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グッピーとメダカは混泳できる?一緒に飼える環境や交配についても解説

更新日:2024年08月11日

皆さんはグッピーとメダカが混泳できるということをご存じでしょうか。本記事ではそれぞれの特徴とどういった違いがあるのかを解説し、混泳させる場合に気を付けるポイントを紹介しています。一緒に泳がせてみたいと考えている方は是非チェックしてみてください。

グッピーとメダカは混泳できる?一緒に飼える環境や交配についても解説
特徴や飼育方法が異なるグッピーとメダカですが、共通点があることで混泳できるということがわかりました。

しかし実際に混泳させるためにはそれぞれに負担がかからないよう気を付けるべきポイントがいくつかあるので紹介していきます。

本来は別々の環境で生活している生き物を同じ水槽で飼育するわけですから、生体のことを重視した飼育環境をつくってみてください。

それぞれに合わせた餌を与える

グッピー用の餌とメダカ用の餌の成分に大きな違いはありません。
どちらも雑食性なので例えばグッピーの餌をメダカに与えることに問題はありません。

しかしメダカは水面に浮いている餌の方が食べやすいので、沈下性の餌ばかり与えているとグッピーに先を越されてうまく食べられないということが起きてしまいます。
餌は沈下性と浮上性の餌どちらも与えるのをおすすめします。

また餌やりをするときは、どちらかが餌を独占していないかよく観察するようにしましょう。

グッピーに合わせた水温にする

グッピーとメダカは飼育水温がよく似ていることはわかっていただけているかと思いますが、混泳する際はグッピーに合わせた水温にしましょう。

メダカと違いグッピーは元気に過ごせる温度が限られています。メダカに合わせた水温だとグッピーは寒くて動くことができません。ヒーターを使って25℃程度を保たせるようにしましょう。

また夏は気温が高くなるからヒーターは必要ないと思われがちですが、できるだけ年間を通してヒーターで一定温度を保つことが大切です。

隠れ家を作る

メダカはグッピーに比べるとストレスに弱い面があります。
必ず隠れられるような場所を作ってあげましょう。

隠れ家になるものは水草を使うのがおすすめです。
メダカの産卵床になりますし、それぞれの稚魚が隠れられるので便利です。
いろいろな水草を植えることで水槽の見栄えも綺麗になります。

また水草は管理が必要なので人工の水草やオブジェを使ってもいいでしょう。
隠れられる場所があることで、万一魚同士で喧嘩が起きた場合にも避難できます。

グッピーはメダカよりも少なめにする

グッピーはメダカに比べて繁殖力が強いので、メダカよりも少なくいれることで混泳がうまくいきやすいです。

またグッピーがメダカより早く餌を獲得しメダカに餌が行き渡らずいつの間にかグッピーばかりの水槽になっているということになりかねないので、グッピーが少ない方がメダカが健康に暮らせます。

グッピーは気に入った1~2ペアのみに抑えておくと、将来増えすぎて困るということを回避できます。

繁殖の際は別の場所に移す

混泳させていてもそれぞれペアがいれば繁殖は簡単にできます。
繁殖用に別の水槽を準備しておくと稚魚を隔離できるので便利です。

水槽内で産卵したり稚魚を出産することもできますが、成魚であるグッピーやメダカに食べられてしまうことが多いです。

繁殖を楽しみたい場合には、卵を見つけ次第別の水槽に移しそこで孵化させるようにしましょう。成魚の半分ほどの大きさまで育てば元の水槽に戻し混泳が可能です。

グッピーとメダカの違いや混泳する方法を理解しよう


グッピーとメダカの混泳について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれの違いと共通点や、混泳のポイントは同じ水槽で泳がせるためにどれも知っておくべき内容でした。

グッピーとメダカをうまく混泳させるためには、それぞれの性格や好む環境を理解し
両方が健康に暮らせる環境を作ることが重要です。
鑑賞する際にもそれぞれができるだけ仲良く過ごしている姿が見たいですよね。

本記事で得た情報を参考に、是非グッピーとメダカの混泳に挑戦してみてください。

初回公開日:2022年08月16日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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