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ハムスターが寝るときはどんな気持ち?|行動から読み取る気持ち

更新日:2024年07月26日

ハムスターがある行動を取る時の気持ちは、人間と似ていることもありますが、全然違うこともあります。ハムスターの行動から気持ちを読み取ることができるようになると、より懐かせやすくなり、不調も察知してあげられますので、ハムスターを飼うならぜひ知っておきましょう。

ハムスターが寝るときはどんな気持ち?|行動から読み取る気持ち
ハムスターが立ち上がってキョロキョロしている時は、周囲を警戒している状態で、耳や鼻を使って情報を収集しています。

人間なら、立ち上がってキョロキョロする時は主に目で情報収集をしますが、ハムスターは目があまりよくなく、耳や鼻での情報収集となります。

ハムスターが立ち上がってキョロキョロしている様子はとてもかわいいですが、実は重大な仕事をしているのですから、驚かせたりしないであげましょう。

行動で見るハムスターの気持ち9:手を噛む

ハムスターが手を噛むのは、噛んで確認しているだけですが、痛いほど強く噛む場合は、怖がっている時です。

甘噛みなら、食べ物かどうか確認しているのでしょうから心配ありません。ですが、痛いほど強く噛まれたら、ハムスターを怖がらせたり驚かせたりしたと考えられます。

思い当たることがない場合は、たまたまハムスターが寝るところで、寝ぼけて噛みついただけということもあります。

ですが、懐いていたのに急に噛みつくようになった場合、病気やけがの可能性もありますから、異常を感じたら病院に連れて行ってあげて下さい。

行動で見るハムスターの気持ち10:キーキー、ジージー鳴く

ハムスターがキーキー、ジージー鳴くのは、怒っているサインです。飼い始めたばかりで慣れていない時や、嫌がることをされた時に、キーキー、ジージーと鳴くことがあります。

仰向けに寝る状態で鳴いている場合は、ハムスターがとても嫌がっています。かわいいからもっと見ていたくなっても、すぐにやめてあげて下さい。

鳴き止まない場合は、病気の可能性もありますから、病院に連れて行ってあげましょう。

行動で見るハムスターの気持ち11:はいつくばってウロウロする

ハムスターは縄張り意識が強いです。自分のにおいを付けて縄張りを広げていきます。

ハムスターにとって、自分のにおいが付いていない場所は縄張りの外であり、未知の場所なので、はいつくばってウロウロします。

人間にも、未知の場所では警戒して、低い姿勢になって危険を察知しようとする場面がありますが、それと似たようなことだと理解してあげましょう。

初めは心配になるでしょうが、慣れてきたらしなくなりますから、見守ってあげて下さい。

行動で見るハムスターの気持ち12:すぐに背中を見せる

ハムスターをてのひらに乗せたときに、すぐに背中を見せるのは、怖がっているからです。

ハムスターの目は敵を見つけやすいように上向きについています。ですから、てのひらに乗せるときは、上からつかむとびっくりしてしまいますので、注意しましょう。

餌を食べるときに背中を見せるのは、餌を取られると警戒しているからです。なんともかわいいですが、いじわるせず、ゆっくり食べさせてあげましょう。

行動で見るハムスターの気持ち13:回し車で突然止まる

回し車で元気に走っていたハムスターが突然止まると、何かあったのかと不安になるでしょうが、野生の名残で今の状況を確認するために止まっただけなので、心配はいりません。

野生のハムスターはとても活動的でたくさん移動をしますので、どこまで来たかや、敵がいないかを確認するために立ち止まることがあります。

ペットのハムスターもその名残で止まることがあります。この理屈から言えば、ハムスターは回し車では立ち止まる必要はないのでしょうが、かわいいですし、安心して見てあげて下さい。

行動で見るハムスターの気持ち14:自分のシッポを追いかける

ハムスターが自分のシッポを追いかけてぐるぐると回る場合は、病気の可能性があります。

中耳炎や内耳炎の疑いがあります。お散歩中に高い所から落ちてしまった後に、自分のシッポを追いかけてぐるぐると回るようになったとしたら、大けがをしている可能性も考えられます。

いずれにしても、すぐに病院へ連れていってあげましょう。

行動で見るムスターの気持ち15:一点を見つめる

ハムスターは目がよくないため、一点を見つめていたとしても、単純に今の状況を確認しようとしているだけでしょう。

ハムスターにじっと見つめられたら、何か伝えようとしているのかなと気になるでしょうが、深い意味はないでしょう。人間でも近眼の人が、見えにくい物を見ようとしている様子をイメージすると分かりやすいです。

また、人間と同じように、驚いて体の動きが固まってしまった時に、視線も固まってしまうこともあります。

行動で見るハムスターの気持ち16:うんていをする

ハムスターがケージによじ登ってうんていをすることがありますが、危険なので、環境を見直すなどして、やめさせてあげましょう。

餌を欲しがる時や、運動不足解消やストレス解消をしたい時に、ハムスターはうんていをすることがあります。見ているとかわいいのですが、ケージに挟まったり、落ちたりすることがあり、危ないです。

うんていの防止には、登れないように、金網を使わないケージに変えてあげるのが一番でしょう。もちろん、餌や運動、ストレスを管理してあげるのも有効です。

行動で見るハムスターの気持ち17:後ろ足で立って耳を澄ます

ハムスターが後ろ足で立って耳を澄ますのは警戒している時で、あやしい物音がしないか探っています。

後ろ足で立って口を開けて歯を見せると、威嚇のポーズです。後ろ足で立つことで体を大きく見せようとしているのでしょう。熊の威嚇にも似ています。

威嚇されたら怖がっているということですから、不安を取り除いてあげるようにしましょう。急に触ろうとしたり、ケージを乱暴に掃除したり、大きな音を立てたりしないように注意して下さい。
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初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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