Search

検索したいワードを入力してください

ハムスターのケージに敷くキッチンペーパーの作り方|床材

更新日:2024年02月17日

ハムスターに必要不可欠な「敷材」。ケージの床材に家庭用のキッチンペーパーが代用できるって本当?危険性は?使い方は?実はキッチンペーパーは床材として優秀なんです。キッチンペーパーを使うメリットとデメリット、またその他の素材についてを詳しく解説していきます。

ハムスターのケージに敷くキッチンペーパーの作り方|床材

キッチンペーパーを使うメリット3:調節が可能

キッチンペーパーは好きな大きさに変えて使用することができるので、ハムスターにあった大きさ、季節によってなど、微調整が可能です。

床材は2㎝角、巣材はボリューム重視でシュレッダーにかけたもの、など用途によって使い分けることもできます。

ジャンガリアンやロボロフスキーなど、体の小さいドワーフ系ハムスターの場合は2cm角でも大きすぎることがあります。歩きづらそうだったり、運びにくそうなら、もう少し小さめにカットして調節してあげると良いでしょう。

キッチンペーパー以外で安全な床材とは?

ハムスターの床材として、キッチンペーパーが優秀な点をお話ししてきました。ただし、冬場はキッチンペーパーだけでなく、他の床材を併用することで暖かさを増すことが期待できます。

また、湿気が多い時期は広葉樹などのマット系、それ以外の時期はキッチンペーパーを使うという方もいます。

では、キッチンペーパー以外で安全なハムスターの床材にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

牧草・ワラ

牧草やワラは、ハムスターが食べても安全な床材です。妊娠したハムスターの母親が、出産用の巣を作る際の巣材にも利用できます。

難点としては、やや割高で、吸水・吸湿性がよくない点。腐りやすいので、汚れたら小まめに取り換えましょう。

先が固く尖っている牧草はケガの恐れがあります。長いものはカットして使いましょう。虫が付いていたり虫が湧く場合があります。

広葉樹

木製の床材として、針葉樹・広葉樹の2種類があります。針葉樹は安く購入できて一般的に多く販売・使用されています。

ポプラやユーカリなどの広葉樹は、その心配が少ない安全な床材です。

針葉樹に比べると割高なのが欠点ですが、保温力があり冬の使用に向いています。冬場にキッチンペーパーと併用する床材としては、おススメの素材です。

コーンチップ

トウモロコシの粒や芯を素材とした、食べても安全な床材です。あまり売っているところがなく、比較的入手が難しいです。保温力が低く、夏向けの床材です。掘って遊びます。

ただ、粒が大きいので、歩きにくかったり寝床にはあまり良くないといった問題があります。給水器の水が垂れる部位にカビが生えるので、衛生面に注意しましょう。

ペーパーチップ

キッチンペーパーと同じく紙でできた素材で、水分を吸収しやすく、白いのでオシッコの色や、出血などの異常に気づきやすいです。

ペーパーチップは夏場の湿気対策にも良いですし、それでいて保温性が高いので冬場の床材にも向いています。

さまざまな素材のデメリットを考えると、結果的に紙製が一番最適ですが、少々割高なのが難点です。

床材3選

ハムスターの床材を見てみると、本当にたくさんの種類のものが販売されていて、どれがいいのか悩んでしまいます。

そこでわたしがする床材3つを、販売されている商品の中からご紹介します。よければ参考にしてみてください。
商品名価額素材特徴
マルカン 牧草物語 ハーブ入 Amazon価格:¥625(900g) チモシー牧草ノミの嫌いなハーブ入り
ミニマルランド やさしいペーパーマット 小動物用 Amazon価格:¥804(550g)バージンパルプデリケートな肌にやさしいマット
ミニマルランド ふわふわベッド Amazon価格:¥399(12L)モミ材優しい天然モミ材、粉ホコリを取り除いた床敷材

キッチンペーパー以外で安全な床材1:マルカン 牧草物語 ハーブ入

アメリカ産チモシー種の1番刈りを、短くカットしたハムスターの床材です。ハーブ入りのためノミ・ダニを防止します。

牧草の長さは全体的に5センチ程度ですが、時期によって多少ばらつきがあります。ものによっては牧草カスや粉が目立つ場合があります。

食べられるので、うさぎなどの副食としてあげている方も多いです。ハムスターも個体によっては食べる子がいます。

さらっとしているので、夏場涼し気で良いです。350g、900g、2kgの袋で売られており、とてもいい香りがするので消臭の効果も期待できます。
次のページ:ハムスターの敷材にキッチンペーパーを使っても安全

初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related