ヨシノボリの寿命ってどのくらい？種類や飼育方法などもあわせて紹介

ここではヨシノボリを飼育するうえで気を付けるべき点を解説します。

これから飼育をする方や、検討している方は最後まで読んで頂き、失敗する可能性を少なくするようにしましょう。

水槽の立ち上げとは、「魚の住める環境づくり」のことで、水槽で使う水道水からカルキを除去することと、バクテリアを繁殖させて水槽内のろ過能力を引き上げることを言います。

立ち上げ方の方法は、「パイロットフィッシュ法」と「フィッシュレスサイクル法」の2通りあり、おすすめは「フィッシュレスサイクル法」です。

内容としては、水草などを水槽内に植えバクテリアの繁殖を促す方法になります。この方法であれば、魚にかかる負担が軽減されるためこちらの方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ヨシノボリに限らず、渓流に住む川魚は水合わせに気を使います。渓流の水は、自然のろ過システムが確立されている綺麗な水です。

このような渓流の水に比べると、水槽内の水は汚い水となってしまいます。

水槽内の水に慣れてもらうため、時間をかけてじっくりと水合わせをするようにしましょう。

1週間に一度水槽内の清潔をたもつため、水を入れかえるようにしましょう。毎度全ての水を交換するわけではなく、全体の2割～8割程度の水を交換するようにしましょう。

また、3か月に一度程度で全ての水を交換するようにことをおすすめします。前回使っていた水を用いて、一時的に別のケースへヨシノボリを移動させ水槽も洗うようにしましょう。水槽を掃除する際は洗剤などは使わないように気を付けましょう。

考えられる原因は、水槽になれていなかったり、水質が悪かったり、混泳魚と仲が悪かったりなどが考えられます。

対策としては、水替えを定期的に行いつつ、エサを変えてみたり、混泳魚との距離を離してみたり、ストレスを与えないように工夫をしてみましょう。ある日突然食べるようになりますので、根気強く付き合っていきましょう。

ヨシノボリは全体的に縄張り意識が強く、気が荒い性格をしているため混泳に向いているとはいえません。

もし混泳するようであれば、ヨシノボリより大きく、温和な魚を混泳させるようにしましょう。絶対に混泳させてはいけない生物は、ヤマトヌマエビとドンコです。エビはヨシノボリの餌になり、ドンコはヨシノボリを餌にする可能性が高いので気を付けましょう。

かかりやすいであろう病気として、白点病、尾ぐされ病、水カビ病などがあります。
適切な環境で飼育すれば、めったにかからない病なので定期的なメンテナンス、適正な水質管理を行うようにしましょう。

もし病気にかかってしまった場合は、治療用の薬を投入したり、食塩をいれて濃度を調節すようにしましょう。