赤い色をしているエビの種類とは?家で飼う時のポイントや気を付けることを紹介
更新日:2024年10月13日
ヤマトヌマエビの体色は薄茶系がメインですが、中には黒味がかったブルーの個体も存在します。オスよりもメスの方が大きく、成熟したメスは50mmほどに生育するため、ヌマエビ類の中では大型の部類に入り、鑑賞用としても人気です。
また、アクアリウム内のコケやエサの食べ残しを積極的に食べてくれるので、水質をクリーンに維持してくれるのもうれしいポイントです。
また、アクアリウム内のコケやエサの食べ残しを積極的に食べてくれるので、水質をクリーンに維持してくれるのもうれしいポイントです。
トゲナシヌマエビ
のこぎり状の歯が少ない(トゲナシ)見た目が名前の由来ですが、ヌマエビ類の中では太く丸っこい体型も特徴です。水質や水温の変化にも比較的強く、初心者でも飼いやすいエビの1つと言えるでしょう。
体長は30mm前後とヤマトヌマエビにくらべると小型ですが、コケを食べる積極さは勝るとも劣りません。
体長は30mm前後とヤマトヌマエビにくらべると小型ですが、コケを食べる積極さは勝るとも劣りません。
ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビは西日本に生息する淡水エビで、水田などがおもな生息地です。釣りのエサとして使われてきましたが品種改良を経て、幅広いカラーリングのペットとしても人気になっています。
ヤマトヌマエビと混同されやすい品種ですが、メスでも体長が30mmに満たないものが多く、ミナミヌマエビの方がより小型です。また、ヤマトヌマエビがアクアリウム内での繁殖が難しいのに対し、ミナミヌマエビは繁殖が可能です。
ヤマトヌマエビと混同されやすい品種ですが、メスでも体長が30mmに満たないものが多く、ミナミヌマエビの方がより小型です。また、ヤマトヌマエビがアクアリウム内での繁殖が難しいのに対し、ミナミヌマエビは繁殖が可能です。
アルジーライムシュリンプ
中国が生息地の淡水エビで体型はミナミヌマエビに似ていますが、ややグリーンがかった体色が特徴です。
コケを積極的に食べてくれるため、他のヌマエビ類と同じくアクアリウムの掃除役にぴったりですが、アルジーライムシュリンプは他のエビが食べない黒ひげコケを食べる習性もあります。
黒ひげコケに悩まされている方には、うってつけの品種と言えるでしょう。
コケを積極的に食べてくれるため、他のヌマエビ類と同じくアクアリウムの掃除役にぴったりですが、アルジーライムシュリンプは他のエビが食べない黒ひげコケを食べる習性もあります。
黒ひげコケに悩まされている方には、うってつけの品種と言えるでしょう。
オレンジルリーシュリンプ
頭や胴体前部、尻尾が鮮やかなオレンジで、胴体後部が透明か白にカラーリングされた淡水エビです。美しいツートーンカラーで鑑賞用として人気の品種ですが、雑食性でアクアリウム内のコケを食べてくれるというメリットもあります。
水質の変化に繊細に反応してしまうため、ろ過器や底床の状態を最適に保つことが重要です。また、高温も苦手なため、夏季の水温調整はもちろん、エアレーションによる酸素供給で酸素不足にならないよう心がけましょう。
水質の変化に繊細に反応してしまうため、ろ過器や底床の状態を最適に保つことが重要です。また、高温も苦手なため、夏季の水温調整はもちろん、エアレーションによる酸素供給で酸素不足にならないよう心がけましょう。
イエローチェリーシュリンプ
レモンイエローのようなビビッドな黄色い体色が特徴の淡水エビです。ヒゲから脚までほぼ全身が黄色ですが、背中の部分にやや白っぽい縞が入る個体も存在します。
前述したレッドチェリーシュリンプと同じく品種改良によって誕生した品種で、その美しさから黄金シュリンプとも呼ばれています。
前述したレッドチェリーシュリンプと同じく品種改良によって誕生した品種で、その美しさから黄金シュリンプとも呼ばれています。
イエローブロッサムシュリンプ
インドネシアのスラウェシ島産の淡水エビで、レッドブロッサムシュリンプとも呼ばれています。体長は40mmほどで、黒味がかった赤い全身に、黄色い帯状の模様と白いスポット模様というカラーリングです。
インパクトが強いルックスですが大人しい性格で、比較的飼いやすい種類のエビです。
インパクトが強いルックスですが大人しい性格で、比較的飼いやすい種類のエビです。
ベルベットブルーシュリンプ
名前が示すように、美しい青が宝石のような輝きを放つ人気のエビです。前述したオレンジルリーシュリンプの仲間のルリーシュリンプを改良した品種で、さらに青色の濃いタイプはダークブルーと呼ばれています。
体長は20~30mmほどで、新種を盛んに作り出している台湾で誕生しました。
体長は20~30mmほどで、新種を盛んに作り出している台湾で誕生しました。
ホワイトオーキッドシュリンプ
イエローブロッサムシュリンプと同じくインドネシアのスラウェシ島産の品種で、スターリーナイトシュリンプの別名を持ちます。透明感のある甲殻と、別名が示す通り夜空に浮かぶ星々のようなドット柄の模様が印象的です。
はさみの先が赤くなっているなど、長く鑑賞していても飽きのこない凝ったデザインも魅力です。
はさみの先が赤くなっているなど、長く鑑賞していても飽きのこない凝ったデザインも魅力です。
エビを家で飼う時のポイント
お掃除役としてエビを投入した ツマツマしてて可愛い?雌ベタちゃん飼うか迷ってたけどエビ入れちゃったから無しだなー!(大好物) pic.twitter.com/XqtzZgkHfZ
— てつお❖6.3spoiler (@ailout2) November 4, 2022
カラフルな観賞用のエビが泳ぎ回るアクアリウムは、インテリアとしても癒しのアイテムとしても相応しく、室内を美しく彩ってくれるでしょう。また、犬や猫などの動物と違い、ペット禁止のマンションでも飼育でき、それほど大きなスペースも必要としません。
手間などの面でも、比較的飼育しやすい部類に入るでしょう。ただし、飼育環境を整える際には細心の注意が必要です。
ここではエビを水槽に入れる前にしなければならない準備を紹介します。
- 水槽に水草を入れる
- 慎重に水合わせをする
- 水槽の下に敷く砂
初回公開日:2023年05月23日
記載されている内容は2023年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。