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ハムスターの床材は新聞紙でいいの?巣材に材料紹介

更新日:2024年02月05日

ハムスターの飼育に必要な「床材」ですが、専用品でなく、日用品を流用したい人も多いでしょう。手に入りやすい素材、新聞紙を床材として使うメリットと使用方法をご紹介します。また、ハムスターの性質から考えた、安全な素材と危険な素材も、ご紹介します。

ハムスターの床材は新聞紙でいいの?巣材に材料紹介
ハムスターの床材の好みは、個々の性格や行動によっても違いますが、共通点があります。

ハムスターが好むのは、保温性に優れ、適度な硬さのある素材です。

ハムスターは寒がりな生き物なので、保温性は重要です。また、柔らかすぎるものだと、走りづらさがあるので、ある程度硬いものを選びましょう。嗅覚が優れていますので、匂いの強すぎるものは好まない傾向があります。

これらすべての条件を満たしているのが新聞紙です。

ハムスターの床材に新聞紙を使う理由4:マーキングをすると跡が残る

ハムスターを飼育する上で、困ってしまうのがマーキングです。

「早く取り除いてあげたい」という飼い主は多いでしょう。新聞紙を床材として使用していると、どこにマーキングされたかが一目で分かりますので、すぐに取り除くことができます。

また、マーキングから時間が経っても、新聞紙のヨレや色でマーキングされた場所が分かりますので、「ハムスターがマーキングをした」ということがすぐに分かります。

マーキングの把握は、飼い主として重要な作業ですので、それを助けてくれる新聞紙は床材として優秀といえるでしょう。

ハムスターの床材を選ぶポイント

ハムスターの床材は、なんでもいいわけではありません。

「見た目が可愛くてうちのコにピッタリ」なんて感じても、その素材がハムスターにとって安全かつ快適でなければ除外すべきです。

ハムスターの床材を選ぶ上で、優先すべき条件は以下の3つです。

ハムスターの床材を選ぶポイント

  • 安全性が高い
  • 快適な温度を保てる
  • 掃除のしやすさ

ハムスターの床材を選ぶポイント1:安全性

床材は、ハムスターの健康や安全が第一です。

ハムスターが食べてしまってもOKなもの、そもそもハムスターが食べないもの、ハムスターの体についても問題ないものを選びましょう。

ハムスターは、ちょっとした段差でもつまづくことがある生き物ですので、もしコケてしまった際にも、ケガしないような硬さの素材でないと危険です。

ハムスターの床材を選ぶポイント2:快適性

ハムスターは温度にとても敏感な生き物です。

ハムスターの飼育に適した温度は、種類とわず18~21度といわれています。ハムスター自身が寒いと感じたら暖かい場所へ逃げ込めるようにする必要がありますが、床材に保温性・保湿性がないと、寒すぎて擬似冬眠してしまう可能性もあります。

また、硬すぎる床材や柔らかすぎる床材だと、移動するのが嫌になって、運動不足になるハムスターもいます。

ハムスターの床材を選ぶポイント3:飼い主の視点

飼い主視点からは、掃除のしやすさ・手に入れやすさを考えましょう。

ケージの掃除があまりに大変だと、飼い主には辛い作業になってしまいます。辛くて掃除頻度が落ちるくらいなら、最初から掃除しやすい床材を選んでおきましょう。

また、流通量が多いもの、必要時に悩まず購入できる価格のものを選ぶなど、手に入れやすさも重要です。

ハムスターの床材に新聞紙を使う方法

新聞紙を床材にするやり方は、2つあります。

1つは、新聞紙を千切って、新聞紙と別の素材とを混ぜ合わせるやり方です。2つ目は、新聞紙をそのまま底に敷いて、上にチップなど別の素材を被せるやり方です。

今回は、2つ目の手順をご紹介します。

新聞紙をハムスターの床材にする方法

  1. 古新聞紙を使う
  2. ケージの下に新聞紙を引く
  3. ウッドチップで新聞紙を隠す

ハムスターの床材に新聞紙を使う方法1:古新聞紙を使う

床材には、真新しい新聞を使ってはいけません。

新聞紙には、インクが使われています。再生紙にすることを考え、大豆などで作ったインクを使用していることが多いので、比較的安全といえます。

ですが、新しい新聞紙だとインクが体についてしまうので、古新聞紙を使いましょう。新聞紙が新しいものでも、乾燥した場所に干し、新聞紙に使われたインクを完全に乾かしてから使用しましょう。

雑誌のページなどは、新聞紙と違って、インク以外にも藁品が使われていますので、使用は厳禁です。
次のページ:ハムスターの床材に新聞紙を使う効果

初回公開日:2019年07月30日

記載されている内容は2019年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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