスの割合としては、メスを多くしたほうがメスを取り合う必要がなくなるため効率的に繁殖できます。

エビのお腹に黒っぽい卵が見えたら抱卵の合図です。産卵から稚エビが無事に成長できるように、抱卵が確認できた親エビは別の水槽やケースに移してあげましょう。

稚エビは他の魚に食べられてしまったり、フィルターに吸い込まれてしまったりする恐れがあります。そのため、抱卵の段階で隔離をしてあげるほうが稚エビの生存率が上がります。水草があると隠れ場所になり、より稚エビが成長しやすい環境になります。

なお、隔離する際も、水質が急激に変化しないよう、水槽やケースにも元の水槽の水を入れてあげましょう。

いかがでしたか。エビの性格や飼育する上で必要な道具やポイントについて紹介しました。

水槽のコケを食べてくれるため混泳相手としても適していますが、先述のとおり色鮮やかな種類もいるため、エビ単体で飼育することもおすすめです。また、繁殖もできるため、長い間エビを飼育することもできます。

エビの特徴をきちんと理解して、エビをペットとして飼ってみましょう。