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アカヒレってどんな魚?アカヒレの種類や生態・飼育方法について紹介

更新日:2024年02月21日

アカヒレは「コップで飼える」コッピーと呼ばれるほど丈夫な魚で、なおかつきれいな観賞魚です。ここではそんなアカヒレの歴史や特徴、そして飼い方についてまとめました。水質にうるさくない魚ですが、水合わせや定期的なケアはそれでも大変重要になっています。

アカヒレってどんな魚?アカヒレの種類や生態・飼育方法について紹介
ノーマル・アカヒレの黄変個体の種類です。ノーマル・アカヒレの中から、突然変異で黄色っぽい色にたまたま生まれた個体を掛け合わせて、種として固定させました。

金色のからだに、目の周りが青くきらきらと光る綺麗な種類のアカヒレです。

野生では、数千匹に一匹の割合で生まれたであろうと考えられていますが、生まれたとしても大変目立つ色であり、ほとんど生き残ることはできなかっただろうと言われている種類のアカヒレです。

3:ロングフィンアカヒレ

各ヒレが長くなるように品種改良された種類です。水の中でゆらゆらと揺れる長いヒレが優雅な種類のアカヒレです。

「2」のゴールデンアカヒレと掛け合わせることによって、ゴールデン・ロングフィン・アカヒレという種類も誕生しています。

4:ベトナムアカヒレ

いわゆる「ノーマルアカヒレ」とは近接種(近いけれど別の種類)にあたり、ベトナムが原産地のアカヒレです。中国産の「ノーマルアカヒレ」に比べると少し体が小さく、色味も大人しめです。

原産地が熱帯のため、ベトナムアカヒレはノーマルアカヒレと違い寒さに弱い魚です。そのたため、「熱帯魚」として水温などを管理する必要があります。

その場合でも、その他の種類のアカヒレと混泳させることは可能ですが、繁殖期のその他の種類のアカヒレのオスから追い回されるなどする可能性があります。アカヒレはナワバリ意識のある魚ですが、繁殖期になるとその意識がさらに強くなるためです。

よって、混泳させたいときは、ベトナムアカヒレの避難場所になるような水草などを多めにいれてあげると良いでしょう。

アカヒレの特徴

それでは、アカヒレにはどんな特徴があるのでしょうか。

「飼いやすいの?」「増やしたいけれど、オスとメスの違いってすぐにわかりますか?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、オス・メスとの違いや、アカヒレの性格について見ていきます。

アカヒレの特徴1:オスとメスの違い

一般的に、オスは「直線的でヒレが大きく、赤い」、メスは「曲線的で、ヒレの色が薄い」と言われています。ただし、個体差もありますので、「必ずオス、あるいはメス」であるとは断定できないことを覚えておきましょう。

なお、繁殖期にはオスはヒレの色味が増し、さらにメスを追い回すのでオス・メスの判断は容易になる可能性があります。

アカヒレの特徴2:温和

アカヒレは、比較的温和な魚です。

前述のとおり、パイロットフィッシュ、あるいはテストフィッシュとして水槽に投入されるアカヒレは、後から入ってきた魚を攻撃したり、自分の口に入るサイズの魚でなければ捕食したりすることはまずありません。

そもそも、歯が口ではなく喉にあるので、歯で噛みつくことができません。それほどに大人しい魚なので、混泳にも向いています。

ただし、縄張り意識がある種類の魚ですので、ある程度の大きさ(後で述べます)の水槽で飼育してあげましょう。

アカヒレの特徴3:食いしん坊

アカヒレは実は「とっても食いしん坊」な種類の魚です。

雑食性(植物性でも動物性でも食べる)で、何でも良く食べる魚です。自分の卵や、稚魚さえ食べてしまうことさえもありますので、「繁殖」の項でも述べましたが、卵を見つけたら隔離してあげるのが一番良いでしょう。食べてしまいます。

アカヒレの飼育方法

アカヒレってどんな魚?アカヒレの種類や生態・飼育方法について紹介
アカヒレがとても魅力的で、きれいな観賞魚であることは今まで述べてきたとおりです。

それでは、具体的な飼育方法はどのようなものになっているのでしょうか。ここからは、アカヒレの水槽選びや餌の種類など、アカヒレの飼い方について解説していきます。

アカヒレの飼育方法1:水槽の大きさと飼育数

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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