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ペットにオススメのハムスターの種類は?飼育のポイントも解説

更新日:2024年08月16日

ペットにオススメされるハムスターですが、その種類について知っていますか?この記事ではペットにオススメのハムスターや飼うために必要なアイテムについて紹介しています。ペットショップでお気に入りのハムスターを見つけたら、この記事を参考にして飼ってみましょう。

ペットにオススメのハムスターの種類は?飼育のポイントも解説

知っておきたいハムスターを飼育する際のポイント

ハムスターは体が小さくて可愛らしいため子供から大人まで幅広い年代に好まれるペットですが、基本的に臆病でデリケートな生き物です。

寿命は長くても3年ほどなので、少しでも長生きして快適に過ごしてもらうためには飼い方の基本を知っておく必要があります。

ここでは、ハムスターを飼うにあたって知っておくべき重要なポイントについて丸ごとお伝えします。可愛いハムスターと楽しく過ごすための参考にしてください。

環境に慣れてもらうコツ

ハムスターは臆病で恐がりな生き物ですから、大きな音を立てたり、いきなり触られたりするとびっくりしてストレスを溜め込むことになり体調の悪化につながります。

飼い初めの頃は環境に慣れてもらうことが大事なので、警戒心を抱かせないように静かに見守るようにしましょう。餌やりやケージの掃除なども、まずやさしく声をかけてから行ってください。

徐々に飼い主の声やにおいを覚えてもらえば、ハムスターの警戒心が和らぎ、環境にも慣れて元気よく走り回るようになります。

ハムスターの一般的な主食はハムスター用ペレットです。雑食性なので何でも食べますが、副食として与えるのなら野菜や果物、種子などをオススメします。

1日の適量は体重の5~10%程度といわれているので、食べ過ぎには要注意です。とくに果物は高カロリーで水分が多いため与えすぎないようにしてください。ひまわりの種を喜びますが、高カロリーなので主食にはなりません。

ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク、チョコレート、ジャガイモの芽や皮などは中毒症状を引き起こす恐れがあるので与えてはいけません。

温度管理

体の小さなハムスターは温度管理にも気を配る必要があります。生きていく上で適切な温度は20~25°Cで、湿度は45~55%が目安です。ポイントとしては温度や湿度を一定に保ちます。

エアコンは温度調節が手軽にできるのでオススメですが、エアコンの風が直接ハムスターに当たらないようにしてください。

注意が必要なのは冬の寒い季節で、温度が5°C以下になると冬眠状態になることがあります。冬眠したまま死んでしまうこともあるので、温度管理には細心の気配りをしましょう。

掃除の頻度

ハムスターが快適に過ごせる住環境を保つには、トイレ砂、お水などは毎日あたらしい物に交換する必要があります。

トイレ砂は全部交換するのではなく、濡れた部分を捨てて乾いた部分を残すのがポイントです。残すことでハムスターはにおいでトイレの場所を覚えます。お水の交換は給水器やキャップにぬめりが残らないように洗ってください。

ハムスターは巣の中に餌を溜め込むので、食べ残しの餌と巣材は毎日交換します。床材は週に一度ぐらい交換し、月に一度はケージ全体の掃除と消毒が必要です。

トイレをしつけるコツ

ハムスターは決まった砂場でおしっこをする習性があります。トイレの場所をなかなか覚えられない場合は、おしっこがついた床材などをトイレの場所に置くことで躾けることができます。

トイレの場所は寝床から離れた場所がオススメで、トイレケースとトイレ砂を一緒に用意してください。

うんちはほぼ無臭ですが、ハムスターはあちこちでします。うんちの場合は気付いたときにピンセットなどで取り除いて常に清潔にしておきましょう。

ストレスに注意する

ハムスターは臆病でデリケートな生き物なのでストレスには注意が必要です。また縄張り意識が強いので1つのケージに1匹が原則で、複数で飼うとケンカになってストレスの原因になります。

その他にストレスの原因となるのは、気温の変化、音、光や明るさ、においなどです。適切な気温を保ってあげないと体内の機能が低下してストレスにつながります。

音にも敏感で、常に安全な音と危険な音を判断しているほどなので、大きな音を立てないようにしましょう。

顔や体の掃除をしたり、砂浴びをしたり、体を低くするときはストレスを感じています。また逃げる、隠れる、鳴く、おしっこをもらすなどもストレスが原因です。

仕草の意味

ハムスターは色々な仕草をするので可愛いのですが、それらの仕草には意味があります。とくに健康に関わる仕草をチェックして、早めに対策するようにしましょう。

健康面での仕草は、異様に走り回ったり、動きが鈍くなったり、長い時間寝るようになったら要チェックです。

耳を立てて鼻をヒクヒクさせ、後ろ足でピンと立つ仕草は可愛いですが、目・鼻・耳のすべてを使って周囲の状況を確認しており、警戒感を抱いている仕草になります。

丸くなったり仰向けで寝ているときはリラックスしており、ケージの金網を囓るのは歯の長さを調整しているか、外へ出たがっていたり餌を欲しがっている仕草です。

かかりやすい病気

ハムスターはあまり鳴きませんが、キューキューと鳴き続けるときは体調を崩して肺炎や呼吸器の病気にかかっていることが多いです。また急に噛むなど攻撃的になったときは、体のどこかが骨折して痛い場合があります。

ハムスターがかかりやすい病気は皮膚病で、脱毛・痒み・赤い発疹・フケ・かさぶたなどの症状がでます。目やにや涙が大量に出て目が開かなくなったりすると結膜炎の可能性が高いです。

また麦粒腫というものもらいができることがあり、まつげの根元が細菌に感染すると発症します。
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初回公開日:2022年12月07日

記載されている内容は2022年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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