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【オス・メス別】メダカの寿命・症状・最長|産卵/屋内・外

更新日:2024年08月09日

メダカは日本人にとってなじみ深い魚です。メダカは屋内で飼育したときと屋外で飼育したとき、寿命は異なるのでしょうか。メダカの命は短いですが、上手に飼育すれば長生きさせられます。メダカの寿命を延ばす飼い方や注意点をまとめました。

【オス・メス別】メダカの寿命・症状・最長|産卵/屋内・外

メダカの基本データ

メダカは日本人にとってなじみ深い魚です。飼育が簡単なため、淡水魚飼育の入門魚としても知られます。こどもの頃に学校で飼育した経験がある人も多いことでしょう。

そんなメダカの寿命を知るには、メダカの基本的な生態について知ることが重要です。日本に生息しているメダカの生態についてご紹介しましょう。

メダカの種類

メダカは日本に生息するミナミメダカやキタノメダカの総称です。ミナミメダカは口が小さく背中が平たい特徴を持っています。尾びれは直線的で丸みがありません。一方、キタノメダカは体に黒色網目模様があることが特徴です。ミナミメダカとキタノメダカを見分けるには、網目模様の有無をチェックするといいでしょう。

残念ながら自然下で暮らしている日本のメダカは絶滅の危機に瀕しています。メダカによく似た外来種のカダヤシに生息地を奪われつつあり、純粋なメダカは数を減らしています。メダカが住める清浄な河川が減っていることも原因の一端です。

生息地

メダカは日本の本州から沖縄の淡水および汽水域に広く分布しています。また、日本以外にも台湾や中国などに生息しています。

ミナミメダカは本州の太平洋側、中国地方、四国、九州などを主な生息地としており、キタノメダカは本州の日本海側、東北地方などを生息域としています。どちらのメダカも平野部の水田や小川などに群れで生活しており、プランクトンや小さな昆虫などの動物性のエサを好んで食べます。

メダカの特徴と体長

メダカは名前のとおり目が大きく出ていることが特徴です。メダカの体長は3.5~4cm前後です。大きなものになると、5cm近くまで育つ場合もあります。メダカは品種改良によってさまざまな種類が生み出されています。改良されたメダカたちは、白、黒、明るいオレンジ、銀色などさまざまな身体の色をしています。

産卵後のメダカの寿命

【オス・メス別】メダカの寿命・症状・最長|産卵/屋内・外
自然下で暮らしているメダカの生活は過酷です。人間の飼育下にあるときとは違い、他の魚や鳥などの動物に食べられてしまったり、エサとなる動物性たんぱく質が足りなくなったりして寿命が短くなります。

自然下で生きるメダカは稚魚の時代に大部分が食べられてしまい、大人になってからも過酷な環境で暮らすため寿命が短くなると考えられます。自然下では産卵した後、すぐに死んでしまうことが多いです。産卵や交尾には体力が必要です。そのため、産卵を終えて弱った状態から回復できず死んでしまうことがあります。

野生のメダカは1~2年が平均寿命だと考えられます。一方、人間に飼育されているメダカは上手に飼われれば3~4年は生きられます。

メダカの寿命症状

メダカの寿命は人間に比べれば短いです。体調わずか3~4cmしかないメダカの寿命は、長くても3~4年程度です。寿命がやって来るとさまざまな症状があらわれはじめます。前触れなく突然死んでしまうメダカもいますが、よく観察しているとメダカが寿命を迎えようとしている前兆を知ることが可能です。そんなメダカの寿命前の状態について解説します。

痩せる

エサを与えても食べなくなり、痩せてきたら寿命が迫っている合図です。自然の環境下でも人間の飼育下でも、寿命が近いメダカは自然に痩せてきます。他の若いメダカたちとのエサ争奪戦に負けやすくなってしまうためです。人間や他の動物と同じで、食事量が減って痩せてくると活発に動き回ることが少なくなりじっとしていることが多くなります。

また、メダカは寿命が近づいている以外にも冬が来て気温が下がると食欲が低下します。水温が5度を下回ると冬眠に入るため、屋外で飼育している場合は水温に注意しましょう。寿命が近いメダカは越冬できないことが多いです。

水底近くでじっとしている

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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