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初心者でも簡単!タランチュラの飼育方法|餌/セット/環境

更新日:2024年02月04日

タランチュラといえば、超危険な毒グモじゃないの!?と思っている人も多いですが、実はタランチュラの毒性は弱く、初心者でも簡単に飼育できる動物なんです。タランチュラの飼育方法や注意したい点をご紹介します。気になっているけど怖いと思っている人でも、安心です。

初心者でも簡単!タランチュラの飼育方法|餌/セット/環境
タランチュラを適切な温度で飼育しないと餌を食べなくなるか、すぐに死んでしまいます。プラケースに簡単に設置できる温湿計があるので、必ず用意しましょう。

タランチュラの飼育の環境

温度調節

タランチュラにとって適切な温度は26~28℃です。夏は特に心配はありませんが、日本の冬はタランチュラにとって寒すぎます。そして、適した温度でないと簡単に死んでしまいます。そのため、ペット用のヒーターは必ず用意しましょう。タランチュラに限らず、どのペットにとっても日本の冬は寒いので、持っていると便利です。

種類によっては湿気が必要

すべてのタランチュラに湿気が必要なわけではありませんが、種類によってはもともとの生息地の湿気が強いものもいます。湿気が必要な種類を飼う場合、定期的に霧吹きで土を濡らす必要があります。タランチュラに直接吹きかけると嫌がるため、空いているスペースに吹きかけるようにしましょう。

タランチュラの飼育用ケース

タランチュラを飼育するためのケースは、昆虫飼育用のケースで大丈夫です。体長の3倍の大きさがあるものを選びましょう。タランチュラが脱走しないように、必ずしっかりとした蓋がついていることが必要です。

水槽で飼育する場合は、蓋を固定させる工夫をしてください。魚を買う状態で蓋がいつでも開けられるようにしておくと、脱走してしまいます。

タランチュラを繁殖させる飼育方法

タランチュラを飼育するのに慣れてきたら、自分で育てたくなってきます。しかし、タランチュラの繁殖はとても難しいです。こちらでご紹介するやり方を参考にするだけでなく、タランチュラを購入したお店の人に相談しながらじっくりと見守りましょう。

いきなり一緒にせずタイミングを待とう

タランチュラを繁殖させたい場合、オスとメスの2匹を用意する必要がありますが、ただ2匹を一緒にするだけではメスにとって格好の餌が入ってきただけになってしまいます。メスが巣を作り始めるまで待ちましょう。

タランチュラはメスが作った巣にオスが体液をつけることで交尾が始まります。そして、交尾が終わったらすぐに2匹を分ける必要があります。交尾が終わった後のクモのメスは、オスを食べる習性があるからです。

卵を抱えているメスは神経質

無事に交尾を終えると、体内の嚢と呼ばれる部位に卵を産み、お腹が大きく膨らみます。クモはどこかに卵を産み付けるのではなく、子どもが生まれるまで自分で卵を抱えて生活します。この時、メスには飲み水を補充するだけで大丈夫です。なぜなら、神経質になっているメスに刺激を与えると、卵を食べてしまうからです。

2ヶ月ほどで卵から子供が生まれます。この時にすぐ子どもを引き離し、飼育しましょう。タランチュラは1回に100匹~1000匹ほど増えます。

カッコよく飼いやすいペット

タランチュラはその大きな体から、人にはとても扱えない危険なクモであると誤解されていますが、実は初心者でも飼育しやすい動物です。飼育ケースや土を用意するのは昆虫を飼育するのと同じ要領ですし、温度調節や脱走しないように注意することはどのペットでも必要です。タランチュラだからといって何か特別なことをする必要はありません。

また、タランチュラは色合いや足の長さがとてもカッコいい虫です。長く生きるペットでもあるので、カッコいい相棒として飼育してみるのも良いでしょう。

初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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